ほぼ無修正エロ漫画! [さんじゅうろう] プライベートバニー (X-EROS #99)

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copyright ワニマガジン さんじゅうろう

タイトル プライベートバニー
作者 さんじゅうろう/td>
掲載誌 X-EROS #99
ページ数 34
ヒロイン 莉子
竿役
エロページ位置(割合) 26 – 32 (20.6%)
発射数 2
公式タグ けもみみ / コスチューム / タイツ・パンスト / 巨乳 / 恋愛 / 淫乱
修正 白抜き修正
さんじゅうろう先生は本作含めて2022年下半期いいねランキング4位5位に入賞している。一人複数回投票なので、似た作風の作品は同程度のいいねを集めるのは必然と言える。同じ作家ならなおさらである。繊細かつ解像度の高いさんじゅうろう先生なので当然のランクインと言えるが、本作と「はじめてのデート」には大きな共通点がある。

大きく振りかぶって

皆さん大好き火鳥先生の最新作「ドスケベロマン紀行」の土透辺浪漫先生の名言を引用する。『…展開が遅いな 浅利くん!商業エロマンガでは4ページ以内におっ始めろと教えてやれ!』。ちなみに12ページ中の3ページ目の発言なのだが、説得力のある至言である。当ブログでは後学のため各作品のエロ開始ページを記載しているのだが、最近のエロ漫画は逆に4ページ目より早いか遅いかに二極化していると感じている。いずれにしても脱いでいないストーリー部分に相応のページが割かれている。逆に冒頭でエロページを差し挟んでから回想的にストーリーが始まる展開もよく見かける。巻頭のみカラー作品では構成上昔からある手法だが、時系列が乱れるのと抜き要素が分割されるので個人的には好きではない。しかしストーリー部分が長くなると読み飛ばしてしまう短気なチンコのためには仕方ないのだろう。

ほぼ無修正エロ漫画!

かたや、本作はおっ始まって局部修正が入るのが26ページ目と異次元の遅さである。komifloの一作品あたりページ数は概ね24から28の間であり、普通ならぜんぶ終わっているページ数である。本作は34ページと長編の部類なのだが、後ろ1ページ半は日常パートに戻っており、エロシーンは7ページしかない。なお「はじめてのデート」20ページ中の13ページからエロが始まる。どちらも途中のページにおっぱいが先っちょまで描かれているのだが、前後のつながりがなくそれ以上の描写もないためノーカンとしている。これには土透辺先生も興味ビンビンではないだろうか。編集者を悩ませる修正ページが少ないのもエコである。しかもこれが読者の支持を得ている。繰り返すが下半期ベスト5は伊達ではない
では本作はエロくないのか? 断じて否である。上記は要するに性器を出してるかどうかの境目に過ぎない。実際はエロページの手前からすでにエロい空気はムンムンに漂っている。ひとえに、さんじゅうろうガールズは脱がなくてもエロいのである。上気した頬、潤んだ瞳、物欲しげな指、丁寧に描き込まれたランジェリー、それに意味深な台詞回しが重なるだけで準備は万端なのだ。脱げば勃つのは男のサガなので、脱がさずとも勃たせるエロ漫画こそ上の上なのであろう。
読者から熱烈支持されているので言うまでもないが、本作の莉子ちゃんは愛され可愛い。オッキーはいうほどいい男ムーブをしていないのだが、余程莉子ちゃんのなにかに刺さるものがあったのだろう。さすがにチョロ過ぎて水商売向きだとは思えないので、オッキーが風俗通いをスッパリ辞めさせて養うくらいの甲斐性を見せてほしかった。

あらすじ

沖(オッキー)は風俗店に行く道すがらで、バニーガールズバーの客引きをしていた莉子に目を奪われてしまう。莉子もオッキーに興味を持ち自分の店で相手をすることにした。話していくうちに、オッキーの風俗用の軍資金を飲み代にしてしまったこと、申し訳無さそうにする莉子に優しい言葉をかけるオッキーのことを気に入ってしまう。莉子はオッキーを店上がりの食事に誘い、さらに自分の家にも誘う。家につくと莉子は自分で買ったバニーガールの衣装を着てオッキーに迫る。

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