ドラゴさんきゃわわ♡ [エロ井ロエ] 借金地獄と外れ者 (快楽天 2023.12)

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copyright 2023 ワニマガジン エロ井ロエ

タイトル 借金地獄と外れ者
作者 エロ井ロエ
掲載誌 快楽天 2023.12
ページ数 24
ヒロイン カース・ドラゴニュート
竿役
エロページ位置(割合) 12 – 22 (45.8%)
発射数 2
公式タグ パイパン / ファンタジー・SF / 中出し / 巨乳 / 淫乱 / 褐色・日焼け
修正 白抜き修正
本日は再び快楽天から、エロ井ロエ先生の気持ちいい話をご紹介したい。偶然だと思うが本号はなんと鬼っ娘がmogg先生と被っており、ハロウィン感が微かに感じられる。12月号なのだが。
 

格差マッチング

こんな小噺がある。ある男が地獄に堕ち罪を裁かれた。結果「不細工な女と鎖で繋がれたまま暮らす」という刑罰を言い渡され、およそ正視できないような醜い老婆と鎖で繋がれた。老婆は驚いて何か言っていたようだが耳に入らない。食事もトイレも寝床でも鎖で繋がれたままの辛い生活が続く。ある日、気がつくと老婆が居らず、獄卒から別の女を繋ぐと言われる。今度はどんな不細工かと相手を見てみると、スレンダーで若い絶世の美女が立っていた。何でこんなラッキーなことがあるのかと獄卒に尋ねたら教えてくれた。「あの女の刑罰も、不細工な男と鎖で繋がれることなのだ」と。
この小噺からの学びは、適正な男女のマッチングは難しいということだ。こんな研究もある。容姿レベルを10段階に分類抽出した男女10人ずつに、自分と釣り合うと思う異性を選ばせたところ、男女とも自分のランクより少し上の異性を指したらしい。つまり一番上同士のハイスペカップル以外は、どちらか又は双方が妥協を強いられる可能性が高いということになる。もちろん評価基準も評価軸も人それぞれなので、他人から見れば美女と野獣のようなカップリングも巷に溢れている。前置きが長いが、本作もそのような「認識のギャップ」がテーマとなっている。
 

親の因果で子が男娼

主人公の竿役は名前がないのだが、亡くなった父の遺品整理の際に不幸にも謎の石板を見つけてしまう。それは何らかの借用証で、手にした主人公は返済のため異世界に召喚されてしまう。謂れのない借金だと説明しても取り立て屋の骸骨は聞く耳を持たない。それどころかこの取り立て屋も未回収のカタに昼間だけ骸骨にさせられているという境遇だと知らされる。回収に躍起な骸骨は哀れな男を風呂に沈める、つまり女向け風俗に派遣すると話を進める。まんざらでもない竿役だが、そこは札付きの女しか来ないNG無しの、女性から見ればおそらく優良高級店らしいのだった。
 

穢れた龍人とかいう超優良顧客

ここで客として登場するのが冒頭の鬼っ娘である。カース・ドラゴニュートという名前の龍人で、発情期のため店を利用しているらしい。この世界では触れるのも忌み嫌われている存在らしいのだが、最後まで読んでも理由はよく分からない。我々ただの異世界人からすれば、巨乳で感度が良くて若くて綺麗で人型という超優良顧客でしかなかった。とにかくヒロインは自分とのセックスが相手にとって不快でしか無いと信じ切っており、さっさと挿れろと尻を突き出してくる。竿役は本能の赴くままに脱衣を求める。ビキニトップにしか見えないソレは「鱗」だそうで、ドラゴさんからすると何故取りたいのか分からないが取ってもいいと承諾する。ならばと竿役は鱗を剥いで爬虫類に無いはずの巨乳を揉みしだく。おそらく不可触種としてスキンシップに免疫のないドラゴさんにとっていきなりの乳揉み、そして乳吸いは想像を超える快感を呼んだのだろう。元々発情しているドラゴさんはひとたまりもなく乱れる。「嫌嫌ながら挿れられて果てる」ことを性処理と認識していたドラゴさんにとって、人間味のあるまぐわいは困惑と悦楽がないまぜになった無上の体験となった。最後に「孕んだかも」という発言があり、この店は我々男性向けの性欲発散を目的とした施設ではなく、生殖目的の「種付け場」だったのかもしれない。避妊はともかく、異世界で何の躊躇もなく生挿入する竿役もまたタダモノではないのだろう。
 

ドラゴさんきゃわわ♡

ドラゴさんはツノのある鬼っ娘なのだが、豊満かつスタイル抜群のボディに対して、目がクリクリしておぼこい表情が対照的だ。基本怒り顔なのだが人懐っこく、言動も相まって庇護欲をそそる可愛いキャラに仕上がっている。設定上発情しているためHにも積極的で、されるがままなのだが竿役から目を離さない。18ページ最後の上気した上目遣いでオネダリするのが最高だ。
 
事後、竿役のことを気に入ったドラゴさんは大金を払って彼を予約する。美女を抱けて大金(と思われる額)を手にした竿役は「ここは天職か」とばかり能天気に高いびきをかく。思惑が外れた取り立て屋は気に入らないのだが、呪われた骸骨もまた本来の姿は巨乳の美少女だったというオチである。エロ井ロエ先生らしいファンタジックでハートウォーミングな名作だった。取り立て屋は「次はこうはいかねえぞ…!!」と仕返しと続編を匂わせる発言を残している。結局、ドラゴさんが何故ここまで忌み嫌われる存在だったのか、つまり裏を返すと竿役は本当に何ともないのか、そして何よりこんな異世界相手に借金をこさえた親父は一体何をしでかしたのかは次回のお楽しみとしよう。

あらすじ

主人公は父親の遺品整理の途中で「借用証」と書かれた石板を見つける。異世界に引きずり込まれた主人公は骸骨姿の取り立て屋に借金返済のため風俗で働けと迫る。連れていかれた店で客を待っていると、カース・ドラゴニュートと名乗る絶世の美女が現れた。彼女は自身を「穢れた存在」と自嘲するが主人公は構わず抱きにかかる。

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