ひんぎるにーにーうわーぎる! [しらないひとし] 島しょうじょ (BEAST 2023.09)

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copyright 2023 ワニマガジン しらないひとし

タイトル 島しょうじょ
作者 しらないひとし
掲載誌 BEAST 2023.09
ページ数 24
ヒロイン 長浜真耶
竿役 お兄さん
エロページ位置(割合) 11 – 22 (50.%)
発射数 2
公式タグ パイパン / ツインテール / 中出し / 処女 / 恋愛 / ミニ系・小柄 / 褐色・日焼け / 野外・露出
修正 白抜き修正
 
今年の夏を締めくくるにはまだまだ早いが、私は何年か振りに海に足を漬けることが出来た。前回「犬派か猫派か」という話をしたが、山か海なら私は断然海が好きだ。港町生まれという訳では無いが、潮の香りはどこに居たとしても懐かしい感じがする。本日はしらないひとし先生のすこしチビっこい作品をご紹介したい。

はいさーい、めんそーれ!

通勤というルーチンから解き放たれどこか遠くに行きたい、と考えるのは社畜のみならず誰しもどこかでは感じていることではないだろうか。私の経験として、地理的な距離が遠ければ遠いほど心理的なしがらみからも離れられるように思う。東京からなら信州でも東北でもいいんだろうが、やはり沖縄あたりの「離島」というのは別格だ。本作は具体的な場所の名言は無いが、標準的な日本語のことを「ヤマトゥグチ」と表現しているところから琉球方面と想像がつく。旅人の連絡先は宿帳に記載されているのだが、ヒロインの長浜真耶ことマヤちゃんは最後まで名前を呼ばず「お兄さん」呼びを貫く。

ティーダでーじあつさー

本作の見所は「日焼け」である。マヤちゃんはいわゆる褐色少女なのだが、外出するという主人公に「日焼け止め」を非常に推してくる。一般的に男は女ほど日焼けに抵抗感がないため使ったことがないという人も多いと思われる。実際メンズコーナーではあまり見かけない。しかし低緯度になる(赤道に近づく)ほど太陽高度が高くなり、大気での減衰が減るために紫外線量が強くなる。実際に南国の日差しは焼けるような痛みを感じることもある。東京の感覚で沖縄の日差しを浴びるのは危険なのだ。ちなみに「サンオイル」というのは日焼けを促進するものではなく、肌を保護する薄い日焼け止めである。

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8月の紫外線の強さ 気象庁HP

https://www.data.jma.go.jp/gmd/env/uvhp/link_uvindex_norm.html

実際にお兄さんは日差しに負けて退却してくる。マヤちゃんはそれ見たことかと部屋で介抱する。そして日焼けの凄さを見せるために、日焼けしていない「乳」を唐突に見せる。日焼け部分との対比で肌が白く見えるのがエロい。この時点でも仕草やバストサイズから非常に幼い印象を受ける。お兄さんも子供のやることとこの時点ではあまり意識していなかった。でも現地でのナビを買ってくれるということでマヤちゃんに島を案内してもらうことになった。やたら嬉しがるマヤのために、バカンスに来たはずのお兄さんも髭をそって身だしなみを整えた。二人はノリノリで島の海岸沿いを散策し、全力で島リゾートを満喫する。なお島の食堂の「島のおばあオススメ」メニューは山盛りオムライス(600円)なので要チェックだ。

ガゼボにて

恋人のような、兄妹のような、ともすると父娘のような二人。急なスコールに遭い公園のガゼボ(屋根付きの東屋)で雨宿りする。大雨がカーテンのようになり周囲の目線から隠れる。夢見る少女の顔を見せるマヤ。お兄さんはあくまで大人としての対応を見せるが、マヤの憧れ以上の感情を受けてお兄さんも受け入れる。それではとパンツを脱ぎだすマヤを止めようとするが、「宿でヤるほうがバレる」という地元民の見解から覚悟を決める。時に幼気な子供のように、時に妖艶な女のように、遊びのような本気のH。エロ漫画特有の年齢線引きの曖昧さで、少女には許されないような濃厚なピストンが繰り広げられる。

ひんぎるにーにーうわーぎる!

ラストシーン。マヤは東京行きを決意する。上京の際にはうちを頼ればいいと約束するお兄さん。そして船での別れ。このお兄さんは約束をしていながら連絡先を教えていない「年の離れた自分のことなど忘れてくれ」という意味なのだと思うが、中出ししておいてそれは無責任とも思う。時は流れ冬、しかしマヤちゃんはお兄さんの家にやって来た。宿帳に書かれたお兄さんの連絡先を押さえていたのだ。抜け目がないというか、個人情報の目的外利用ではというか、もしお兄さん引っ越していたらどうするつもりだったのか、と様々な思いが去来する。でもそんな事より、あの日焼け跡のおっぱいと同じ白さの笑顔に全て癒やされ二人は結ばれて終わる。と
にかくマヤちゃんの屈託ない笑顔が眩しい、非常に夏らしい作品だ。

あらすじ

東京の喧騒を離れ離島にバカンスに来た男のところに、マヤと名乗る少女が懐いてきた。彼女は島育ちで都会へのあこがれがあるらしく、宿の部屋まで付いてくる。日焼け止めを塗ったり仲良くなった男は、マヤに島の案内をお願いする。身だしなみを整えた男はマヤにさらに気に入られ、二人は離島デートを楽しんだ。突如スコールに遭遇し、公園のガゼボに避難した二人の距離が近づく。

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