copyright 2024 文苑堂 オジョウ
タイトル | 先輩係 |
作者 | オジョウ |
掲載誌 | COMIC BAVEL 2024.05 |
ページ数 | 24 |
ヒロイン | 鎌田凛 |
竿役 | 古城 |
発射数 | 2 |
公式タグ | スポーツ / パイパン / 中出し / 先輩・上司 / お姉さん / 学園 / 巨乳 / 淫乱 / 潮吹き |
修正 | 白抜き修正 |
文苑堂バスケストリート
つい先日足を怪我したバスケ部員の話をご紹介したところなのだが、本作はヒロインもバスケ部員である。そして何故か、BAVEL巻頭の煤雲なぎ先生「宵灯り」もヒロインがバスケ部員だ。シーズンではあるのだが偶然にしては出来すぎだ。しかも下着までかぶっているのが面白い。いわゆるスポーツインナーと呼ばれる機能重視のノンワイヤータイプだ。対戦相手との身体接触のないバレーボールやテニスと違い、サッカーやバスケは相手の動きに合わせて常にコートを走り回り、難しい体勢でのジャンプも要求される。身長や体格が求められるだけでなく、たぷたぷ揺れる巨乳がマイナスポイントとなる世界だ。「宵灯り」の伏見さんは貧乳タグを頂戴しているが、本作のスーパープレイヤー鎌田凛ちゃんはエロ漫画的には控えめながら「巨乳」タグ持ちだ。
鎌田さん係
本作のヒロインは将来を嘱望される女バスのエースかつ問題児という設定だ。練習中に脱走癖があり、男バスのみそっかす古城くんが専任マネージャーとして捜索に当たっている。様々な理由で介助が必要な生徒はそう多くないので、「介助係」ではなく「○○くん係」のような表現がなされる事があり、本作のように相性もろもろの都合で特定の個人に相手をさせる場合の揶揄としても使われる。ヘルプする側にとってもされる側にとってもあまり良いニュアンスはない。ちなみに凛ちゃんが逃げる理由として、「周囲の期待値が高すぎてプレッシャーがきつい」「大したことない怪我でも大騒ぎになるのが嫌」と本人が挙げている。いわゆる後藤ひとり的な「バックラー」はどちらかというと本番の重圧に対して逃げるものだが、彼女は大舞台で穴はあけない代わりに日常の人づきあいが苦手なタイプのようだ。
モンスターボックス錯視
本作の見どころは、バスケ部男女の織り成す高身長Hである。ヒロインの凛ちゃんの逃亡癖のため、鎌田・古城・第三者が居並ぶカットが本作にはない。そのため高身長ぶりが一見伝わらない。注目は10ページ以降、体育倉庫でのシーンだ。以前もご紹介した通り、体育倉庫はその静謐性だけでなくHに使えそうなアメニティが充実している。現実に使えるかはともかく、学生時代に一度は手にしたものが画面にあるだけで妄想がはかどるという意味だ。本作では跳び箱に注目したい。二人が代わる代わる跳び箱に身体を預けるシーンが続く。跳び箱の高さには規格があり、大中小の3サイズがある。多くは初等部(NGワード回避)ないし幼等部の時に触れたことがあるだろう。初等部までの跳び箱が小サイズで、本作のように5段のものだと高さが70cm、天面の奥行きが80cmである。私は少なくとも高校で跳び箱を飛んだ記憶がないのだが、中高生用の中サイズだと5段で高さ90cmで天面奥行きが100cm、高校生以上一般?向けの大サイズだと5段で高さが100cm、奥行き120cmもある。本作の舞台は明らかに初等部ではなく、大サイズだとすると凛ちゃんの骨盤位置で100cmあることになる。なお身長160cmの女性の平均的な股下長が70cmなのでかなり脚が長い。14から15ページにかけて、今度は凛ちゃんが跳び箱の上にべたっと寝て古城のチンコを受け入れるのだが、頭の先から尻の先まで天板に収まりきっていないようにも見える。上述の通り大サイズだと120cmあるので、トータルで見ると凜ちゃんの身長は190cm以上だと推測できる。女子バスケットの強豪校の平均身長は170cmを超えていることもあり、192cmという選手もいらっしゃる。このレベルの高身長だとすれば周囲の期待値の高さも、足を怪我したときの周囲の心配も肯ける。
しかし私も含めて跳び箱の記憶は初等部で止まっている人が多いのではないだろうか。小サイズの跳び箱をイメージされた方だと凛ちゃんの身長は160-170cmくらいに見えたはずだ。それでも女子平均よりは大きい方なのだが飛び抜けた高身長にはならない。本作は他にサイズ比較になるオブジェクトが少ないため160cmでも190cmでも特に気にならない。私もこれが大サイズの跳び箱である確証はないのでお好みなのだが、高身長だと思うとまた一味違う。ちなみにいずれにしてもラストのキスシーンから古城君は凛ちゃんよりさらに少し大きい。先輩係でもバスケ部員なのだ。しかし男バスだと190cmは飛び抜けて大きいわけではなく、160cmだとみそっかす扱いは仕方ない。お似合いの二人なのだから良いのだが。
あらすじ
バスケ部員の古城は、女子バスケ部のエースである鎌田凛の脱走に対処する役回りとして「先輩係」の烙印を押されていた。学校内を探し回り、やっと保健室で見つけたとき凛は下着姿でベッドに寝ていた。足の怪我を周囲に心配され逃げてきたと吐露した先輩に自信をつけてもらいたいと、古城は夜の体育館でバスケ勝負を挑む。古城の意図を理解した凛は、古城にHな勝負を持ちかけた。
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