copyright ワニマガジン flanvia
タイトル | 僕んちの掃除機 |
作者 | flanvia |
掲載誌 | X-EROS #101 |
ページ数 | 22 |
ヒロイン | 高性能自動掃除機 |
竿役 | 貴方 |
エロページ位置(割合) | 8 – 21 (63.6%) |
発射数 | 2 |
公式タグ | ファンタジー / ショートカット / ギャグ・コメディ / 巨乳 |
修正 | 白抜き修正 |
この世はすべてファンタジー!
Komifloにおける「巨乳」タグの判定は非常に緩いのだが、「ファンタジー」タグも様々なケースでゆるく付けられる。このタグがおそらく本来指しているものは、「異世界楽天」に代表される剣と魔法と姫とサキュバスないわゆる「ナーロッパ」構成か、もしくはケモノ娘との異種混合戦と思われる。そこに古来よりある「幽霊モノ」が加わり、以降かつてならSFとくくられていたアンドロイドものや宇宙人モノもひっくるめてファンタジータグにぶち込まれているように見える。そもそもエロ漫画の扱うもの全てがファンタジーであり、この現世には催眠アプリも、美女しかいない島も、自分以外の男を不能にするウィルスも、隣の席でパンツをみせて挑発してくるクラスメートも、朝起こしに来るついでに朝起ちを処理してくれる姉妹も居ないのだ。そういう意味では全てファンタジーであり、コメディとも言える。なので本作も以前ならSFかアンドロイドタグで処理されるタイプのお話なのだが、面白いので良しとする。
「家電が家電を使うなんてありえませんからっ」
本作を語るにあたり、快楽天偉人の一人であるこんちき先生に触れない訳にはいかないだろう。そう、エロを断った上でジャンプ(+)に描き上げたジャンプコミックス「フルチャージ!!家電ちゃん」である。この作品のヒロインであるアイちゃんは、「愛妻号」と名付けられた自称汎用家電である。本作に似たおしかけ女房スタイルで有線電源を必要とする。本作のヒロインは掃除機能を持ちながら「見栄えが悪い」という理由で家にあった普通の掃除機を手に持って使うのに対し、アイちゃんは「家電が家電を使うのはおかしい」というポリシーのもとに床を雑巾で磨く。基本的にアイちゃんは主人公であるヒロトくんにデレまくるのだが、一般誌につき残念ながら一線は越えてくれない。本作のヒロインは最後までデレないのだが、リモコンで強制竿洗いモードに突入し、嫌々ながら性奉仕してくれる。なお「愛妻号」は松下電器(現パナソニック)の洗濯機ブランドとして有名であり、画像検索して頂いてもこんちき先生の絵は見られない。
電気代高いですよね?
何度か論じたように、昨今のレギュレーションで「嫌々性奉仕」というのはよろしくないとされる。なので「催眠」「援交」などのギミックによって見た目には同意している形式を取るか、本作のように「そもそも人間じゃないからOK」というエクスキューズが多用される。なので人外・触手・機械などを出してイチャラブというのは勿体ない。そういう意味で本作は機械であると同時に、催眠要素を盛って嫌々感を押し出している。ただ全体的に漂うギャグテイストのおかげで、ワチャワチャ感のある軽いノリに仕上がっている。ヒロインに名前がないのが残念だが、つねに寄り目(内斜視)気味なのと、開発者の趣味としか思えない左目の泣きぼくろが個人的に刺さった。乙女の秘所あたりから電源プラグが伸びるのだが、エロシーンのどこかでこれが抜けたか収納されたらしく、後半の乳首舐めピストンは内蔵電源がいい仕事をした。イケたからいいものの途中で寸止めされたら家中の延長ケーブルを探すハメになるだろう。電気代5万円は決して安くないが、星5レビュー間違いなしの逸品といえよう。
あらすじ
主人公は購入した全自動掃除機が気に入らずメーカーにクレームを入れていた。するとメーカーから「最新式の試作品を送る」という回答を得る。承諾した主人公だが、家に冷蔵庫サイズの梱包が届く。怪訝そうに中を開けると向こうからもこちらを睨む目が、、、裸エプロンの高性能自動掃除機との生活が始まる。
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