あゆみちゃん物語 [くっきおーれ] 残暑 (COMIC BAVEL 2025.12)

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copyright 2025 文苑堂 くっきおーれ

タイトル残暑
作者くっきおーれ
掲載誌COMIC BAVEL 2025.12
ページ数24
ヒロイン歩美
竿役
発射数1
公式タグおもちゃ / パイパン / 中出し / 処女 / 学生 / 巨乳 / 恋愛
修正白抜き修正

本日はBAVELから、くっきおーれ先生の作品をご紹介したい。

あゆみちゃん物語

本作ヒロインの歩美ちゃんにはお世話になった。くっきおーれ先生が上げたラフ(おそらく扉絵)の時点で大変癒やされた。本作竿役も詳しくは分からないが激務だったらしい。彼は最後まで名前を呼ばれないので以下「俺」と呼称する。俺くんは大学生で、何らかの仕事と学業で忙しい夏を送っていた。大学生の後期は通常10月から始まる。まあ最近は初秋というよりは晩夏と言えるほどまだ9月末は残暑厳しい。俺くんの言う文系男子が皆ヒマ大生というわけではなかろうが、実験などに時間を吸われる理工系よりはフレキシブルなのだろう。前期頑張った彼は比較的余裕のある後期のキャンパスライフに向けて英気を養おうとしていた。伴侶はエロゲだ。俺くんの持つスマホはそんなにレトロでは無さそうだが、彼は分厚めのパッケージエロゲを光学ディスクで起動させる少々古風な趣味をお持ちだった。我々komifloの民でさえもエロ漫画初体験が電子版という方はまだ少数派だと思う。18と書かれた丸いホログラムシールと、若干処分に困るデカ目のパッケージに覚えはある。そして独り暮らし期間の兼ね合いもあり「本格的なしゃべるエロゲ」はほぼ嗜んだことが無い。スマホで少々えっちいのを触った程度である。なので詳しいことは存じ上げないが、映像作品はDVDがブルーレイになったときでも少しコンパクトになったのに対して、販促か防犯上の理由か、エロゲパッケージは内容量に関わらず今でもデカいものはデカい

ねっちゅーしょう

エロゲをディスクトレイに載せたところで歩美ちゃんのアポなし訪問を受ける。ネタバレというほどでもないが本作もまた竿役にとって据え膳展開である。ヒロイン自身もそう言っている。にもかかわらず俺くんはエロゲを隠す律儀さがある。ここで回想が入り、歩美ちゃんとの出逢いもまた夏の日であったと明かされる。マンションの入り口でへたり込む当時セーラー美少女だった歩美を拾った俺くんは水を飲ませ介抱した。彼女は稼げているタイプの母子家庭に育っており、キャリアに邁進する母に迷惑をかけまいと無理していたのが祟ったそうだ。俺くんはどうやったのか、その多忙な真央母とも娘を預けられるほどにまで信頼関係を構築したそうだ。親子揃ってこのタイプが好みなのか、エロゲの薫陶が良かったのか。そんな豊満かつ熱に弱い歩美との馴れ初めにもかかわらず、30度超えでもクーラーをつけないのが俺くんのポリシーだった。このポリシーは特に後で生きていない気がするので少々イジワルではある。さておき真央ちゃんは初見から驚くほどに胸元がユルい。しかもノーブラである。扇風機で涼む姿を後ろから覗くだけで先っちょが露わになっていた。ここまでの据え膳を前にしても理性的な対応を崩さない俺くんに対して、真央ちゃんのオフェンスが止まらない。

エロゲ竿役の擬人化

歩美ちゃんは誰に教わったでも無いだろうにエロゲをエロゲとして認識し、比較的新しい変わり種商品であるTENGA pocketをキチンとオナホと認識し、マッサージガンを性具として認識していた。そして俺くんに性的な目で見られていることも分かった上でノーブラ突撃したことも。極まる据え膳。汗で張り付いた服を脱いだ彼女の裸体にクギ付けになったこともバレる。くっきおーれガールズは基本性に一途だが蓮っ葉では無い。勇気が要ったろう裸体を愛でてやればいいものを、何を思ったか俺くんはTENGA pocketを裏返しにして穴責めを敢行する。14ページ、初手からかなりキツい攻めに対して真央ちゃんはさらに麦茶口移し飲みを要求する。ご乱行にご褒美、まさにご厚情を賜り御礼(以下略)である。18ページ、俺くんの思考を全文引用する。

…思えば 簡単に異性の部屋に上がってくることに 無防備すぎる姿をしていることに なぜ疑問を持たなかったのだろうか …….違う 知ってて……気づかないふりしてたんだ 歩美ちゃんの気持ちにも 俺自身の気持ちにも 嫌われたくなくて 人を言い訳に使って–

これに対して、歩美ちゃんは「もしかして今難しいこと考えてる?」と気遣う。否、全然難しいどころか男子中学生並みの思考だった。鈍感とか言う以前に、仮にも母子家庭の母親を攻略しておいてこの言い草である。しかも当然のように生中出しだ。事後、「やっちまった」という絶対アカンワードを口に出した俺に真央ちゃんが「もー大丈夫だって言ってるでしょ?」と返す。ちっとも大丈夫では無い。真央ちゃんは俺くんに彼氏としての「自覚と身だしなみ」を求めるのだが、あまりにもヒロインとしての包容力と握力が強すぎる。真央ちゃんのお父さんが見たら卒倒しかねない。ともあれ冒頭に述べたとおり本作のヒロインに私は大満足である。そして人生に二度とは無いであろう選択肢をモノにした俺くんの果断ぶりはやはりエロゲならではであろう。大いに見習いたい。

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