竿役ヒロイン自由選択制 [もず] りり子はお慕いしておりますわ (BEAST 2023.10)

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copyright 2023 ワニマガジン もず

タイトル りり子はお慕いしておりますわ
作者 もず
掲載誌 BEAST 2023.10
ページ数 24
ヒロイン 春日山りり子
竿役 加茂先生
エロページ位置(割合) 6 – 23 (75.%)
発射数 2
公式タグ しつけ / フェラ / オナニー / パイパン / レズプレイ / ショートカット / 先輩・上司 / お嬢様 / 学園 / 学生 / 巨乳 / 後輩・部下 / 淫乱 / 潮吹き / 羞恥 / 複数 / 金髪・茶髪 / 陰毛 / ぶっかけ・顔射
修正 白抜き修正
 
三連休だが諸用で落ち着かない日々を送っていて本日もスマホから更新している。FC2ブログの仕様で、PCからとスマホからで少し体裁が変わる場合があり何かと悩ましい。不備があるかもしれないが予めお詫びしたい(見つけた範囲で後日訂正しております)。本日はもず先生の凄まじい作品をご紹介する。当ブログではヒロインと竿役の名前をわかる限り記録しているのだが、本作は当ブログで初めて「ヒロインと竿役が直接エッチなことをしていない」という超異色作である。

スカートは結構ですわ

本作は特段読みにくい難解な作品では無い、のだが簡潔に説明しようと思うと悩ましい。本作の主役はタイトルに入っているように春日山りり子お嬢様で間違いない。かつてはお嬢様といえば「ことのて」言葉(「お可愛いこと」「好きです」「よろしく?」などの語尾が特徴)が典型だったが、りり子は語尾すべて「わ」で押し通る、いわゆる「ですわお嬢様」だ。イントネーションひとつで関西のオッサンになってしまうことも含めてインパクトが強い。そして本作の実質的な竿役は、冒頭からキラキラと登場している1年上の燕先輩だ。「燕」が名字か名前かは最後まで不明である。いわゆるイケメン王子様ポジのキャラなのだが、燕先輩には肝心な竿が無いことが早々に判明する。女子に対する盗撮などの迷惑行為に対する抜本対策として、制服をスカートではなくスラックスにしてしまうという提起がある。私は良いと思うのだが、パンプスなどと同様に女性内での葛藤と抵抗があるらしく「選択制」という着地点が多いらしい。実際に近所の高校でスラックス女子を目撃したこともある。制度として女子スラックス制服を用意している都立高校は全体の8割を超えているそうだ。燕先輩はスラックス派なのだが、そもそも本作の舞台は女子校なので何履いていようが女子しかいないというオチである。ちなみに完全な「自由選択制」つまり男子スカートも容認している都立校は3校しかないとか。
 

幸せ絶頂ですわ~!

りり子さんはお弁当箱の回収のため深夜学校に忍び込む。それなら守衛に言えばいいものをダマで入る辺りが淑女である。そこで憧れの燕先輩が加茂先生に階段の踊り場でヤラれている現場を目撃してしまう。以後のエロシーンを含めて燕先輩は徹頭徹尾マゾい。それでいて羞恥心は隠さないという最高のパフォーマンスを魅せてくれる。加茂先生はキモ男度は低めのヒョロメガネである。加茂先生サイドは燕くんと真っ当に交際しておりゆくゆく結婚も視野に入れていると供述しているが、そもそも馴れ初めも、なぜ深夜ファックに至ったのかも一切語られないので真偽はわからない。りり子さんはよもや階段での想定外の邂逅に慌てるが、現場を逐一録画して寮に帰ってからオナるという大道寺知世さん流の淑女ぶりを発揮する。高校の寮で個室というのはあまり聞かないが同僚は災難である。
 

加茂先生、それともりり子ですの?

そしてエグい週末をお送りになったりり子は一計を案じ加茂先生を体育倉庫に呼び出す。真面目そうなお嬢様に証拠を突きつけられた加茂先生はクビ覚悟で破れかぶれの言い訳に終始するが、りり子の願いは告発ではなかった。「燕先輩を私のいるラブホテルに呼び出して、私の目の前でヤれ」というエロ漫画的な脅迫である。何も聞かされず現場に連れてこられた燕先輩はもちろん困惑する。しかし腹をくくった加茂先生は意外にも乗り気で、下半身を漲らせながら調教に入る。加茂先生に逆らえない燕先輩は言われるがままに仁王立ちフェラを敢行する。淫らで卑しい燕先輩に幻滅し、それ以上に興奮を隠しきれないりり子。抜いてなおギンギンな加茂先生は燕先輩に背面騎乗位のまま後輩に挿入を見せつけろと命令する。りり子も自ら服を脱ぎオナり始める。ここにある種のエロ漫画フラグを見た加茂先生は当然3Pを提案する。これにりり子が食い気味に拒絶し、加茂先生の立場を「わからせ」る。りり子が見たいのはあくまで燕先輩でしかなく、加茂先生は竿付きのナニカでしかないと。激高したりり子は勢いで燕先輩を撫で付け、キスし、自らの秘所を舐めさせる。これ以降加茂先生の顔は二度と出てこない。あくまでバックで突かれる燕先輩の顔をバイブか何かのように股間にあてがって腰を振りまくる。そして二人は絶頂を迎える。ここでいう二人は加茂先生とりり子であり、燕先輩がイッたかどうかは微妙である。上記の通りりり子と加茂先生は作中で一切の接触がない。リアルでの3Pはお互いポジショニングに気を使う必要があるが、エロ漫画では竿役の胴体など必要に応じて消せるので複数プレイはカジュアルに描かれがちだ。しかし異性同士のヒロインと竿役が精神的にも肉体的にも一切接触しないプレイというのは非常に珍しい。そのくせ同時イキするという謎の相性がある。事後、当然ながらりり子さんは加茂先生をハブり燕先輩との直交渉に出る。燕先輩がこれに応じたかどうか、中出しまで許した加茂先生と限りなく初対面なりり子を天秤にかけたかどうかは語られないまま終わる。
 

また逢いたいです 今度はふたりきりで

本作は怒涛の19タグを擁している。「レズプレイ」などレアリティの高いタグも盛れている。しかし個人的にはこれでも足らないとさえ感じる。「逆転」「NTR」の要素も見方によっては感じられる。燕先輩の境遇的には「ハード系」も過言ではないかもしれない。なんなら「ギャグ・コメディ」タグも十分アリである。上記の通りやや難解ではあるので実用面では読者を選ぶかもしれないが、非常に懐の深いニッチなポテンシャルを多数秘めた作品と言える。
 

あらすじ

1年の春日山りり子は、学校の王子様的存在である2年の燕先輩に憧れていた。ある日階段で転んだとき燕先輩に抱きかかえられた時は我を忘れるほど舞い上がった。しかしりり子は、そんな燕先輩が深夜の学校で加茂先生にバックから突かれて嬌声をあげているのを目撃してしまう。興奮冷めやらないりり子は、証拠映像とともに加茂先生にある提案をする。

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