僕が先に好きだったから [どろずみ] 媚び媚び求愛セックス (ゼロス #120)

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copyright 2024 ワニマガジン どろずみ

タイトル媚び媚び求愛セックス
作者どろずみ
掲載誌ゼロス #120
ページ数25
ヒロイン
竿役ともくん
発射数2
公式タグビッチ / フェラ / オナニー / ショートカット / 中出し / 処女 / 学生 / 巨乳 / 幼なじみ / 淫乱 / 金髪・茶髪
修正白抜き修正

また少しブログを模様替えさせて頂いた。本日はゼロスから、どろずみ先生の作品をご紹介したい。本作には「ハード系」「ダーク系」のタグはついていないのだが、私も含めてコメント欄には「怖い」という感想があふれている。タイトル通りなのに、そこから素直に想像できない重めの物語だ。

僕が先に好きだったから

本作をDAIGO風に一言で表すと「BSS」である。以前もご紹介したワードで皆さんもご存じだと思うが、本作では「僕が先に好きだったから・・と読む。BSSは通常片思いしていた相手がいつしか他の誰かに取られている状況を指す。既に付き合っている恋人を取られる「NTR」より後退している。クラスの隣の女の子から画面の向こうのアイドルまで、「僕が先に好きだった」と思うのはいつでも誰でもできるためより共感できるということで広まったワードだ。本作竿役のともくんは、幼馴染のヒロイン潮ちゃんのことを昔から好きだったがゆえに、なぜか将来を誓い結ばれるという逆説的ながら「BSS」としか呼びようのない関係性なのだ。ついでに彼氏候補だったチャラ男から潮を略奪しているので、「寝取り」の要素も無くはない。普段当ブログでは感動の共有のため「先に本作を一読してほしい」と伝えることが多いのだが、本作はあえて未読の方にも以下の解説を読んでもらいたいと思う。そして感じられたことを実際に本作を読んでいただいてご納得いただきたい。

俺の〇〇〇に手を出すな!!

本作ヒロインの冒頭のセリフを全て引用する。本作時間軸は高校なのだが、おそらくそれ以前に潮ちゃんがともくんに向けて笑顔で言ったセリフだ。

ともくん わたしはバカだから 男の子に媚びを売らないと生きていけないんだって ともくんが男の子でよかった 頑張って媚びを売るから 私とずっとなかよしでいてね!

数ページ読んですぐわかることだが、潮ちゃんはいわゆる「足らない子」である。学力と言う意味では特に言及がないが、精神発達と言う意味で彼女は小学生のような考えで生きている。馴れ初めは分からないが、ともくんは少なくとも物心ついた頃から潮のことを気にかけていた。女子高に進学した潮に対して、彼はもはや危機感さえ持っていた。毎日途中まで一緒に登校するため待っていたともくんは、ミニスカで駆け寄ってくる潮のノーパンの股座を目視してしまう。「学校で流行ってる」とあっけらかんと答える潮を多目的トイレに連れ込み、仕方なく自分のパンツを履かせた。何が問題なのか意にも介さない潮に頭を抱えるともくんだったが、事態はさらに悪化する。下校時にはあろうことか「彼氏」を連れて来たのだった。「運命なんだって!!」と誇らしげに語る潮だが、明らかにナンパだった。割って入りたい気持ちを抑え、「幼馴染が心配」とやんわり手を引くようにナンパ男に言ったところ、何故か彼は同行を認めた。喫茶店に座る3人。潮の隣に座ったナンパ男は潮の肩を抱き、腰を抱き、ともくんの前で唇を奪った。彼はその光景だけでなく、潮がしれっと言った「すき」という言葉にフリーズした。イケると確信したナンパ男が無遠慮にスカートの下に手を突っ込んだところでともくんはキレる。「俺のパンツさわんな!!」。不都合な真実を二回叫んでナンパ男の脳天にハンマーパンチを見舞うやいなや、潮を連れて店を出ていった。

媚びなんていらない

このまま最後まで潮ちゃんは何も変わらない。本作の葛藤と逡巡はすべて竿役のともくんが担っている。パンツ履かせ事件が起きた日、彼は「女の子に生まれればよかった」とこぼす。自分が女であれば、潮と同じ学校に進学する選択肢があったことが一つ。そしてそれ以上に、「仲良しでいるために媚びを売る」という言葉が彼の中でずっとひっかかっていたのだ。彼は潮が好きだった。そして潮が誰かの助けなしではいつか酷い目に遭うだろうという確信があった。好きな子を助けるのが自分であれば良いとも思っていた。しかしだからこそ、好きな子に「媚びを売られる」事になるのだけは嫌だった。自分を信頼し、盲従し、生殺与奪権さえも自分に委ねてくれそうな潮だからこそ、それを恩義に感じたり、まして「媚び」られたりはしたくなかった。ともくんは潮が自ら分別を持ったうえで、自分を選んでくれることを祈って待つことにした。それまでは世話役として控えていればいいと思っていた。しかし7ページ、潮が媚びる「男」は自分だけではないと知ってしまった。自分の知らないところで潮は男に媚びを売り、気をよくした誰かの手籠めにされる危機感が彼を暴走させたのだった。自分にの家に潮を連れ込んだともくん。潮はともくんにパンツを返そうと脱ぎ始める。それどころか目の前でオナろうとし始める潮に「やめろって!」とともくんは叱りつける。潮は「…ともくんだったらいいじゃん」と返した。落ち着かせようとするともくんを無視して潮はズボンをおろし、チンコにしゃぶりついた。

媚びずにはいられない

ここから本作の本当の構図が露わになる。ともくんに「好き」と言われ口内射精された潮は「私もともくん好きだよ!」と笑顔で応じる。この後、ともくんは「俺が好きだからずっと一緒にいたんだ!」「見返りが欲しかったわけじゃない」「潮が良い奴で明るくて」「穏やかで素直で」「だから」媚びる必要なんてないんだと必死に伝える。19ページ、セックスが始まってからも「俺はこんなことしなくったっていいんだ…!!」「本当だよ!」「二人でいるだけで俺は幸せで…っ」と続ける。はっきり言おう。必死に媚びを売っているのは竿役の方である。潮はただ頷き、そして「気持ちいい」と言うだけだった。理由はどうあれ「媚びを売る」つまり相手の機嫌を取ろうと必死なのはともくんの方だ。中出しした彼は「風呂入って産婦人科行こう ピル貰って…そんで…」と取り繕う。これもまた潮の心証を悪くしたくないが故の「媚び」だ。潮が「もっとシよ♡」と言うと、彼は再度バックから犯し始める。そしてクライマックスの24ページ、「俺は善人でいる」「いい職に就く」「容姿に気を遣う」「お前の親とも上手くやる!」「お前がどんなお前だったとしても俺を選ぶように」「だから俺のこと…」見捨てないでほしい、と言わんばかりの全力の媚び方。潮ちゃんは事前も事後もそんなことは微塵も求めていない。ラスページ、涙を流すともくんの唇を潮がひと舐めして、「ともくん、だあいすき ずっとなかよくしてね」と言って本作はオチる。飼い犬が飼い主を舐めるように、飼い犬はご主人に媚びを売り、飼い主もまた愛犬に媚びる。「共依存」という言葉が近いのかもしれない。しかし間違いなく純愛だ。読者の経験次第では様々な感情を引き起こすだろう本作、さあ未読の方はぜひ読んでみてほしい。

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