copyright 2024 ワニマガジン 半里バード
タイトル | 魔女は飢えてしかたがない! |
作者 | 半里バード |
掲載誌 | BEAST 2024.12 |
ページ数 | 26 |
ヒロイン | 蛇楼ミナギ |
竿役 | 女川イクト |
発射数 | 6 |
公式タグ | ビッチ / パイパン / ポニーテール / タイツ・パンスト / 中出し / 先輩・上司 / 制服 / 女性上位 / 学園 / 学生 / 巨乳 / 淫乱 / 童貞 / 足コキ / 逆転なし |
修正 | 白抜き修正 |
本日はBEASTから、久々半里バード先生の巻頭作品をご紹介したい。実は以前レビューさせて頂いた「魔女」シリーズの続きであり、2話サブヒロインがメインのスピンオフ的な作品である。
寂しくて欲して
本シリーズ初出はBEAST 2023.1、2話目が2023.6なのでどちらも配信落ちしていたのだが、本作配信に伴って特別復活と相成った。ぜひとも読んで頂きたい。元の正ヒロインは大鳥サザンカさん、大きめのウイッチハットと縞々ニーソごお似合いのドジっ子魔女である。後輩の剣塚ゆうた君に「絶対服従(アブソリュートザーメン)」という魔法をかけたことから、彼がサザンカさんに常時発情するという大問題が発生した。本人では解決できないため、不本意ながら校内の他の魔女の助けを拝借することになった。そこで体育倉庫の奥に巣食っていた本作ヒロイン、蛇楼ミナギさんの登場である。この世界では精子は強力な魔力源であり、魔女は竿を何本ストックしているかで勢力を維持していた。ミナギさんは表向きサッカー部のマネとして男子部員を籠絡し、そのために自らの魔力を惜しげなく行使していた。男子をザーメンタンクとしか認識しておらず特技は「利きチンポ」である。ゆうた君は純愛なのか魔契約なのか、サザンカさん以外では射精できない身体になっているらしい。ミナギさんの魔の手に屈すること無く、精液を得たサザンカの手によってミナギさんは撃退される。そしてサザンカとゆうたは「ハンリョの魔法」という上書き契約によって深く深く深く結ばれたというオチだった。前作はとにかくサザンカさんの無知ドジッ娘シチュと、それでいて一途な二人の無垢なエロシーンが抜きドコロであった。本作はスピンオフという形で、前作取り上げられなかったミナギさんの日常について触れられる。なお舞台となるこの学校には他にも魔女がわんさか居るらしいのだが、互いにテリトリーを持っており干渉はしたがらないそうだ。本作ではミナギさん以外の魔女設定も、何なら魔力が充填される設定も特に使われていない。単にエロいお姉さんの物語と読んで差し支えない。
色が変わるまで絞る6発
ミナギさんスピンオフにあたって、新しい竿が追加された。女川イクト一年生である。彼は虚弱体質を克服すべくサッカー部に挑戦したのだが、そこは既にミナギさんによって抜け殻と化していた。ミナギさんは他の運動部にも手を出し軒並み成績を落としたらしい。がっかりしつつ先輩の残した性汚物を回収するイクトは、いやが上にも諸悪の根源たるミナギ先輩を意識せざるを得なかった。ちなみにイクト君が拾っていたのは使用済みコンドームぽいのだが、上記の生搾り精液至上主義はどうなったのか謎である。因果はありそうだが、サザンカにボコられたミナギ先輩は手負いであり、魔力による回復もひょっとしたら魔力の行使そのものも封じられている可能性がある。彼女は冒頭から眼帯を付けているのだが、前作時点では付けていなかった。それでもミナギさんは遠慮なく一年のイクトくんの前を勝手にはだける。本人が「勃起長11.5cm」と豪語する未熟なAくんのお出ましである。最近のエロ漫画らしく竿役のほうが「イヤッ」というと、ミナギさんは遠慮なく「一週間の射精禁止」を宣告する。人生始めてのM司令に困惑するイクト君だが、ミナギさんは一切遠慮しない。他の男とのセックスを見せつけたうえでイクトくんを挑発・誘惑する。彼がもう少し成長すれば「禁欲プレイは真面目にヤッてこそ気持ちいい」と理解できるのだろうが、まだ若い彼は人目を盗んで学校のトイレで一発抜こうとする。腐っても魔女であるミナギさんはそれを察知し、電話で彼をさらに追い詰める。そして約束の一週間後、正座待機しているイクトくんのところにやってきたミナギさんは、前作ヒロインさながらにすっ転んで彼にのしかかる。臨界点を迎えていたイクトくんにそれは最後のひとシゴキとなり盛大に射精した。普通に申し訳ない気持ちになるミナギさんに対して、「いまのはノーカン!!」と土下座哀願するイクト。これがミナギさんの決定的なスイッチを押すことになる。前述の通りもともと色恋はおろか男子を人間扱いしていなかったミナギさんだったが、サザンカにあてられたのか、持って生まれたS性が開花したのか、イクトくんとの熱いHを交わす。都合6発。「水っぽいの」しか出ないイクトにさらなる魔法をかけてまで絞り抜く。25ページ、精液と言うには不穏な色使いの液を垂れ流しながら、ミナギ先輩の生乳に抱きかかえられたままイクトの意識が落ちたところでオチとなる。事後、なんとミナギさんは部活まで辞めて、イクトくんのM調教に全情熱を注ぐ覚悟をした。ここで物語は終わるのだが、次の一手は分かる。オカルト研に顔を出したミナギがサザンカに頭を下げて、彼女にはもう必要のない一冊の魔導書を譲り受けるのだろう。そう、もちろん黒魔術「絶対契約」(アブソリュート・ザーメン)だ。因果の円環は続く。
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1,210円