士別一年 即更刮目相待 [堀博昭] れあちゃんは満たされたい (失楽天 2024.04)

copyright 2023 ワニマガジン 堀博昭

タイトルれあちゃんは歪ませたい
作者堀博昭
掲載誌失楽天 2024.02
ページ数24
ヒロインれあ
竿役ゆー君
発射数2
公式タグフェラ / パイパン / ツインテール / ニーハイ・ニーソ / 中出し / 女性上位 / 巨乳 / 逆転
修正白抜き修正

 

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copyright 2023 ワニマガジン 堀博昭

タイトルれあちゃんは満たされたい
作者堀博昭
掲載誌失楽天 2024.04
ページ数24
ヒロインれあ
竿役ゆー君
発射数4
公式タグオナニー / パイパン / ツインテール / ニーハイ・ニーソ / 中出し / 学生 / 巨乳 / 恋愛 / 淫乱
修正白抜き修正

 

今月の失楽天はちょっぴりきわどいけどトロトロ純愛という作品が多い。堀博昭先生の本作は前作からの続きなのだが、急転直下ビターテイストのない甘々に仕上がっている。やはり前作から合わせてお読みいただくことをお勧めしたい。上記画像からそれぞれkomiflo作品にリンクしている。

歪ませたいあらすじ

仮に本作から入った方は驚くかもしれないが、元々れあちゃんが「世間知らずのがり勉くん」の性癖を歪ませたいというモチベーションで前作は始まっている。馴れ初めは前作から見て一か月前、おそらく新宿区歌舞伎町にあると思われる「トーワキ」にれあちゃんは家出して一週間も屯していた。そんなトーワキで何故か有名進学校の制服を着て本を読んでいるメガネ君、今日も明日も明後日も堅実に真面目に家族と生きていくように見える少年がれあちゃんの何かを震わせた。こいつを許せない。メチャクチャに歪ませたい。その思いかられあはゆー君に自身を「1回2枚」で売りつけた。2千円では無いだろう。DKにしては安くない出費だろうがゆー君に抗う術は無かった。そして一か月、れあちゃんは計画通りゆー君に「いっぱい援助させる」ことに成功していた。どういう課金体系になったかは分からないが、ゴム中は1枚追加されるらしい。このあと歪ませ目的でゆー君の尻の上に騎乗して挿入するという体位を披露する。四十八手を確認したが該当技が見当たらない。勃起したチンコをヘソ方向ではなく尻方向に曲げて挿入するのでゆー君サイドは非常に苦しいらしい。その上で腰が曲がった状態でれあちゃんの体重を載せられた状態でピストンしつつ、さらにニーソ足で顔を踏むという両者とも高難易度な体位でゆー君は無事射精へと導かれた。嗜虐心からかれあちゃんもアヘるほどの快感を味わう。ともあれ一仕事終えてシャワーを浴びようとするれあちゃんに対して、ゆー君が掟破りの生挿入を敢行する。ここまでメスガキプレイに興じてきたはずのれあちゃんだが、真面目メガネの予想外の逆襲に身体を委ねてしまう。バックからの挿入に酔いしれ、キスされ、愛を囁かれたうえで、中出しまで許してしまった。トーワキで生きているにしては異常なまでにチョロかったれあちゃんなのだが、ゆー君もまた本気だった。若い二人は真夜中に手をつないだまま何も言えずにトーワキを歩いてゆく。ついに警察に補導され、捜索願の出されていたれあちゃんは身柄を確保される。れあちゃんはゆー君を歪ませて壊そうとした事に対して「本当に…ごめんなさい」と言葉を紡ぎだし、返事を聞けないまま二人は引き裂かれた。ここまでが前作の提示だ。

満たされたいあらすじ

家に連れ戻されたれあちゃん。家出に至った理由は不明だが少なくとも両親はまともに娘のことを心配し、本気で叱ってくれた。れあちゃんは深く反省し学校生活に戻り、一年が経過した。スマホを没収されたためゆー君に連絡はとっていないのだが、れあちゃんは今でも彼のことが忘れられなかった。彼との交わり、特に最後に見せたバックからの愛のことを思い出してはオナニーにふけっていた。そして彼と出会ったちょうど1年後の日、彼女はついに因縁の地トーワキに再び足を踏み入れた。何の約束もないが、もしかしたら、ゆー君も自分を探してくれているならこの日を選んでくれるだろう。10分、20分と探し回ったが彼の姿は無かった。ここまで温めていた微かな希望が消えてゆく。そして悪いことに、そんなれあを呼び止めたのはかつての悪いヤクの売人だった。彼らはより強力な武器に持ち替え、時間をかけずとも一発で飛ぶクスリをれあに打とうとしていた。男二人がかりでれあを取り囲み退路を断つ。心を入れ替えた真面目チャンとなったれあを歪めたい、過去の自分からの刺客だった。刹那、恐怖と失望から声が出ない絶体絶命の彼女の手が強く握られる。彼女を救うべく毅然とした怒りに満ちたゆー君がそこにいた。逆上した売人にゆー君が殴られたところでれあは自分を取り戻し、れあは防犯ブザーを引いた。1年前のように警察に取り囲まれたが、今度はゆー君が手を強く握って事情を説明してくれた。再び逢えただけでも奇跡だった。それだけでなく、ゆー君は自分の事を覚えていて、かつての自分を恨むどころか身を挺して助けてくれ、今もなお彼の意志で手を握っていてくれる。れあは限界だった。前話で「ホント男を沼らせるなんてちょろい♡」と言っていた彼女が、欲情を我慢できずトーワキの路上でゆー君の手を股間に挟んでイッてしまう。二人はもう止まらない。ホテルに直行し愛を叫びながら4発。待望のバックでもう離れないと誓った。

士別一年 即更刮目相待

前作は尻切れトンボなオチ方で、今一つれあちゃんのキャラクターがつかみ切れなかった。本作を通して見れば、れあは前作の最後に「改心」したのではなく、本来善良で真面目な娘だったのだ。結局家出した理由は語られないのだが、当初のゆー君に対する黒い感情は、同じく真面目で帰る家も家族もいる、けれど満たされない自分を彼に投影してしまったのだと思う。自分のつまらない人生を変えてみたいが変え方が分からない。トーワキも何も教えてくれない。なので目の前の真面目な少年の人生を手玉に取り、歪んだ彼がどうなるかを見てみたかったのだろう。そして思惑通り彼は歪み、期待以上に自分を変えてくれた。そして一年後、お互いギザギザに歪んだ二人のハートは鍵と鍵穴のようにピタリとハマり、満たされたのだった。

本作のれあちゃんは終始トロトロで夢見る少女の顔でそれが良いのだが、個人的には前作の地雷系れあちゃんが時折見せる醒めた鋭い眼光が好きだ。そしてやはり圧巻は8ページのゆー君の怒り顔だろう。前作あれほどクリクリお目目でか弱かった優男だったのに、恋は、そしてセックスは男をここまで磨いてしまった。年の差すらよく分からないのだが、彼になら娘をやれる。男子一年会わざれば刮目して見よ。いい男に仕上がったものだ。

 

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