copyright コアマガジン DIN
タイトル | そぉじゃないって!! |
作者 | DIN |
掲載誌 | コミックメガストア Vol.3 |
ページ数 | 26 |
ヒロイン | 佐伯あおい |
竿役 | 太一 |
エロページ位置(割合) | 7 – 25 (73.1%) |
発射数 | 2 |
公式タグ | ギャグ・コメディ / おもらし / JK / 体操着・ブルマ / カップル・夫婦 / 学園 / 巨乳 / 恋愛 |
修正 | 黒棒による修正 |
二次三次かかわらず、男性向けエロはあまりにも広大な世界なので、ジャンル分け・タグ付けは欠かせない。当ブログでもkomiflo公式のタグを引用している。そしてエロには人それぞれ原体験があり、好き嫌いと別次元で、最初に深く性を意識したものに強い執着を持ち続けるとか。この意味で私に深く刻まれている、本能で抗うことのできない刻印が「ブルマ」である。平成初期においては「ブルセラ」と呼ばれるほどのメジャージャンルであったが、現在も残るセーラー服と違ってブルマは名実ともに性的であるという烙印を押され、女子用標準体操着としては教育現場から絶滅してしまった。その後もエロアイテムとして残ったが、現在30代半ばあたりの世代から下はそもそも原体験としてのブルマの記憶が無いため、ただの分厚いパンツにしか見えないという。もはやエロの示準化石といえる。セーラー服と同様に、実用としては紺色が一般的だったが、ユニフォームとしての用途では赤や緑もよく使われ、エロアイテムとしては水色やピンクも散見される。ブルマは現在で言うオーバーパンツ(肌着を見せないためや防寒のためパンツに重ねて履く)としての用途も兼ねていたため、「スカートの下に穿く見せてもいいパンツ」というニュアンスもあった。従って白系や柄物のようなパンツを想起させるカラーリングは(エロ要素としてもブルマとみなされないため)基本存在しない。念のため、ドラゴンボールの初期ヒロインである「ブルマ」の父親は「ブリーフ博士」、息子は「トランクス」というように下に履くものから名前を取っている。
繰り返すが本作のようにブルマ姿で当然のように運動する女子は居ないと断言できる。ならば本作は古き良き日本の回顧作かというと、スマホもラインも存在する世界線である。「ファンタジー」タグが付いてもいいくらいの異世界なのだが、意外にも「ギャグ・コメディ」タグが付いているのでヨシとする。ちなみにこれだけサムネイルで目立っているのだが、本作でブルマは早々に脱がされあまり活躍しない。本作のメインテーマはおもらしである。個人的には「そぉじゃないって!!」と言いたくなる。そしてヒロインのあおいちゃんがオコな理由は「彼女の尻にホクロがあることをクラスメイトにバラした」からと明かされる。まあごもっともである。自分から見えないケツのホクロを彼女の女友達にシェアされることを想像すると、まあまあ嫌だ。個人的には面白いと思ったオチなのだが、やたらアクロバティックな体位を決めるくせに理不尽にもヒロインの尻のアップがなく、どこにあるのかがよく分からない。7ページの便座の下から煽るコマの、本人から見て右尻についている黒い点がそれなんだと思うが、後のコマでは角度的にあったりなかったりして判然としない。こちらも「そぉじゃないって!!」である。全体的に要素が多くとっちらかった作品なのだが、ブルマ、おもらし、ほくろ、トイレなど好事家向けのニッチな仕上がりと言える。
あらすじ
「ガンコ親父」と呼ばれるほど意固地な佐伯あおいは、彼氏の太一におかんむりで顔を合わせたくないほど。そこで友達のケーコが一計を案じ、二人に部室の掃除当番という名目で二人きりにさせた。太一には彼女の機嫌が悪い理由がわからず困っていたのだが、ふとしたトイレの怪談話にあおいが大いに怖がる。このままでは怖くてトイレに行けないと、あおいが太一に女子トイレの個室にまで付いてくるよう命じる。