先輩、何回ですか? [桃雲] 静止した箱の中で (快楽天 2026.03)

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copyright 2025 ワニマガジン 桃雲

タイトル静止した箱の中で
作者桃雲
掲載誌快楽天 2026.03
ページ数26
ヒロイン小森
竿役先輩
発射数2
公式タグフェラ / ショートカット / OL / 中出し / 巨乳 / 後輩・部下 / 恋愛 / 淫乱 / オフィス・職場 / 陰毛
修正白抜き修正

当ブログはおかげさまをもって3周年を迎えることが出来た。一度お引っ越しをしているので本ドメインでは1年半ほどだが、開設と同時に始めたTwitterが3年目と教えてくれた。その個人的な節目に快楽天から、桃雲先生の巻頭作品をご紹介したい。初カバーガールご担当である。本作ヒロインはデカいのだが、入りきって無い肉感が伝わる刺激強めの表紙に仕上がっている。

The Day the Elevator Stood still

本作の英題は “The Day the Elevator Stood still” – これは1951年の映画「地球の静止する日」から取られている。そして邦題は同じくこの映画を引いた新世紀エヴァンゲリオン第拾壱話「静止した闇の中で」(The Day Tokyo-3 Stood Still)からだろう。どちらもエレベーターが止まる話である。

舞台は(株)和仁印刷工業。新人ヒロイン小森さんと、2年上の先輩(名前不明)が残業するところから始まる。小森さんはデザイナー志望だったにもかかわらず雑用を押しつけられており、備蓄食料をエレベーターで運ばされていた。先輩の目から見ても明らかな雑用である。鍵当番らしい先輩は必然的に彼女を待つハメになり、デカ女だてらに毎度力仕事にコキ使われている小森に同情の念を抱いていた。ちなみに20ページ、先輩は自身を彼女の「上司」と呼ぶのだが、そうだとすると小森を小間使いさせていることに責任が生まれるのでどうなのだろうか。運命の日、小森は感謝の念を伝えるべく先輩に話しかける。エレベーターピッチというやつである。しかし慣れないことはするものでない。先輩が「(雑用が)嫌だったらちゃんと」と返した刹那に突如暗転しエレベーターが止まってしまった。オロつく小森さんに、先輩は電気系統の不具合は「偶にあること」と受け流し、復旧まで待つことにした。

チャンスの女神を通せんぼ

残業で腹が鳴った小森に、先輩は黙って彼女が運んでいた備蓄食料を開封し渡す。6ページから7ページ、懐からカッターナイフを取り出した先輩と、非常食を胸に抱く小森さんが桃雲先生迫真の筆致でビビッドに描かれている。結論から言うと小森さんは先輩のことを憎からず想っていた。密室閉じ込めイベントを十分に活用して距離を詰めようとしていたと思われる。しかし7ページ、読者の予想よりも「思ったより早」くエレベーターに明かりが点る。度重なる誤算に小森さんは思わず「…まだ 出たくありません…」と操作ボタンの前に立ち塞がった。びっくりしたのは本人だろう。こうなっては後へ退けない。バグった小森さんは勢いに任せて先輩を押し倒す。これまた思ったより抵抗なく倒れた先輩に小森さんはなおさら退けなくなり、最終手段である既成事実を作るべく下半身に手を伸ばした。

先輩、何回ですか?

チンコは体外に露出しているので、フェラチオというものは一般に力づくで顔をねじ込む必要は無い。しかし体格差と床の摩擦係数の問題か、小森さんは先輩を壁際まで押し込んでしまう。13ページ、挟まった先輩は思わず「まっ…まって」と頭を押さえる。ドクンッ、という擬音で先輩が射精したかと思いきや、小森さんはギリギリのチンコから口を離す。「ホントに待ってどうすんねん」という顔をする先輩に詫びを入れる小森さん。彼女は再度エレベーターボタンにもたれかかり、ズボンを半脱ぎにして股を開いた。一人の地球人に委ねられた決断、ある意味で「地球の静止する日」である。もちろん先輩は壁ドンして彼女を串刺しにした。届いて良かった。以降はひとしきりお楽しみの後、コールセンターに連絡し「助けが来るまで2時間かかるけどどうする?」というお誘いでオチとなる。

本当に怖いエレベーター閉じ込め

私は「実績解除」という言葉が好きだ。生きていく上でどんなことでも体験に勝るものは無い。まあいろいろある中で、自分の中で上位にあるのが「エレベーター閉じ込め」の実績解除である。しかも日本では無い。時は2007年、場所はシンガポールのオーチャード通りにあるパラゴンというデパートだった。金曜日、出張の仕事終わりにぶらぶらとショッピングモールをうろついてエレベーターに乗ったとき事件が起きる。どうも19時だかに上階だけ閉めるオペレーションらしく、突然自分一人乗っていたエレベーターが止まった。すぐさまコールボタンを押す。音は鳴るのだが反応が無い。当時はスマホなど無く、海外で使える携帯は持っていなかったし、あったとしてもどこにかければいいか見当が付かない。しかも折悪しく金曜の夜であり、このまま音信不通でも現地で気付かれるのは月曜だ。焦った。無理くり扉に手をかけても開かない。大声を出しても叩いても反応は無い。真っ暗にはならなかったのが幸いだが、エレベーターの箱の中にも特に何も無く、食料や水などの持ち合わせも無い。焦ると同時に長期戦を覚悟した。10分ほどしたとき始めて応答があった。スピーカーが良くない上にどうも相手は中国語っぽい。とにかく「ヘルプ!」と叫び続け、通信が切れた。とりあえず誰かに状況は伝わったと思う反面、いつ対処して貰えるのかが分からない。へたり込む。何か考えようにも、全く選択肢がない。あるのは財布と仕事用のパソコンぐらいなもので、当時WIFIなんて気の利いたモノも無い。途方に暮れてさらに15分ほど、突然エレベーターが話し始めた。英語で何らかのアナウンスを伝えてくる。聞き取れないが何かしてくれそうなオペレーターっぽい。虚空に向かってサンキューなどと応答していると、エレベーターがようやく動き出し、どこかの階に止まってドアが開いたのだった。閉店作業をしている警備員と目が合ったが、とにかく一目散にビルを出た。そこから後のことは何も覚えていないが、しばらくエレベーターに一人では乗らないようになった。エロくも何ともない話で申し訳ない。その後2024年に再度そのエレベーターを探して写真を撮ることが出来たので貼ってみる。何の変哲も無いエレベーターの前でキャッキャ記念写真を撮る変な旅行者である。本作の二人がこの後どうなるかはともかく、恐らくだが小森さんもいつか会社のビルを訪れ記念写真を撮る日がくると思う。

桃雲先生の作品はこちら!!

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