copyright 2024 コアマガジン おなぱん
タイトル | 美容師音琴のサービス |
作者 | おなぱん |
掲載誌 | HOTMILK 2024.12 |
ページ数 | 36 |
ヒロイン | 音琴 |
竿役 | 米澄 |
発射数 | 4 |
公式タグ | フェラ / パイパン / ニーハイ・ニーソ / 中出し / 女性上位 / お姉さん / 巨乳 / 手コキ / 温泉・お風呂 / 逆転なし |
修正 | モザイク修正 |
本日はHOTMILKから、おなぱん先生の作品をご紹介したい。本作ヒロインもいつも通りムッツリ系で押しの強いおなぱんガールズだが、本作は竿役のクセも強めである。なお本稿では恐怖症について触れるが、リンク先に恐怖症を呼び起こすブラクラ的な画像は含まれてない。恐怖症は人それぞれなので絶対大丈夫とは言い切らないが当ブログ内リンクかテキストサイトのみなのでご安心を。
みそふぉびあ
本作のテーマは「潔癖症」だ。竿役の米澄は美容院のドアノブを握るのにも強い抵抗を感じる重度の潔癖に悩んでいるのだが、同時に若い性欲を満たすべく日夜マッチングアプリに励んでいた。潔癖症(Mysophobia)は「恐怖症」の一つに分類される精神障害である。恐怖症として知られるものには様々な対象があるのだが、「実際には思うほど恐くない」というのが必要条件である。誰しも巨大なモノに突然遭遇すれば本能的な恐怖心を抱くものだが、対象物が山や立像など安全なものと認識できた後も一貫して強い恐怖を持ち行動に支障が出るなら「巨大物恐怖症」である。2020年に端を発したコロナ禍によりマスクや消毒液が日常化し、かつてなら潔癖と呼ばれるような状態が続いた。これは完全に根拠の無いものではないので潔癖症とは言い切れないが、結果として潔癖症を発症、悪化させた方も増えたと聞く。結局のところ医療現場並みの清潔を求めるには相応の道具立てとコストが必要で、大なり小なり世界は不潔物と病原体に満ちている。衛生観念はどこまでも程度の問題であり、生きていくためには割り切りが必要だ。そして潔癖という概念は医学的な清潔さとも大きく異なる。我々が無菌であっても昆虫食に抵抗を示すように、イスラム教徒にとって豚肉は常に不潔な存在である。「ケガレ」の概念も同様だ。恐怖症には比較的避けやすいものもあるが、潔癖症は終わりなき日常との戦いであり、強迫神経症など別の精神疾患のトリガーともなりうる厄介な存在だ。特効薬は無く、他の恐怖症と同じく認知行動療法など「理解する」「慣らす」ことで地道に対処するしかないのが実情だ。
ひとり談合マッチング
本作の竿役米澄くんがその潔癖症の持ち主である。行きつけの美容院「hair cut napano」(onapanのアナグラム)のドアを握るだけでも手が震えるほどだ。なら美容院など行けるのだろうかとも思うが、身だしなみにコストを惜しまないのもまた彼の潔癖性なのかもしれない。また彼の担当であるヒロインの音琴(ねこと)さんの賜物でもあるのだろう。直接カミングアウトはしていないのだが、音琴さんは米澄の潔癖症にうすうす気づいており、その上で乳を顔に押し付けて嫌がるさまを見るというおなぱんガールズらしい良い趣味をお持ちである。音琴さんは担当客であるこの潔癖人間に大変な興味をいだいていた。自らマチアプ上で米澄を見つけコンタクトを取りデートに漕ぎ着ける。グイグイ押す音琴。ついに下着姿まで晒した。少々怯む米澄だが身体は正直で受けて立つ、と同時に彼は正直にも潔癖症に関しての事情も告白する。1週間後、デート前の身だしなみルーティンとして美容院を訪れる。今回もちろん音琴は全てを知っていた。自分とのデートを楽しみにしてくれている米澄に対して、美容師である自分がその相手だとネタバラシをする。美容院の衝立の影で、事前に晒した黒のセクシー下着と、その下のおっぱいを見せつけたのだ。生乳を目の前で拭いてキレイにした上で、今日は直に顔に押し付けた。そして手袋をつけた状態で米澄の左乳首をコリコリする。彼がフルボッキしたところで外から声がかかり一旦おあずけとなった。目をタオルで覆われ、次のカットはホテルのシャワールームだった。
ゴムを飛び越えて
上述の通り、世界は不衛生に満ちている。その中でも「食事」と「セックス」は最も不衛生な行為と言ってよい。食物の大半は切り刻まれた死体であり、人間にとって消化の良いものは総じて病原体の温床になりうる。解析的に要素分解すればするほど「食えたものではない」となるので、衛生操作はあまり突き詰めない方が良いというものだ。セックスに至るABCはつまるところ粘膜接触であり、米澄が言う通り「手洗いもうがいもしていないのに平気で」するシチュエーションもあるものだ。女性がいうところの「清潔感」も、決して清潔と言い難い泌尿器を体内に入れられる側としては求めて良いものだろう。本作では敢えて、米澄の潔癖症に合わせたプレイが進められる。シャワールームで全身を洗浄したであろう彼は、着衣のままの音琴の、手袋をつけたままの手コキを受け入れていた。米澄の性癖は充足されつつも、「なぜそこまでしてくれるんですか?」という当然の疑問を音琴にぶつける。おなぱん先生の作品にありがちな問答の模範解答通り、音琴さんはこのシチュを存分に楽しんでいると答えた。初であろう女性の性行為により米澄は、音琴さんの手袋に射精する。18ページ、このような使い捨ての医療用手袋は不潔部分に触れないよう裏返して捨てる。透明な手袋の指先に溜まった精液をコンドームのように魅せる本作の圧巻シーンである。そのまま音琴は本物のコンドームを口にし、米澄の身体に直接触れること無くセックスに持ち込んだ。新しい手袋とストッキング以外を脱ぎ捨て、実際に可能かどうかはともかく、コンドーム越しの性器のみが触れ合うセックス。このシチュの元凶である米澄と受け入れた音琴とで作り上げられた儀式に高揚感を隠せない。キスという粘膜接触を求める音琴、ギリギリで交わす米澄。触れ合うこと無くまたしても射精に導かれた。26ページ、良い子は射精後すみやかにコンドームを交換するべきなのだが、米澄は「抜かずの2発目」を求めた。一方でコンドームの破れに気がついた音琴は黙ってそれを外したうえで挿入を受け入れた。この流れは推測なのだが、結果として米澄だけが気づかないままの生挿入が成立してしまった。暴露療法ともいえる荒療治の結果、米澄の愛欲は潔癖症に打ち勝ち、巨乳を揉んで自ら口に含んだ。「中に出しますよッ いいんすよねッ」という米澄の言葉に返事は無かったが、彼はそのまま中に出した。音琴もまた許可なく米澄の唇に吸い付いた。手袋を取り、身体を、素手を、舌を深く絡ませながらの三回戦。ようやく彼女も満足できる会心の一発だった。事後ふたたび潔癖症状をみせる米澄を咎め立てせず、くっつきたくてウズウズする可愛い彼女の姿を見て、この人となら潔癖を克服できかもという希望を見出したところでオチとなる。希望に満ちたほっこりする良い話だった。ページ数36と多めで実用性も十分なので怖がらずぜひ直に手にとっていただきたい。
あらすじ
米澄はマッチングアプリで出会いに漕ぎ着けるも一線を超えられないでいた。その事をデート前に立ち寄る行きつけの美容院で、美容師の音琴に相談する。音琴は米澄の潔癖症に気づいており、密かにマチアプ経由での接触に成功する。デートの相手に気づいていない米澄は普段通り美容院を訪れる。音琴は突如おっぱいを見せつけ、大胆にボディタッチを始めた。
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