ごはんは? お風呂は? [朝峰テル] もらる☆くらいしす! (COMIC BAVEL 2024.03)

copyright 2023 文苑堂 朝峰テル

タイトルもらる☆くらいしす!
作者朝峰テル
掲載誌COMIC BAVEL 2024.03
ページ数24
ヒロイン栄山涼々香
竿役いっくん
発射数3
公式タグフェラ / パイパン / ツインテール / 中出し / カップル・夫婦 / 女性上位 / 巨乳 / 恋愛 / 淫乱
修正白抜き修正

 

快楽天2月号のレビューを書いていたらもう3月号が配信されてしまった。このままでは数々の名作が埋もれたままになってしまう。少し力が入り過ぎていたので、しばらく短めのレビューの量産体制に入りたい。具体的にはえーすけ先生「おかえり」をレビューにたどり着くまで、レビューすべきだと感じた作品を続々触れていきたい。今回は朝峰テル先生の巻頭作品をご紹介する。今号のBAVELは良く言えば粒ぞろい、悪く言えば横並びのkomifloいいね評価がついている。男性性欲には短期的には打ち止めがあるので、配信だとしても掲載前から順にいいね数が減衰しがちである。それでも正直私好み、komiflo読者好みの作品が今月は特に多いと思っている。ぜひ続けて目を通してみてほしい。本稿もその一助となれば幸いである。
 

ごはんは? お風呂は?

「ごはんにする? お風呂にする? それともぉ~あ♡た♡し?」一度は言ってみたかっというヒロインのフレーズから始まる。このフレーズを新婚三択というらしく、元ネタは志村けんと研ナオコのコントだとされている。「どれから先か」の優先順ならともかく三択にされるとアタシの選択率はかなり下がりそうなものだが。本作ではいっくんと栄山涼々香(えいやますずか)がドタバタしたあげく「髪の毛全部抜けろ!!」の恐い捨て台詞を吐いて帰宅してしまう。涼々香を跳ね除けたいっくんだが内心は十分焚き付けられており、エロいお隣さんのパンツを妄想しながらオナって寝ようとする。結局ごはんとお風呂がどうなったのか謎なのだが、涼々香さんの性格的にはちゃんと用意してあったのだろうし、いっくんもそこは堪能したのだろう。いっくんからこれに関するお礼は無いままなのは勿体無いと思った。
 

穴あきランジェリー講座

夜中の1時15分頃、布団で夢心地のいっくんのところに涼々香さんが夜這いを仕掛ける。合鍵を持っているのでそりゃ出来るのだろうが、隣の実家を抜けてくるのは度胸が要るだろう。親にバレたら大変だ。しかもこの後すぐに明かされるが、なかなか言い逃れ出来ないタイプの下着を身に着けての外出である。
参考に楽天市場でこのタイプのセクシーランジェリーを検索させて頂いた。こちらのお品物で色はレッドとブラックから、お値段2,728円とのことだ。エロ漫画ではおなじみの、下半身のワレメ部分に初めから切れ込みが入っているショーツのことは「股割れ」で検索するとすぐ出てくる。女性としてもパンツを脱ぐ行程はあまりお見せしたくないし、無理くりズラしてというのも汚れが気になる。何より貫通するような突起物が無いため、同じく穴が開いている男性用と違い普通に穿いている分にはさほど違和感が無いのだろう。問題はブラだ。こちらもエロ漫画やAVではよくある、乳首部分にスリットが入っているものなのだが、こちらはあまり支持が得られていないようだ。セクシーブラの多数派は「オープンバスト」で、下支えより上のパーツが紐しかない、全体が丸見えになっているものが多い。おそらく男性向けビキニパンツと同様で、突起部分は刺激に敏感なため、先っちょだけはガッチリホールドしたいというのが本音だろう。「穴ブラ」「穴あき」というワードで検索すると正解に近づけるが、先だけ露出するのは単純に痛いし、挟まるような構造もいただけない。さらに乳首の位置は乳房の形状から単純に決まるわけではないので、エロ漫画のようにピンポイントでぱっくり魅せる商品展開は相当難しいように思える。ついでに当たり前なのだが、下のようなセクシーランジェリーのモデルさんは当然下着の下に前張りを貼っている。でないとポルノになってしまう。商品を一覧から見比べる際に、下は前張りされている方が形状が良くわかる。対してブラの穴箇所はとても分かりづらい。購入の際には気を付けていただきたい。
 
穴あき

もらるは大切にね!

本作は初めて含めて3発ヤるのだが、最後までこのエロ下着を着たままである。お気に入りだったのだろう。当然のように中出しである。翌日は水族館デートだったらしいのだが、長袖ジャケットのいっくんに対して涼々香さんは私服も中々攻めている。その割に髪型は夜這いと変わらないのは時間が無かったからか。結果、涼々香さんの年齢だけが気になるのだが、今も昔もJKは婚姻年齢にカスっているので必ずしもアウトとは言えない。いっくんは明らかに独身に見え、肉親だろうが教え子だろうが最後までシてしまうエロ漫画世界観の中では品行方正の部類である。しかし一発ヤった次の日とはいえ、小さい子供も見ている水族館でホテルの話をし出すのはあまり褒められない。しいて言えばここが「もらるくらいしす」なのかもしれない。

あらすじ

社会人のいっくんは隣に住む栄山涼々香に勉強を教えたことがきっかけで、家庭教師として涼々香が家に居つくようになり、最近はエロい誘惑を仕掛けてくるようになった。いっくんは守るべき一線として誘いを躱していたが内心は発育した女の色香にくぎ付けだった。全然なびいてくれない涼々香は意を決して夜這いに踏み込み、寝ぼけていたいっくんも夢の中ならと涼々香を抱きしめてしまう。

 

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