[イゲドアハ] 終電ないね。発売記念トークショー(阿佐ヶ谷ロフトA 2025.2.4)

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去る2月4日にイゲドアハ先生の新刊「終電ないね。」の発売記念企画として初のトークショーが開催された。運よくこれに参加できたので可能な範囲でレビューしておきたい。私は初ロフトA、初阿佐ヶ谷だったので後学のためその辺にも触れたい。

なお今回のイベントには音声のみ配信というチケットも発売されていた。来場者には別途メールにて専用の配信アドレス(購入と別)が告知されているのでそちらからツイキャスにログインできる。

イベント概要

今回のイベントはサブカルイベントなどで名を馳せる阿佐ヶ谷ロフトa、開場19:00、開演19:30という内容で入場料2000円というものだ。キャパは100人前後と言われており、実際そのような規模だった。阿佐ヶ谷駅東口からパールセンター商店街という看板が見えるので商店街の中に入っていくと左手に看板と地下に下りる階段がある。場内は丸テーブルに椅子というところに、整理券番号順で次々と着席していく。自由席なので独り身の人間には究極の相席状態である。要項にある「1ドリンク制」の意味が分からなかったが、開場から開演までスタッフさんが所狭しと個別にオーダーを取りに来てくれた。入場時に貰った番号札で注文を通し、出場時に一括精算する(現金以外もOK)というよく出来た仕組みだ。イベント専用ドリンクとして、🍑🍾を意識したスパークリングワイン(即完売!)、そして実は作中にあまり出てこないレモンサワー、ヤリチン必食のメロンソーダフロートが提供された。イベントは同時配信されており、そちらでは投げ銭が出来たと聞く。会場では専用の用紙に記入してスタッフに渡すと演者に対する「差し入れ」注文が可能だった。

看板と入場列

ガクのあるトーク

今回のイベントではみなさんご存じM-1ファイナリストの「真空ジェシカ」ガク氏がMCを務めるという超豪華二枚看板だ(原則当ブログでは「先生」を敬称として付けるのだが、何か違う気がするので以下敬意をもって呼び捨てとさせていただく)。ガクは人力舎所属の超人気漫才コンビとして大活躍する傍ら、快楽天巻末の読者ふれあいコーナー「かいらくどん」にて「脳まで亀頭にならないように」という連載を続けておられる。何とイゲドアハ先生と担当編集が同じとの事で、今回の話がまとまったとか。真空ジェシカは立ち位置右の川北のハチャメチャぶりが中心の漫才だからか、この異例なキャスティングの中でもガクの進行ぶりは貫禄があった。素性の知らない一般観客の前で普通に下ネタを中心に話を進めるのは聞いていても「異次元の扉超えた」感があったのだが、本当に最後まで滞りなく進行できたのはガクの照れずにグイグイネタにしていく強さ無くしては成立しなかったと思う。今回一つのエロ漫画化トークショーの「型」が出来たようにも思うので、今後も様々なキャスティングで化学反応を見てみたい。

〇〇!!あとで会議室に来て!

私はイゲドアハ先生と今回が初対面だった。普段Xのアイコンでイメージさせて頂いていた。ご本人ははるかにビューティーながらアイコンのイメージと不思議と重なる気がしていた。テーマ通り新作単行本「終電ないね。」の制作秘話を進めていくのだが、構成から背景・体位の3D制作まで赤裸々にお話ししてくれた。途切れないトークの構成力もさることながら、自らipad?の画面を操作して次々紹介していくプレゼン力も素晴らしい。印象に残ったのは「見つけて!私の王子様♡」(快楽天 2023.2)のネームの話。コロナ禍でもあり年末スケジュールが厳しいためにHシーンをほぼ白紙の状態で、イメージを脳内補完しつつ担当編集とセリフ回しとコマ割の打ち合わせをしたというエピソードだ。実際の「白抜き無修正」なネームも公開され会場が盛り上がった。

15分の中入を挟んでQ&Aのコーナー。冒頭私の質問「エロシートとストーリーの比率」が採用され、イゲドアハ先生的には「男性向けに限ってはエロ6割は必要だと思って描いている、女性向けならストーリー9割でもイケる」との回答をいただいた。サイン付き表紙色校の当たる抽選会ののち、告知のなかったサプライズイベント「会場の誰かをヒロインにしてライブドローイング」が開催された。女性の場合は自分、男性の場合はイメージするヒロイン像をイゲドアハ先生がその場でヒロインとして描き上げるという驚きの企画だ。我こそはと手を挙げた参加者をジャンケンで絞っていき、最後に残ったのは若い男性だった。「ウルフカット」「キツめの女上司」「パンツスタイルで巨乳谷間は見せる」とイゲドアハ先生がヒロイン像について質問攻めし、イメージがどんどん固まってゆく。fanboxの色紙制作のようなものを、タダで、ライブで、衆人環視の中で受けるという簡単に味わえない感覚を会場で共有する。担当編集氏も「(イゲドアハ先生の)描いている姿は見たことが無い」という、まさにキャラに魂が吹き込まれていく瞬間を目の当たりにできた。ここで大分時間を使ってしまい、惜しまれつつもあっという間、22時頃に終幕となった。イゲドアハ先生はその後も単行本購入者にサイン会を実施。タイトル回収のように「終電あぶない方」から順の案内となった。なんとガクも会場の後ろで快くサインに応じ、夜遅くまで列が2本できるという大盛況で本日のイベントはお開きとなった。当日2月4日は大寒波到来で夜の阿佐ヶ谷は非常に寒かった。それでもあまり隣の人と声を発さない漫画家サイン会と違った、笑いあり拍手ありで会場内が同じ空気に包まれた感で実に暖かいイベントだなという余韻に包まれていた。そして特筆したいのが女性参加者の多さだった。イゲドアハ先生は女性向けも執筆されているのでその影響かもしれないが、普通に男性向けエロ漫画を手にして、時には会場で読んでいる女性が多数見受けられた。下ネタ中心のトークにも前向きなリアクションが多く、女性ならではの共感シーンで会場が包まれるシーンもあった。イゲドアハ先生ご本人も「これだけの人数のファンと相対したのは初めて」とおっしゃっていたが、私もエロ漫画が空間としてここまで肯定される空間は初めてだ。エロ書店はもちろん、展示会やサイン会でも、作品としてのリスペクトはありながらその場でエロ漫画を開いて読むのは憚られる空気を感じていた。いつでもどこでもそうあってほしいとは決して思わないが、男女問わずエロ漫画を開きエロ漫画について語るスペースが確かにそこにあったことは大変嬉しかった

当選した方に撮らせて頂いたサイン付き表紙色校(サイン部分は加工)
頂いたサイン!! ありがとうございます!

終電ありました?

最後におまけ企画を。今回のイベントは明確に終演時刻が書いていなかった。途中スマホで帰りの路線案内をチェックしている方も見受けられた。イベントタイトルにも入っている「終電」について確認してみた。今後ロフトaの夜イベントに参加されるときの目安になれば幸いだ。なおこれはあくまで2025年2月4日(平日)のダイヤである。

<中央線西行>

お察しの通り、杉並区阿佐ヶ谷の終電はそんなに早くない。八王子方面の最終は24:28武蔵小金井行きとなる。長野以遠へは東京周りの方が終電が遅い。

阿佐ヶ谷発行き先
24:28荻窪 – 武蔵小金井
24:19国分寺 – 豊田
24:08八王子 – 高尾
23:30相模湖 – 大月
22:55甲府

<中央線・総武線東行>

22時阿佐ヶ谷発でも関東一円は帰れる可能性が高い。新幹線の終電は早いので22時では間に合わない。

阿佐ヶ谷発行き先
24:43高円寺・中野
24:05新宿 – 東京、
(新宿乗り換え山手線)池袋 – 大崎
(新宿乗り換え小田急)-相模大野
(新宿乗り換え大江戸)光が丘 – 清澄白河
(御茶ノ水乗り換え総武線)-津田沼
23:48(御茶ノ水乗り換え総武線) – 千葉
23:37(新宿乗り換え埼京線) – 大宮
23:27(神田乗り換え京浜東北) -桜木町
23:09(東京乗り換え東海道) -小田原
23:20(モノレール経由) 羽田空港
22:45(東京乗り換え高崎線) 高崎
(さらに土呂乗り換え) 宇都宮
22:25(京成線経由) 成田空港
21:29(東京乗り換えあさま)長野
21:17名古屋
21:04仙台
20:43大阪、新潟

2025/2/14追記

イゲドアハ先生から今回イベントのレポ漫画が公開されました。この中で「ヒロイン化じゃんけん大会」の詳細が描かれています。本稿では当初この詳細が見えていない前提で完成版ヒロインのセリフを書いていた(現場に居合わせていた方は知っている)のですが、経緯が見えてしまったためレポ漫画と同様に「お名前」のところは伏せさせて頂きました。

イゲドアハ先生の作品はこちら!!

DLsiteがるまに(女性向け) メイデンのリンクはこちら!!

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