きもちく酒飲んでもろて [さんじゅうろう] お酒、飲めますか? (快楽天 2024.02)

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copyright 2023 ワニマガジン さんじゅうろう

タイトル お酒、飲めますか?
作者 さんじゅうろう
掲載誌 快楽天 2024.02
ページ数 32
ヒロイン 浜辺(ルナ)
竿役 夏木
発射数 1
公式タグ JD / 中出し / 先輩・上司 / お姉さん / 巨乳 / 淫乱 / 羞恥 / 金髪・茶髪 / 陰毛
修正 白抜き修正
当ブログでは極力掲載誌のバラつきをなくすべく幅広くレビューしたいという思惑がある。今回ご紹介したいさんじゅうろう先生の本作は快楽天2月号の掲載で、本稿を含めて既に4作レビューしている。自分の中では偏り具合がエグいと思っているのだが、本作がkomifloいいねランキングで1位を奪取したことについて触れずにはいられない。お酒でも飲みながらお付き合いいただきたい。

抜いた!!

komifloで常時表示されているランキングは、原則として掲載から1か月以内の読者評価に基づいて決まっている。私もはっきりした事は分からないのだが、単純にいいね数だけではなく閲覧数やコメント数なども評価対象になっているのかもしれない。確実なのは次号公開(もしくは1か月後)の直前になるとランキングから消えることだけだ。快楽天2月号が公開されたのは昨年末なのだが、年末年始にかけて1位をキープしていたのはもず先生「すてっぷあっぷ 」(BEAST 2024.01)だった。しかし1月4日の時点でホムンクルス先生「Pure white」が3位に入り、本作「お酒、飲めますか?」は4位だった。そして1月6日に「Pure white」が2位に浮上し、1月7日に本作が3位に浮上した。1月11日にBEAST1月号が期間満了になり「すてっぷあっぷ」がランキングから消え、1位「Pure white」2位「お酒、飲めますか?」の順位となった。このように、掲載誌の違う作品の順位は掲載期間の違いから大きく変動しがちである。しかし私が観察してきた限りで、同一誌内での順位はランキング初出の時点から変動することが少なく、特に人気が抜けている上位の作品はいちど上がりきってしまうと順位変わらず期間満了まで残ることがほとんどだ。掲載から3週間という1月17日時点で本作が1位を奪取するというのは快挙であるといってよい。

初動とジワ売れ

もう少し説明したい。私も含めホムンクルス先生の掲載作は今月号のカバーガールでもあり、扉絵から非常に強いオーラを放っていた。しかしレビューさせて頂いた時にも書いたが、ストーリー展開としては地味である。ページ数が比較的短い(20ページ)こともあるが、白銀のあという絶品素材の良さを純粋無垢なまま提供した作品といえる。対して本作の浜辺ルナ、併せて現在ランキング3位の快楽天巻頭の松河先生「本番は届いたあとで♡」Wヒロインの展開はかなりアグレッシブで、先の展開が知りたい読者に向けた「焦らし」が利いている。とりわけ本作はヒロイン目線で性欲と羞恥心が入り乱れて暴発寸前という、男性が直感的に理解しやすい構図なのが非常に良い。竿役も基本いいやつであり、美少女ヒロインへの没入感を保ったままヒロインとともに高まっていける。実用的にも精神的にも満足度が非常に高い。無論さんじゅうろう先生のヒロインのビジュアルも折り紙付きだ。結果として読者の頭へのこびりつき具合、それによるリピート率の高さが、毎回好発進を決めて初動で押し切るホムンクルス先生を「ヌいて」本作が頂点に上り詰める原動力となったのだろう。

…誰? じゃねーわ!

作品の解説に戻る。さんじゅうろう先生の作品は概ねヒロイン目線で描かれるのだが、本作のヒロインはその中でもクセ強めである。苗字は浜辺で、友達からはルナと呼ばれている。××大学商(学部)という看板が見えるのでそこの大学生だと思われる。行きずりの男にもルナちゃんと呼ばれているので本名そのままではないと信じたいが、以降ルナと呼称する。「性欲が強い」「でも素面でエロいことをするのは恥ずかしい」「なので酒飲んで記憶飛ばしながら行きずりの男とセックスする」というとんでもない三段論法を実践して後悔も無いらしい。何より「自分の家へ上げている」という点が恐ろしい。以前ご紹介したさすらいの求道者、池ノ上エレナさんでさえ身バレには気を付けていらっしゃる。ルナさんサイドは行きずりでも、一度家まで連れてきてこれだけの上玉と最後までヤッてしまったら、男はそれなりに再戦希望というかストーカー化不可避だと心配でならない。結論としては意外とセックスは淡泊なのか、前後のケアが面倒くさいのか、一見の男性には抱えきれないナニカがあるのかもしれない。ご学友のメガネ女子さんも唖然として「せめて知ってる男にしとけ」というごもっともな忠告を与える。

夏木やさしーね すき

この流れで夏木という男が通りかかりルナに声をかけられる。分かりやすい竿役ご登場なのだがルナさんにはその意思が無い。ダベろうとしたルナに対して、夏木は高田先生からの「遅れてる課題は5月末まで」という浜辺さんへの最後通告を伝える。ルナさんは根は真面目なキャラらしく、慌てて忘れてた課題に向けてキーボードを叩き出す。夏木くんが元々どれくらい因縁があるキャラなのかは深く書かれていないが、見かねたのか課題を手伝う。月日が過ぎゆき、月末ギリギリで課題提出のめどが立つ。安堵した束の間、ルナさんの身体の芯がうずく。彼女の中では「酒を飲みに行く」という行為性欲開放が結びついており、その事を考えただけで、飲む前からもう火照り始めている。課題を提出し、盛り場へ向かおうとしたとき、友達の忠告が頭をよぎる。そして間髪容れず、夏木くんにエンカウント。ルナさんの中でいやがおうにも全てのパーツがガッチリはまってしまった。「お酒飲めるならお礼したいので付き合って」という、傍から見れば特段エロくない社交辞令にルナひとり心臓を高ぶらせ頬を染め汗をかいているのだった。

もう爆発しそうなの

次のコマ、自宅の布団で目を覚ますルナ。ヤッたのか? 服着てる? ヤッてない? 混乱している傍らで夏木くんがスマホを見て待っていた。夏木くんから聞いたところによると、飲み屋でグテグテになりかけたルナを見て途中からノンアルコールに切り替え、部屋まで連れてきて介抱した後もエロいことの一つもせずベッドサイドで一時間待っていたというのだ。しかも部屋に帰ってきたルナさんはルーチン通りセックスしたさアピールをしたにもかかわらず、である。これは夏木くんの聖人紳士ぶりのエピではきっと無い。おそらく夏木くんはルナの普段の行状を知っていて、彼女の退路を断つ方法を考えたのだ。酒の上での過ちという形でゆきずりの男とエッチすることでルナは自分の身体と心を直視することを避けていた。夏木は酒を遠ざけ、わざわざほろ酔いを醒まさせた上で、シラフでは誘うことすら怖い自分と対面させたのだ。18ページ、彼は少々強引な形でそれを迫った。そして恥ずかしさで一杯のルナもまたそれに応じたのだ。

きもちく酒飲んでもろて

ルナは正常位では顔を隠し、側臥位へと移って目線を合わさないようにする。羞恥と性感の狭間で。27ページ、まだ顔を合わせない。でも少しずつセックスに対するコミュニケーションをとっていく二人。29ページ、夏木の上にまたがったルナは薄目で彼を見下ろす「見んといてもろて…」恥ずかしさでまた顔を逸らし倒れ込む。ゴムの用意がなく外出しの約束をしていた夏木は、慌ててルナの顔を抱えて目を合わせる。完全に目が合った二人は抜く間もなく絶頂を迎えた。セックスの寄せからこの駆け引きと絡み合い、事後に至るまで非常にテンポが良い。竿役が悪目立ちせず、あくまでヒロイン目線の羞恥心を強調することで、それを上回る性欲を魅せつけるメリハリも素晴らしい。2023年下半期いいねランキングの最終ノミネート作品(おそらく快楽天本号までが2023年分)としてかなり期待できるのではないだろうか。

あらすじ

浜辺ルナは酒を飲んだあと家に知らない男を連れ込んでHするという悪癖があった。知った顔とシラフでセックスの誘いをするなど恥ずかしくて考えられないとの事だ。同級生の夏木に課題提出期限について教えられたルナは飲み会返上で必死にレポートを書き上げる。やっと提出したルナの性欲はもう限界だった。そこに現れた夏木。羞恥心を抑え込んで彼をお酒飲みに誘った。

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