copyright 2024 ワニマガジン 姶蜜
タイトル | G.L.S~ジャイアントレズセックス~ |
作者 | 姶蜜 |
掲載誌 | 異世快楽天 Vol.39 |
ページ数 | 22 |
ヒロイン | 巨女(キューちゃん) |
竿役 | セイラ/りりと/ナユユゥ |
発射数 | 0 |
公式タグ | しつけ / パイズリ / パイパン / ムチムチ / サキュバス / レズプレイ / ファンタジー・SF / 巨乳 / 淫乱 / 潮吹き / 異種間 / 痴女 / 百合 / 羞恥 / 複数 / 野外・露出 / 金髪・茶髪 |
修正 | 白抜き修正 |
本日は異世快楽天から、姶蜜先生の作品をご紹介する。姶蜜先生といえば竿役不在の作品なのだが、さらにスケールがデカくなっての登場である。
こんにちサッポー!
LGBTの話は以前もさせて頂いたので詳細は割愛する。このうちGとBとTは単語そのままの意味なのに対して、Lだけは地名である。エーゲ海に浮かぶレスボス島だ。レスビアン(Lesbian)とは元々「レスボス島人」の意味である。場所的には限りなくトルコ寄りのギリシャ領で、四国ぐらいの面積がある。人口は8万人だが、トルコを経由してEUに入るためにとんでもない数の難民ボートが押し寄せて深刻な問題になっている。紀元前6世紀のこの島は有名な女性詩人サッフォー(英語でSappho、今は現地読みでサッポーと呼ぶらしい)の生誕地で、サッフォーが少女の美を礼賛する詩を多く残したことから女性同性愛の起源のように呼ばれることとなった。この傾向は当時から続くらしく、「サッポー」というタイトルで下のようなガチ百合絵まで描かれている。この経緯からレズビアンの聖地として訪れる女性も多いのだが、風評被害だと感じている住民も少なくなく現地では島内の都市名から「ミティリニ島」と呼ばれているそうだ。本作はとある小島のマニワ村というところが舞台なのだが、ある意味で島でのレズものは正統派と言える。
鯨女の潮噴き縁起
本作ヒロインは名もなき巨人である。野外に寝かされているのだが手入れはきちんとされているようで見た目に汚らしさはない。前から見ると足もある普通の女子だが割とデカめのイルカ風の尻尾が生えている。人語を解していそうだが発話できずキューと鳴くことから最後にキューちゃんと名付けられるのだが本稿ではそのように呼称する。英語ではGiantess(GTS)と呼ばれる。これにはいわゆるデカ女(身長の高い女性)も含まれるが、何らかの理由で人間のボディラインをしながら10mを超えるようなフィクション上の女性も指す。GTSに性的興奮を抱くフェチのことはマクロフィリア(Macrophilia)と呼ばれる。日本ではウルトラマンに登場する科特隊のフジアキコ隊員がメフィラス星人によって巨大化したのが起源とも言われる。母体への回帰を彷彿とさせるという意見や、単にスカートの中が見たいというナナちゃん的な愛で方など様々だ。なお男性側が縮んでも縮尺的には同じことだが、こちらはシュリンカーという別ジャンルになる。
本作で描かれている通り、陰茎と膣という構造からサイズ差があまりに大きくなるとセックスが成立しなくなる。チンコのほうが小さい場合は形式的には成立しうるが、キューちゃんは当然満足できず身体を持て余していた。キューちゃんは性的に満足しないと無制限に身体が大きくなるという理不尽な仕様でみるみる大きくなり、最終的には理性を失って海獣になるとまで作中脅されている。このために島外から派遣されたのがレズ風俗「スイキンクツ」のトップランカーである、元魔女のセイラ、サキュバスのりりと、そしてスライム娘のナユ・ユゥ(以降ナユ)の3人だ。指名No.1であり仕切り癖のあるセイラさんは、キューちゃんに対して助けてあげる旨をウエメセで説明する。セイラさんは帽子で分かりづらいが目隠れ泣きぼくろキャラだ。話が終わらないうちにセイラさんは丸呑みにされてしまった。心配するりりとだが、丸呑みもまた姶蜜先生ワールドでは頻出のご褒美である。後で明かされるが、プッと吐き出されたセイラさんはこれまた姶蜜先生ワールド必須アイテム、ニゥ・ペペの実から作られた媚薬をキューちゃんの口内に仕込んでいた。ナユを呼びに行く間、キレ気味のキューちゃんの相手を任されるサキュバス。「待って!!アイアム淫魔!!戦闘無理!!」という名言とともに全力で逃げ回るりりと。そこに樽詰で船移動されていたナユが到着し、足回りを巨大化したスライムで絡め取る。ちなみにナユちゃんはボクっ娘である。体勢を崩され地に伏したキューちゃんに3人の責めが始まる。ナユは接触した相手の性感を読み取れるというレズ風俗ならではの特性を持っており、全身ローションマッサージする。りりとは女性器担当で、身体から媚薬を分泌できる。必殺「クリパイズリ」で責め立てる。セイラさんは「元魔女」という名乗りなのだが、なんとキューちゃんと同じサイズまで巨大化した上で、言葉責めと触手攻めを同時展開する。隠れるすべもないのだが「見られて感じるのね」と言われ絶頂に達してしまう。噴き上げた潮は村一面に降り注ぎ、以降天気雨のことを「鯨女の潮噴き」と呼ぶようになったという逸話でオチとなる。
スイキンクツ
本作設定では、キューちゃんは性的に充足されていれば「それ以上大きくならない」だけで、人間サイズには戻ってくれない。というわけでセイラさん一行は彼女をスカウトして連れて帰ることにした。最後に本作攻め側の3人が所属する店名にもなっている「水琴窟」のご紹介だ。壺を逆さまに埋め、底だった箇所に穴を開ける。そこに上から水を垂らしていくと、水滴が水面に落ちる音が壺の中を反響しイイ音が出るというギミックである。通常は上に庭園をしつらえ、手水鉢(ちょうずばち)に注がれる水が溢れるのを受け止める形で作られる。下に断面図があるのだが、水門から垂れ落ちる水滴の絵に何とも言えないエロさを感じるのは私だけだろうか。日本庭園の伝統に対して失礼千万な点は申し訳ないが、レズ風俗に対して「スイキンクツ」のというネーミングを与えた姶蜜先生のセンスに響き合うものはあると信じている。
こちらが実際の音色である。構造次第で様々な音色になるわけだが、このように水音と思えないほど大きくメタリックな響きがある。いきなり鳴るのでボリュームに注意してお聞きいただきたい。
姶蜜先生の作品はこちら!!
330円