copyright 2024 ワニマガジン 桃雲
タイトル | 最高のセックスのつくり方 |
作者 | 桃雲 |
掲載誌 | 快楽天 2024.07 |
ページ数 | 22 |
ヒロイン | 遥 |
竿役 | いつき先輩 |
発射数 | 3 |
公式タグ | フェラ / コスチューム / ショートカット / 中出し / カップル・夫婦 / 学生 / 巨乳 / 後輩・部下 / 恋愛 / 淫乱 / 陰毛 / ぶっかけ・顔射 |
修正 | 白抜き修正 |
引き続いて快楽天から、大人気急上昇中の桃雲先生の作品をご紹介したい。過去二作はどちらも2000いいねを超えており、本作含めて3連続ヒットが確実だ。その中でも本作は特にエロい。タイトルに間違いはない。
ご無沙汰の館™
本作は「おあずけ」モノである。コンセプトの理解のため、みなさんご存じ天原先生「異種族レビュアーズ」の第57話、第62話のエピソードを紹介したい。詳細は省くが、風俗店レビュアーが「忘却の館」という店を訪れる。この店に入る時に長い回廊を渡るのだが、この時に客が過去の性体験を一時的に忘れてしまうという仕掛けがある。一人だけこの魔法の影響を受けなかった天使クリム君が、童貞のようにキョドる仲間を見てほくそ笑むというシーンがあった。レビュアーどもは初めて見る(と認識させられている)裸の女性に動転しまくる。しかしこの店のレビューは低評価だった。後で記憶は戻るのだが「恥ずかしい思いをした」「実際の上手くいかなかった初体験を思い出した」と散々だ。このレビューを踏まえ、今度は同じ店主が「ご無沙汰の館」という店を増設する。こちらは客が久々の性体験であるという誤認識を前もって与えるというコンセプトで、全レビュアーが高得点をつけた。実際には連日訪れているにも関わらず、「半年ぶりに女を抱ける」という感覚(期間はレビュアーの寿命によって伸び縮みするという設定)でプレイできるという仕組みだ。読者の性体験の遍歴はともかく、「記憶をリセットして楽しみたい」「ご無沙汰であれば何でも新鮮に楽しめる」というのはエロに関わらず直感的に理解できるものだ。komifloにおいても童貞タグはおよそ10%の作品に付いており、1雑誌に1つくらいの割でロストチェリーが含まれている(雑誌コンセプトにも依るが)。対して「ご無沙汰」ないし「おあずけ」という作品はタグに表れないが、ご無沙汰の程度の差こそあれそれなりにある印象だ。例えばぐすたふ先生「レイカは華麗な僕の女王」も、おあずけプレイが前面に推されている。ちなみにこちらのおあずけ期間は1週間で、プレイとしてはこれくらいが関の山だと思うのだが、本作の熟成期間はなんと「半年」である。
もし
こうなった原因は本作竿役のいつき先輩の不甲斐なさにある。彼は野球部を引退し、志望校の鰐曲大学経済学部に向けて受験勉強に打ち込まんとしていた。それでも優等生の彼女、遥ちゃんとよろしくやっていたのだが、彼氏の模試のE判定を見て考えを改める。特に説明が無いので付け加えておくと、模擬試験結果から志望校への合格可能性をAからEの5段階で表すのが業界標準となっている。竿役の由来と思われる五ツ木模試は実は大学受験向けが無いのだが、A判定が90%以上合格圏、B判定が80-89%圏内となっている。受験に挑戦する価値があるのはC判定までとされ、E判定は合格する可能性は39%未満であることを意味する(なお五ツ木中学模試にはF判定(-15%)まである)。要するにE判定は基本的に合格圏外であり、志望校の再考を促す判定である。結果いつき先輩が鰐曲大学経済学部を受験したかは特段描写が無いのだが、遥ちゃんは受験までの禁欲と同時に「先輩がちゃんと志望校に合格出来たら…今までで一番気持ちいいセックスを味わわせてあげます」と提案する。そして合格発表を見るシーンから本作時間軸はスタートする。
最高のセックスの処方箋
本作がそんじょそこらの「おあずけ」モノと一線を画するところは、「最高のセックス」に向けての遥ちゃんサイドの半年にわたる入念な準備過程である。登場順に列記する。
・学校で極力顔を合わさない
・でもチャットで励ましは忘れない
・特製の精力剤を調合し、口移しで飲ませる
・自分以外の同居家族を旅行に行くように仕向ける
・半年間毎日膣トレ
・トレーニング用具も購入する
・ピルの服用
・コスプレの用意(チア)
・育乳(豆乳・サプリ・マッサージ)
・5回告白を断ったことを報告
・えっちな下着の準備
一部過激なものもあるが、これがJKの用意する「最高のセックス」のレシピだ。冒頭の「精力剤口移し」は半年かけて自ら調合したそうだが、中身は最後まで明かされない。これが必要だったかは定かではないが、受験勉強で落ちたであろうスタミナの補充にはなったのだろう。対して自身は育乳のために豆乳とサプリの服用を続けたとある。半年前の回想時点では生乳を披露していないのだが、確かに少し控えめに描かれている。育乳サプリとして有名なのが「プエラリア・ミリフィカ」というクズ属の植物の根から取れる成分で、豆乳に含まれるイソフラボンと同じく女性ホルモン(エストロゲン)に似ているということから販売されている。そして医師会やら国民生活センターから「意味ないし危ないからやめとけ」と言われているサプリでもある。エストロゲンの服用が乳房の発達に影響するかどうかは確定的では無いのだが、実は遥ちゃんが同じく服用している「ピル」の有効成分とは女性ホルモンそのものである。つまり理屈の上ではピルの服用でおっぱいは膨らむはずなのだが、実際にそう報告した服用者は全体の2%以下だそうで、要するにたまたま遥ちゃんが成長期だった可能性が高い。
ジェラシーは最高のスパイス
遥ちゃんのテクは凄いのだが、これは仕込みなのか元々なのかは分からない。膣トレも指で成果を感じる描写があるが、正直半年ぶりの挿入ではそれどころではないかもしれない。個人的に最も評価したいポイントは「他の男を5回フッた」というエピソードである。私はこれはウソだと思っている。野球部在籍時代から付き合っており、半年間「学校では極力顔を合わさない」ようにしたということは、それまでは割と学内でもイチャコラしていたのだろう。1人くらい玉砕覚悟の男は居るかもしれないが、ここまで入念に仕込む女がさすがにそんな隙を見せるとは思えない。そう、つまりこれも遥ちゃんの「策略」であり「サービス」なのだ。実際にいつき先輩への効果は抜群である。ジェラシーは最高のスパイスなのだ。本作タイトル「最高のセックスの作り方」は伊達ではない。素晴らしい完成度で作られている。ぜひご堪能いただきたい。
あらすじ
遥は付き合っている受験生のいつき先輩の模試E判定を見てしまい、「合格までセックス禁止」を言い渡す。そしてぐずるいつき先輩に対して、「最高のセックスを準備して待っている」と約束した。半年後、合格を確認したいつき先輩は遥の家に今すぐ行くと伝えた。
本作の単話販売はこちら!!

330円
掲載誌はこちら!!

770円
桃雲先生の作品はこちら!!

330円
コメント