救いのない二段オチ [「タカシ」] 姉妹 (失楽天 2025.01)

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copyright 2024 ワニマガジン 「タカシ」

タイトル姉妹
作者「タカシ」
掲載誌失楽天 2025.01
ページ数36
ヒロイン心寧/清華
竿役倉田ほか
発射数18
公式タグしつけ / アナル / フェラ / パイパン / ポニーテール / ニーハイ・ニーソ / SM / 中出し / 乱交 / 処女 / 制服 / 妹 / 姉 / お嬢様 / 学生 / 巨乳 / 撮影・配信 / ダーク系 / ハード系
修正白抜き修正

もう気が付けばクリスマス間近である。なかなかに時間がとれていなくて申し訳ない。本日は失楽天から、「タカシ」先生の作品をご紹介する。本作はかなり胸糞度が高いためバッドエンドがお好みでない方はスキップをおすすめしておく。このまま結末まで書いていくので楽しみたい方は先に本編を読んでいただければ幸いだ。

36ページ24タグ

本作のオススメポイントは悲惨さだけでなく、36ページのボリュームとkomiflo属性タグの多さである。タグは後から変動することもあるのだが、現時点で納得の24タグがついている。本稿後半で本当に24タグついているか検証もしてみたい。まず本作のあらすじを説明したい。

あらすじ

冒頭、ヒロインの心寧(ここね)の家に清華(せいか)という娘が「お父様」に連れられてやって来る。「お父様」は心寧を労いつつ清華を妹分として仲良くしてほしいと語りかけ、二人は血縁がないながらも仲の良い姉妹として何不自由ない生活をしていた。ある運命の日、清華は運転手の倉田とともに下校中の心寧を迎えに上がる。高級車の後部座席でキャッキャウフフしている二人と、その股間をバックミラー越しに見つめる倉田。しかし二人は家路と別のルートに運ばれていることに気付く。人気のない山奥。二人は荒くれ男どもに銃を向けられ、スマホを置いたまま別の車に乗り換えろと命令される。そしてさらに人里離れた夜の廃工場に連れ込まれる。そこに居た倉田と4人の男は清華にナイフを向けて乱暴しようとする。止めようとする心寧もまた妹を人質に取られ、泣く泣く男どもに身体を蹂躙される。今まで自分たちの面倒を見てくれていた倉田にすがり着くも、倉田は冷ややかに自分たちの計画を話す。冒頭に出てきた「お父様」の本当の顔は、若い女を拉致して性奴隷として売り飛ばすブローカーだった。銃器の取引もだ。倉田のほか4人もまた「お父様」に騙され、知らぬ間に犯罪の片棒を担がされていた。逃げた者はすべて「お父様」の手によって処分される。倉田はこの状況を打破すべく、「お父様」を社会的に追い詰めるための策を練った。同僚と共謀して、普段から寵愛されている二人の凌辱シーンを「撒き餌」として動画投稿し世間の注目を集め、「お父様」を社会的に制裁するという作戦だった。本作で語られてはいないが、これは一方で拉致られた少女たちへの贖罪でもあり、共犯者たちへの処女の破瓜による血判状、そして単なる八つ当たりでもあった。二人は5人がかりで徹底的に凌辱され、その姿を撮影されていた。25ページ、そして未だ倉田のいうことが理解できない二人は、「お父様」に救出されたところで目が覚める。既に倉田ほかの男どもは居らず、二人は事件の被害者として保護され屋敷に戻された。しかし、特に年少の清華の心の傷は深く、「お父様」の紹介で医者のカウンセリングを受けることになった。医者は男性の接触を嫌がる清華の肩に優しく触れ、そして小さな胸を鷲掴みにした。医者は呆然とする清華の生乳を揉みながらチンコを扱いていた。そこに現れた男2人にまたしても身体を蹂躙される。悲鳴を上げようとする心寧の口をふさいだのは他ならぬ「お父様」だった。「お父様」は言った。「逃げちゃだめだよ そこら辺の娘と違って君たちはちゃんと育てた高級品なんだから」。心寧が二人の男に突っ込まれている間に、医者もまた清華を組み伏せて首絞めセックスに興じていた。「何があっても問題ない。医者も器具も薬も何でもある」という言葉ののち、場面が変わる。「お父様」は部下から、倉田が全て吐いたこと、彼らは悪事の真相を知らなかったこと、そして処分した報告を受けた。二人が「タヌキ親父に買い叩かれた」と愚痴る傍らで、次の高級品である何も知らない結菜に優しい言葉をかけるところでオチとなる。

全タグ解説

逆転なし、救いのない二段オチである。今月の失楽天は「オールでヤリっぱなし」特集号であり、巻頭の東出イロドリ先生「このあとめっっちゃめちゃにえっちするふたり」は本当に最初から最後まで本気のエロシーンのみという異色作だ。本作も凄惨ながらも濃厚なエロシーンの二本立てで、射精数はトータル18発と計測している。さて、では本作の豪華24タグを順次確認していこう。

  • しつけ: 本タグはいわゆる「わからせ」の意味で、ヒロイン側が竿役に服従する形の時に使われる。対義語は「女性上位」だ。もちろん本作はヒロインはやられっぱなしである。
  • アナル: 本作前半では4人居るもののやたら口に突っ込みたがるのだが、35ページにアナルビーズが出てくる。
  • フェラ: 倉田含めみんな大好きらしい。
  • パイパン: もちろんヒロイン側を指しているが、本作は男も毛が薄めである。
  • ポニーテール: 全編通して清華ちゃんの髪型。若干サイドテール気味。
  • ニーハイ・ニーソ: これは後半の清華ちゃんである。
  • SM: 全編通して暴力的だが、33ページ以降の描写だろう
  • 中出し: コンドームは一切登場していない。ちなみに「ぶっかけ・顔射」タグはあるのだがついていない。
  • 乱交: 前半は7P、後半は5Pである。「お父様」は商品に手を出さない主義のようだ。
  • 処女: 二人共なはずである。
  • 制服: 心寧は下校中なので間違いない。清華の服もそれっぽいが不明。
  • : 清華
  • : 心寧 血縁関係がない場合は「お姉さん」タグもあるのだが、本作は姉妹扱い。
  • お嬢様: 高級品には必要
  • 学生: 年齢は一切不明
  • 巨乳: 心寧 ほとんどの作品に付くタグだが心寧さんのは間違いない
  • 撮影・配信: 最近できたタグ。同意なき撮影はいまや刑法犯だぞ!
  • ダーク系: 性暴力や犯罪に類する行為を伴う場合に付く、まれにホラー系も
  • ハード系: 乱暴めのプレイにつく、まれにホラー系も
  • ミニ系・小柄: 本当に小柄なケースもあるが、原則「ロリ」の代替語
  • 背徳・インモラル: 反倫理的な関係の場合に付く、「NTR」「不倫・浮気」は別タグ
  • 複数: 複数プレイで乱交に至っていない場合 乱交している場合にも被り気味なタグ
  • 貧乳・微乳: 「ミニ系・小柄」より判定が厳しめ 清華ちゃんは間違いない微乳
  • 金髪・茶髪: 心寧 黒ベタ塗り以外のヒロインにつきがちなタグ

途中に触れたが、「ぶっかけ・顔射」は32ページでやられているのだがタグがない。冒頭少しだけ見せた清華さんの「ツンデレ」も、12ページで攫われている「ギャル」も特に触れていない。「逆転なし」は竿役がやられっぱなしの時につくため本作は対象外。「複数」「乱交」そして「ハーレム」は元々範囲が重なっており整理が必要かもしれない。本作は「タカシ」先生らしいハードな作品だった。年末年始に少々荒み気味の方におすすめできるかもしれない。

「タカシ」先生の作品はこちら!!

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