今永さんのオキニ隠し [オル巣] クラッキング (WEEKLY快楽天 2023 No.33)

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copyright 2023 ワニマガジン オル巣

タイトル クラッキング
作者 オル巣
掲載誌 WEEKLY快楽天 2023 No.33
ページ数 28
ヒロイン 今永由喜
竿役 ごしゅじんさま
エロページ位置(割合) 2 – 28 (96.4%)
発射数 1
公式タグ しつけ / おもちゃ / パイパン / おもらし / OL / SM / ハード系 / 貧乳・微乳
修正 白抜き修正

最近ハード系の作品が増えているように感じる。タグを見てみるとHOTMILKは7月号0本、8月9月が1本ずつなのに対して10月号だけで4本、BAVEL9月号で2本、8月号で3本、BEAST8月号で3本も出ている。5月号では全誌ブチ抜いてもハード系は1本もないのに(途中タグの追加は発生している)。本作はWeeklyだが、がっつりハード系の作品となっている。

ファンタジーマッサージ

本作を読んでまず検索したワードが「女性風俗 SM」。ほとんどの男性が生涯調べることのないワードで検索したところ、意外にもこの手のサービス店は多いのだ。参考として東京秘密基地という店を見てみると、なんと全国にキャストを配備しておりご注文をお受けしているらしい。ホ別70分10,000円、90分15,000円と男性向けと遜色なく、本指名の概念もありシステムはほぼ男性向けのデリヘルと変わらない。他店含め見てみたところ男性向けとの相違点としては「カップルプラン」つまり倦怠期夫婦のカンフル剤として男を混ぜてSMの手ほどきを受けるというメニューがある。男性向け風俗で嫁を混ぜるという話はかなり難易度と変態度が高いが、女性向けはあえて旦那を参加させるという考え方があるようだ。もう一つ面白いのは「地方出張承ります」というシステムが割とある。男性向けの嬢は超高級店を除けば回転数を上げることが至上命題であり、そもそも二発三発と一人の男から無限に搾り取れるわけではない。対して女性は興が乗れば一晩中でも翌朝でもプレイは可能だし、「添い寝」などの需要もあるそうだ。口コミ次第で往復旅費と滞在費を払ってでも呼びたいランカーがいる世界なのだろう。M女であればサービスする側に回る選択肢もありそうなものだが、エリートサラリーマンである今永さんは金には困っていないのだろう。

めくるめく快楽の沼

上記の店では性行為を示唆する文言は入っていないのだが、他の店ではオプションとして「コンドーム」が選択できるところがあった。そういうことなのだろう。もちろん表向きは違法なのだろうがこれこそ自由恋愛の域である。本作の今永さんがチョイスした店、携帯画面に表示されているのだが達筆すぎて判別できない。「Love Heaven」だろうか。「SMのめくるめく快楽の沼へ貴方をいざないます」というのがキャッチフレーズだ。ちなみに「女性向けSM風俗店」という場合、男性向けと違い客側はMである前提があるようだ。男性を責めたければ同好のサークルに入るか本当に男性向け店の女王として君臨するしかない。男性向け以上に事前カウンセリングを念入りにするらしく、今永さんのご希望は「手錠」「首輪」「緊縛」「言葉責め」「クンニ」「バイブ責め」「ディープキス」「目隠し」「スパンキング」となっている。本人に服を脱がせて目の前に立たせた状態でこれを読み上げている時点で、言葉責めノルマはクリアといえよう。あと8項目だ。着々とこなしてゆく。ノルマをどこで達成したかを列記しよう。

手錠および首輪 : 11ページ
緊縛: 14ページ
目隠し: 16ページ
スパンキング : 17ページ
バイブ: 20ページ
キス: 28ページ


実にバランスよくこなしている。しかも過不足はなく、スパンキングは17ページ以外ではしていない。全部こなしているかというと、上にはクンニが入っていない。この実績解除は何を隠そう1ページ目である。タイトル含む1から2ページは緊縛目隠しの後であり、2ページで目隠しを外すので時系列的には22ページ目(コンドームつける前くらい)に挟まる。挿入はサービスだろうか。ここらが男性向け風俗との違いで、「射精」という明確なゴールがない中で竿役は反応を見つつ試行錯誤する必要がある。風俗の男性客で挿入を嫌がるのはよっぽどだろうし、いかなる手段を使おうがイケば試合終了である。このプロフェッショナルな竿役が自分の都合でゴム中イキしたとは思えない。バイブとクンニの反応を総合的に判断した上でのガ・チンコ勝負ということだろう。プレイ希望には入っていないバックハグや、最後の褒めささやきも得点が高い。今永由喜様リピ確定の大満足で一丁上がりである。

今永さんのオキニ隠し

本作は読者の評判も上々なのだが、唯一リクエストメニューの中で「ディープキス」だけ審議対象である。意外なのだが竿役は最後までキスだけはしていない。自分が射精した後で思い出したようにノルマを果たすのだが、絵的にはディープといえるかどうか。「キスだけはしない」という風俗嬢はよく聞くが、竿役にも同じような矜持があったりするのだろうか。あと竿役の源氏名は最後まで明かされなかった。コミュニケーション重視の女性向けで名乗らないというのはあり得ないので、今永さんのオキニ隠しということにしておこう。

あらすじ

今永由喜はシステムエンジニア部門で働く5年目の会社員で、後輩からの信頼も篤い頼れる先輩である。しかし本当の自分は男に徹底的に嬲り者にされてモノ扱いされたいと願うドMの変態だった。その渇望を満たすべく、ついに女性用風俗の門をたたく。出てきた男は気さくな好青年で幻滅しかけたが、プレイに入ると豹変し彼女に立って服を脱げと命じた。

本作の単話配信はこちら!!

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