異世界往復13時間 [ミャモ] 桃と娘と鬼退治 (異世快楽天 Vol.38)

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copyright 2024 ワニマガジン ミャモ

タイトル桃と娘と鬼退治
作者ミャモ
掲載誌異世快楽天 Vol.38
ページ数24
ヒロインタオシェ
竿役山田
発射数1
公式タグファンタジー・SF / 中出し / 巨乳 / 母性・甘やかし / 淫乱 / 潮吹き / 野外・露出 / 陰毛
修正白抜き修正

本日は異世快楽天からミャモ先生の作品をご紹介する。ここ最近公私とも色々あり、上手く寝付けずに深夜3時に本稿を書き始めている。そんな疲れ切った社畜に届けられたのが本作品である。

桃神

本作品の竿役である山田は就職で上京して3年目、日々の残業で消耗し頑張っても評価されない毎日に飲まれていた。家に寝に帰るためだけに終電を待っていると、後ろから肩を掴み囁きかけるものがいた。その囁きに押される形で山田はホームから落ちた。場面が一転、桃のいい香りがする果樹園で、女性の膝の上で気持ちよく寝ていたことに気がついた。令和男子らしくまず太ももから離れ土下座の姿勢で「女性になれなれしくした罪」の許しを請う。そして遅れて、自分が今一体どこにいるのかという考えに至った。ヒロインは仙女のタオシェと言い、ここは桃源郷という生と死の狭間の地であると説明を受けた。「タオ」=桃であり、桃神、もしくは桃仙でタオシェと読むのではないかと思う。

ホームドア

山田がホームから転落するに至った原因は、山田の澱んだ魂に悪鬼が取り付いて死後の世界に招き入れようとしていたというカラクリだと説明を受ける。今回はタオシェちゃんの計らいにより桃源郷へ緊急避難したうえで浄化されるのだが、現実世界での悪鬼の対応策として都市部を中心にホームドアの設置が進められている。元々地下鉄や新交通システムなど自動運転が想定されているものは駅と線路全体が覆われているフルスクリーン型で最初から設計されていることが多い。ホームドアと呼ばれるものは新幹線で採用されている可動式の横開きのもの、バーやロープが上下に動く昇降式の2種類に大別され、例えばJR東は前者、JR西は後者を中心に運用している。前者はドア位置を全列車で揃える必要があり、特急車や通勤用6扉車などの編成変更が先立って行われた。関西は各停と快速で車種が違うためロープで大きく扉位置をカバーする方法が採用された。昇降式は電車到着時に腕や荷物を引っ張り上げられる(ことによりセンサーが作動して到着が遅れる)懸念があったのだが、実際にはほとんど発生していないので本格的に展開が進んでいる。いずれの場合もホームドア設置駅でのホーム転落事故は激減しており、投資効果は出ているという判断だ。まだまだ設置率は低くタオシェさんのお気遣いは必要かもしれないが、命は大事にしたい。

桃の天然液

タオシェさんは名前からしてもチャイナ娘のデザインで可愛い。いわゆるチャイナドレス(旗袍=チーパオ)は中国本国でも古臭いイメージがあるらしく、最近は二次世界でも積極的に使われないそうだ。何故かは分からないが令和現在にわけるチャイナ娘の必要条件は「シニヨン・ツーサイドアップなど頭両側に髪のアクセントがある」ということらしい。ホーム転落から命を助けただけでは魂の淀みが解決しないため、山田にキスをすることになった。「私の体液には精気が宿っているの」とロリ漫画の竿役のようなことを言い出すタオシェさん。もちろんそれだけではなく、「かわいいアタシとHすれば男は癒やされるに決まってる」という信念を持つ有能女神なのだ。ちなみにタオシェさんの体液には催淫作用があり、しかも桃みたいに甘いという高位サキュバス並みのチート性能である。11ページ、お互いマッパになるも頭のお団子だけは残すところも有能だ。体液の説明通り、下の方の分泌液も舐めさせる。やはり甘いらしい。山田くんはブラック勤務ながら舌技が冴え渡っており、噴いた潮まで舐め尽くす。体液の接種という名目では本番はいらないのだが、これはレクリエーションとして実施される。そうこうしているうちにおっぱいからも体液が吹き出し、本番授乳プレイが始まる。とにかく全身桃の味である。精神的にも味覚的にもトロトロに甘やかされた山田は、22ページ、ガン突きしながら「そんなに優しくされたらッ…生きるしかないじゃないですか!!」と生への渇望を吐露する。もともと積極的に死にたかったワケでは無いのだが、ポジティブな快感によって体内の邪気は追い払われたのだった。

異世界往復13時間

事後、気がついたら自宅のベッドで目を覚ましていた。起きると13時。ちなみに本作冒頭で轢かれそうになったのが終電である。東京から北京まで飛行機で所要4時間強なので、往復添い寝2パコだと出勤には間に合わない、絶妙かつ現実味のある異世界弾丸ツアーだった。桃源郷の記憶が無い山田だったが、桃の香りに誘われた彼は上司に今月限りでの退職を告げた。出社などもう必要ない。何なら一張羅も桃源郷に置いてきたくさいので就活のためにまずスーツ買い直しからである。大変いい話であるのだが、タオシェさん無しにブラック勤務からの脱却を今まさに願っている勤労者の方にはやや目の毒なのかもしれない。そんな方にはでもとオススメしようにも旬が過ぎており来年の夏まで何とか凌いでいただければと祈るばかりだ。

ミャモ先生の作品はこちら!!

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