copyright 2023 コアマガジン 佃煮
本作タイトルのSKKは、「ショートカット巨乳教」の略だと書いてある。分かりやすい教義である。「ショートカット = 活発に動くために髪を切った体育会系 = 体脂肪率低めでスレンダー = 貧乳」という4段論法がエロ漫画読者にはきっとあると思う。従ってショートカット巨乳は理外の存在であり、崇拝の対象と成りうるのだろう。
本作のヒロインはさらに糸目を貫いており、「ひとりめ」としては中々ニッチなところを攻めてきた。セーラー服は元来「水兵の服に欲情する変態はおらんやろ」という意図で採用されたはずだが、平成初期のブルセラの時点でもはやセックスシンボルでありブレザーへの転換が進んでいる斜陽の存在である。そのセーラー服にも分類があり、襟が前に長くて広い名古屋襟、襟が丸くて肩まである札幌襟など地域性があると言われている。本作は関東襟だろうか。
カメラには詳しくないが、北見先輩は器用にも一眼レフで自撮りハメ取りをキメている。出来なくは無いのだろうが、傍目には面白い絵面であろう。あと北見先輩は立ちバックをかますときに足を直立させている。立って並ぶと身長は高いのだから、むしろ若干かがむか足を広げないと刺さらないと思うのだが。逆に女子側が足を広めに開いているのを見ると、北見先輩はかなり短足ではないかと思われる。事後に満更でもない北見先輩をナミはにべもなく振るのだが、この先輩もなかなかニッチな生き様を感じずにいられない。
2023年1月時点では二人目の存在は確認できていない。期待したい。
あらすじ
写真部一年の藤宗梛巳(ふじむねなみ、以下ナミ)は入学祝いのカメラで撮りまわっていたところ、2年の北見が野外セックスしている現場を目撃してしまう。その場面を思わず撮影したナミは家に帰ってもその光景が忘れられずオナニーしてしまう。再び現場に戻ったところ、北見に手を掴まれ、覗きがバレていたことを告げられる。撮影されていたこともバレ、ナミは北見の言いなりに脱がされてゆく。