「おし活」[ちょいぴろ] 彼氏が好きなだけだから (WEEKLY快楽天 2025 No.13) 追記あり

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copyright 2024 ワニマガジン ちょいぴろ

タイトル彼氏が好きなだけだから
作者ちょいぴろ
掲載誌WEEKLY快楽天 2025 No.13
ページ数18
ヒロイン侑希
竿役彼氏
発射数1
公式タグギャグ・コメディ / おもらし / 中出し / カップル・夫婦 / 学生 / 巨乳 / 恋愛 / 羞恥 / 陰毛
修正白抜き修正

本日はWeekly快楽天の大河シリーズ(液体的な意味で)、ちょいぴろ先生の完結作をご紹介したい。5話までは過去に紹介しているので、その続きである。

[2025/07/06追記]

シリーズ続行が決定!! 追記部分以外は旧最終話(9話)配信時の情報です。

[ちょいぴろ] ダラダラ寝ていただけなのに (WEEKLY快楽天 2024 No.15)

「おしがま」

前回冒頭で書いた通り、「だけなのに」シリーズを一言で語るのはとてもとても容易い。だからこそ余すことなく漏らさず解説したい。本シリーズはヒロインの侑希ちゃんが大学生の変態彼氏と、または一人でチャレンジする話である。7話「配信していた」でワードとして登場し、最終話でも注釈付きで出て来た「おしがま」、おしっこ我慢チャレンジだ。ちょいぴろ先生のコメントにもあるのだが、「おしがま」と言いながらどこかのタイミングで決壊して出た場合に、おしがまプレイとして「成功」なのか「失敗」なのかという哲学的命題がある。本シリーズ含めこのワードで検索をかけた限りでは、原則としては最終的に失禁つまり我慢失敗してこそ「おしがま」であるらしい。エロ漫画の枠内では我慢するものとして「射精」が第一だが、これには勃起という前駆現象がある。勃っているからこそ「我慢している」という前提が成り立つ。対して尿意というのは呼吸に近く、我慢そのものは苦痛であるものの客観的には表情以外に分かり辛い。つまり名優であれば「おしがましているフリ」は多分できる。だからこそ、最後には「本物である証明」としての失禁が求められるのかもしれない。

「だけなのに」シリーズ

少なくとも本シリーズは一度として侑希が我慢しきった事も無ければ、しかるべき場所で出した事も無い。加えて、本シリーズの半分は侑希に非が無い貰い事故である。3話「入院しちゃった」に至ってはガチの人身事故だ。いっぽう本シリーズには1話「財布を忘れた」と5話「ダラダラ寝ていた」を除いて「大学生の彼氏」という竿役が存在する。しかし名前はおろか、竿を出した事もなく、本シリーズにおける射精数は0が続いていた。ちなみに侑希もまた出す際に必ずしも下半身を露出しないため、本シリーズは過半数(1, 3, 4, 7, 8話)がエロ漫画的に無修正作品である。彼は自他ともに認める変態であり、彼女である侑希の失禁のことなら何でも良く、そのためには手段も選ばない。4話「リベンジしに来た」からは侑希自身も対抗意識を燃やし、6話「勝負に敗れた」、8話「彼氏を誘った」を含めた3作品は侑希が始めた物語でもある。もちろん侑希の全敗だ。本作の重要なターニングポイントは6話で、ここで侑希自身が度重なる失禁に性的興奮を感じていることを自覚させられる。言い換えると6話以降は侑希が「彼氏に漏らされる」事をエロ漫画ヒロインとして受け入れている。その前提に立つと、7話はkomifloタグ的に言う「寝取らせ」プレイであり、彼氏の存在に気付かぬまま侑希自身が自発的に「おしがま」をプレイとして見せつけた記念すべき「堕ちた」瞬間である。このまま尿道ビッチとして醜態を晒すかと思いきや、なんとここから物語は彼氏とのイチャラブハッピーエンドへと舵を切り、そのままゴールインしたのだった。

最終話解説

結局、8話「彼氏を誘った」で最後漏らしたのだが、15分耐えたのかどうかは定かではない。したがって侑希が勝ったから約束通りデェンジュニィーランドに来たのか、負けたのに彼氏の希望で来たのかは不明だ。そしてコメント欄では何故「しー」ではなくランドなのかとツッコまれている。なおこちらの入園料は変動制で最安だと1人7,900円から、園内ホテルもグレード様々だが7万円前後からとの事だ。侑希は初めからこれは「園内おしがまプレイ」だと警戒していたのだが、本シリーズで初めての「先にトイレ行っとく?」という想定外のワードが変態彼氏から漏れ出す。そして最初のアトラクション、フリーフォール的なアレに乗り込む。あまりの怖さに涙が漏れ出るも、そもそもタンクが空なので事なきを得た。次、打って変わって運河を手漕ぎ船で渡る。せせらぎから零れる水音に思わず股をかっ開いて失禁チェックをする侑希。もはや「おしがま」ではなく「おし活」である。そして8ページ、園内ホテルにて本シリーズ最初で最後の竿が登場だ。本作はここにきて王道のエロ漫画展開に突入する。ちょいぴろ先生はご承知の通り本シリーズ以外にエロ漫画を多数掲載されており、若干の尿漏れはあったりするものの実用性十分な作品を輩出されている。10ページにて念願の挿入シーン。ここからは侑希も一人のエロ漫画ヒロインとしてのパフォーマンスを魅せる。ここから14ページ上半分までが通常のエロ漫画である。14ページで本シリーズ唯一の「射精」および「中出し」が炸裂し、その様子が断面図で描写される。見るべきはチンコの下、少なくとも私は初めて見る「排出待ちの膀胱の断面図」がそこにある。膀胱の通常容量は大きくても600ml程度で、200mlを超えると尿意を感じ量が増えるほど強くなっていく。侑希は明らかに溜め過ぎである。そしてこの断面図をよく見ると、本来あるべき尿道の括約筋が見当たらない。これほどにユルい尿道で彼女はここまで我慢してきたのだと感心する。

引用: illustAC様

そして最後は結局、背面駅弁の形で抱えられた侑希が、鏡に向かってブチ撒けるというシーンでクライマックスとなる。なんだかんだ綺麗にオチた本作のラスゴマ、なんと「電子単行本化」という告知が入った。根強いファンが多く、小ページのギャグ枠でありながら度々ランキング入りする本シリーズだが、連載ページ数から単行本化は不可能ではと危惧されていた。ジャンルもジャンルだけに紙での発売は難しかったが、電子という形で発行されることは非常にめでたい。本作はとても拾いきれないほど数々の小ネタがちりばめてあるので、単行本化にあたりちょいぴろ先生に注釈を入れていただけると大変嬉しく思う。そして「これからもたまになら…」という侑希のセリフ通り、komifloに潤いを与えていただければ幸いだ。

あらすじ

5話までは前稿参照

「勝負に敗れただけなのに」(Weekly快楽天 2024 No.24)

彼氏とのトランプ勝負に負けた侑希は、罰ゲームとして雨の日の公園に一人、全裸に薄いレインコートという装備で目的地に向かって歩いていた。電話で指示を出す彼氏は、目的地のトイレまで「できるだけ我慢」するようにと指示を出していた。突如、リクという犬の散歩中の幼女に遭遇し慌ててベンチの裏に隠れる。ピンチの侑希は、「今ここで出せば終わり」「雨降ってるしわかんないって」という甘言に惑わされ、、

解説: ここまで原則「出したら終わり」だったのだが本編には事後があり、「新しい性癖に目覚めたかもしれません」というモノローグでオチとなる。エロ漫画としてのターニングポイント。

「配信していただけなのに」(Weekly快楽天 2024 No.32)

趣味の「ホラゲ実況」をしていた侑希。声を出すと喉が渇く。つい水分補給をしすぎた侑希の気配を察知した視聴者から「おしがま配信希望」というコメントが付く。全否定する侑希だが高額投げ銭に心が動き配信を続行する。飲んでいるペットボトルに出すという逃げ道も視聴者に先読みされ、限界を迎えた侑希はミュートすることもせず、、

ちょいぴろ先生のコメント
お読みいただいた皆様、ありがとうございます。
おしっこ我慢 – おしがま – をご存じの方もそうでない方も、お楽しみいただければ幸いです。
強者はペットシーツを敷いた上でジョバジョバしています。世界は広いですね。

解説: 配信中とはいえ侑希自らが能動的にトイレに「行けたのに」行かなかった話。飛んだ投げ銭はトータル88,000円也。彼女の配信越しの排尿音に陶酔していた彼氏がどのコメントをしていたかは不明。

「彼氏を誘っただけなのに」(Weekly快楽天 2024 No.47)

彼氏の部屋で普通に睦み事を始めようとする侑希。グレーのスポーティーな下着を見た彼氏は「今から15分以内に漏らしたら罰ゲーム」と挑んできた。侑希もまた「我慢出来たらデェンジュニィーランド」と応じる。バックハグの体勢で電マと指、そして悪魔の囁きで攻める彼氏に侑希は、、

解説: 彼氏の見立てでは「綿53%、レーヨン35%、ポリウレタン12%」の下着。これだとするとクロッチは綿100%だ。本シリーズで最初で最後の「To Be Continued」で締まる。

「彼氏が好きなだけだから」(Weekly快楽天 2025 No.13)

デェンジュニィーランドへ連れてこられた侑希。デートを楽しむも彼氏の「おしがま」作戦に注意を欠かさない。しかしホテルのベッドに入っても彼氏は仕掛けてこない。「今日は普通に楽しみたい」という彼氏とのセックスを受け入れた。しかし事後、「やっぱ見たくなっちゃった」というセリフとともに背面駅弁の形で侑希を抱え上げ、浴室の鏡に向けて思いのたけを解き放った!

[2025/07/06追記] 緊急速報 シリーズ続投のお知らせ (WEEKLY快楽天 2025 No.25)

一度はキュッと締まった本シリーズについて、weekly快楽天#25 (7月6日配信)にてタイトル通り、「シリーズ続投」が急遽告知された!! エロ漫画ではぐすたふ先生「レイカは華麗な僕のメイド」からの「女王」井雲くす先生「村又さんの秘密」からの「愛情」のように、好評シリーズが単行本の切れ目などの都合で改題して再出発することは少なくない。それをわざわざ告知、しかもちゃんとしたエロ漫画作品の形でというのは極めてレアだと思う。それほどまでに本シリーズの遺した水たまり波紋は大きいということだろう。なお当ブログではぼるしち先生「あげるからシリーズ」のように、タイトルの共通文字列を勝手にシリーズ名として呼称している。なので本シリーズも「だけなのにシリーズ」と呼称させて頂いているのだが、本作中でもシリーズ総称としてこの表現が使われていたのは大変嬉しい。

本作はヒロイン侑希さんの口から緊急速報ということで、謎のニュースキャスタースタイルの出で立ちとなっている。でも入りはお馴染み「どうも侑希です」である。ちなみに私の理解ではこの挨拶はあくまでモノローグであり、実際にセリフとして口に出したのは今回が初である。本作はまたしても例の彼氏との勝負であり、「水とコーヒーをガブ飲みし最後までしっかりお知らせできたら…ご褒美にスビッチ2を君にあげよう」という挑発に侑希は乗ってしまう。コーヒーに含まれるカフェインには利尿作用があるという罠である。カットを挟んで水飲んでいいならトイレにも行っていいと思うが侑希さんは無敵だ。かくしてINRANDO SBITCH2を賭けたアナウンスが始まる。

エロシーンおよび予想内のオチは読んで頂くとして、告知内容をまとめる。本シリーズは旧最終話の告知通り「電子単行本」になる予定だったそうだが、「紙の単行本化できるかもとのことで、電子単行本化はとりやめ…シリーズ続行です!!」とのことだ。これはひとえに旧最終話と同時に告知されていた処女単行本「着たままえっち」の売れ行きによる好判断だろう。紙で売れた作家の大人気シリーズを書店に卸さないのは勿体ない。何度も触れたが、本邦における商業エロでは「女性のおしっこ」だけなら、それがメインコンテンツだったとしてもスカ扱いしないという不文律が(多分)ある。書店流通待ったなし。そうなるとむしろシリーズ当初から問題になっていた「これだけで一冊の本になるほどページ数が集まるのか」という問題に帰着するわけだ。「シリーズ続行」なので、他作品と抱き合わせになったとしても本シリーズをまだ伸ばすことは間違いない。基本8ページ、旧最終話が18ページ、そして本作が6ページ。80ページではまだ薄い。フル規格24ページといかないまでも、ある程度のペースアップは期待出来そうだ。個人的には5話で登場して物議を醸した侑希の父に再登場、彼氏との直接対決中の失禁をぜひ願いたい。いや、ここまで来たからにはウェディングドレスを薄黄色に染めるゴールインまで期待しようではないか。

本シリーズは現時点で6話以前が配信落ちしているので、まず単話販売が始まるとのことだ。情報が漏れ次第本稿にアップデートしたい。

ちょいぴろ先生の初単行本はこちら!!(本シリーズは収録無し)

ちょいぴろ先生の作品はこちら!!

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