copyright ワニマガジン 藍夜
タイトル | オタ×ヒメ |
作者 | 藍夜 |
掲載誌 | 快楽天 2023.04 |
ページ数 | 20 |
ヒロイン | 菊池アキラ |
竿役 | アニメーション研究会(5本) |
エロページ位置(割合) | 7 – 20 (70.%) |
発射数 | 4 |
公式タグ | めがね / ビッチ / JD / 処女 / 巨乳 / メイド服 / 淫乱 / 童貞 |
修正 | 白抜き修正 |
「寝取られ」というカテゴリーのマエストロは何人かおられるが、藍夜先生も間違いなくその一人である。三姉妹がドミノ倒しの要領で寝取られる「カノジョの事情」シリーズは寝取り寝取られ名作といえる。本作はご覧の通り「寝取り」「寝取られ」どころか「不倫」タグすら付いていない。かといって「恋愛」タグをつけるような話でもないのだが、作風変更を図っておられるのだろうか?
藍夜先生の描くヒロインの特徴として、すぐ快楽堕ちするというのがある。寝取られヒロインの必須条件とも言える。以前はもうちょっと毅然とした娘もいたと思うのだが、最近は挿入まで保たないのが多い。昨今のエロ漫画読者のラブコメイチャラブ志向、かたや女性側の同意のない性行為に対する風当たりの強さなど色々な制約はあると思う。好みも様々だと思われるが、私個人としては多少なりとも抵抗を示さないと寝取られの背徳感が得られないのではないかと少し残念に思う。前作「なーすこおる」(快楽天 2022.10)では結婚前夜の元カノという設定で、16ページと短いため2ページめからおっ始めて7ページ目で堕ちる。その前の「ドタキャンされたので…」(快楽天 2022.8)では20ページの作品で6ページ目から始まって早くも8ページ目で快楽堕ちしている。両作品とも貫禄の「寝取られ」タグがついているのだが、いくらなんでも速攻が過ぎると思う。
対して本作のヒロイン菊池アキラちゃんは、最終的に誰とも付き合っていない。アニ研のオタク共も誰一人彼女の存在を匂わせておらず、(偏見ではあるが)実際に女性経験は無いと思われる。しかも作中ではオタク共の間で「あいつはヤレる」と情報共有までなされた上でヤッているため、「不倫ではない」という一点において極めて健全な関係にある。いわゆる「オタサーの姫」を描いた作品は一般含めて数多くあり、それだけ身に覚えのある読者層が多いという事なのだろう。私は当事者ではなかったが、光景を見たことは何度もある。とにかくオタク共の距離感のちぐはぐさと群集心理によってオタサーは非常に悪目立ちしがちである。なおエロ漫画では姫は最終的に「オタの一人とくっつく」「非オタとくっつく」「乱交に突入」の3パターンに分類される。部活マネものも同様であるが、(現実世界では逆だと思うが)感覚的に乱パになるのはオタサーのほうが多い気がする。本作は上記の通り「寝取られ」タグは付いていないのだが、さすがに「ビッチ」タグは頂いている。いわゆる「処女ビッチ」である。
ちなみに作中のアニ研男子は5人居るのだが全員とヤッていると思われる。挿入順に「会長(名前不明)」「福田」「前川」「メガネ(名前不明)」「内山」の順。竿役の顔が描かれないため重複している(つまり一人ハブってる)可能性もゼロではない。具体的には14-15ページのところで、会長じゃない方のメガネだけ名前を呼ばれていない。ちなみに14ページでは射精していないため、射精回数も1発足りていない。アキラちゃんもご満悦なのだが「全員とヤッた」とは言っていないため、本気でこのメガネだけハブっているかもしれない。「サークルの自分以外が竿兄弟」という状況に興奮する方(かつ眼鏡着用の方)はこの設定を信じてみるのはいかがだろうか。鬱勃起することうけあいである。ちなみに誰一人童貞を公言していない(内山氏は童貞扱いされている)が、当然のように「童貞」タグは付いている。
あらすじ
引きこもりで非モテだった菊池アキラは、意を決してアニメーション研究会の門を叩く。アニ研のオタ男たちは女子の加入を大歓迎し優しく接した。ある日の飲み会後に、アニ研の会長が酔ったアキラを家に送って犯す。他の会員にも次々犯されるうちにそれを自分の魅力と勘違いしてゆく。
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