純白の究極竜 [usachanGET] 白竜ちゃんはポメくんを大切に攻めたい (WEEKLY快楽天 2024 No.17)

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copyright 2024 ワニマガジン usachanGET

タイトル 白竜ちゃんはポメくんを大切に攻めたい
作者 usachanGET
掲載誌 WEEKLY快楽天 2024 No.17
ページ数 24
ヒロイン セナ
竿役 ルカ
発射数 5
公式タグ フェラ / パイパン / ファンタジー・SF / 中出し / 処女 / カップル・夫婦 / 女性上位 / 巨乳 / 恋愛 / 淫乱 / 異種間 / 童貞 / 逆転なし / 金髪・茶髪
修正 白抜き修正
このところ暑かったり寒かったりで少し体調が黄信号で更新が遅い。申し訳ない。Weeklyから「大型新人」usachanGET先生の作品をご紹介する。一般もそうなのかもしれないが、商業デビュー作はエッジが利いてるというのは最近とみに感じる。
 

ホワイトドラゴンとポメラニアン

まず名前と種族に混乱のないように。「白竜ちゃん」=「セナ」がヒロイン「ポメラニアンのポメくん」=「ルカ」が竿役である。獣人モノなのだが、幻獣種と愛玩種のギャップが恐ろしく激しい。二人の馴れ初めは語られないが、初デートということでルカくんがセナさんをもてなすべく張り切るという導入だ。大方の予想を裏切らず、天運がルカくんに味方しない。ヘコむルカくんをセナさんが癒してあげるところまでおねショタど真ん中である。「逆転なし」のタグ通り、本作はルカさんが徹頭徹尾リードする物語だ。
本作のデートシーンは思いのほか短いのだが、ルカくんが「クルマに轢かれかける」「売り物の皿を割る」「レストランの予約日付を一日間違える」「財布を落とす」「電車を乗り間違える」ここまでを1ページでやらかすホンモノである。初デートでここまでやらかすと流石に生涯引きずりそうな気がする。いや、むしろ開き直れるかもしれない。そしてセナさんもまたマザードラゴンのごとき慈愛の化身、もしくは何らか因果に干渉できるタイプのドSかもしれない。ちなみにこの世界は見る限り獣人しか居ない世界らしいのだが、冒頭の1コマの影響で勝手に異世界の関西地方、具体的には大阪淀屋橋界隈をイメージしてしまった。参考画像はこちらである。
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アルティメットホワイトドラゴン

本作の見所は何と言っても表情豊かなセナさんの尻尾である。脊椎動物の進化史を考えたとき、もともと足の方が後発なのだ。尾はメインの移動手段であり、足が出来たことでそれ以外の用途に使う動物が生まれた。爬虫類では攻撃手段および回避手段(尻尾切り)として、鳥類哺乳類は求愛や感情表現の道具として、そしてサルの一部は木の枝を掴む3つ目の手としての役割さえ持つ。セナさんの尻尾はまさにこの役割全てを担っていると言ってもよい。エロシーンのほぼすべてのカットで何かしてる。先端がスペード型になっているいわゆる悪魔型の尻尾で、大事なところをツンツンするかと思いきや、ルカくんの可愛いだけのもふもふ尻尾をグルグル巻きに締め上げるという性技?を駆使する。
本作はベンチでの軽いキッスからなんと7ページ、ABCのAだけで押しまくる。ルカとセナの関係性、特にセナさんの彼氏篭絡の方向性を読者の脳にじっくりと刻み込む、実に戦略的なページ割りである。そして10ページ、突然プリキュアを見ているかのような彼氏の脱衣シーンと、セナさんのランジェリーシーンでさらに焦らされる。「竿役の脱衣シーンをコミカルに描く」というのは初めて見た気がする。白竜のランジェリーは白では締まらない。モノクロで残念だが黒ではない濃い目の上下だ。ショーツにはフロントリボンが付いているのだが、実は後ろに紐が付いており、穿いてから尻尾の上で結ぶことでズリ落ちないようにしているらしい。後ろ手で結ぶのは大変そうだが芸が細かい。12ページ、これまた何とルカくんの性知識は妹の読んでいる女性誌「ケモLOVE」から得ていると明かされる。ヒロインが普通に成人男性誌を読んでいるのがエロ漫画のお約束なのにここも敢えて逆を行くのが面白い。今日びの女性誌はそれなりにエロいことを教えてくれそうだが、セナさんは「お兄ちゃんのマゾ開発本」で予習してきてると豪語される。バックハグから尻尾で乳首責めしつつ初デートに震える彼氏の前立腺に遠慮なくアプローチするセナさんに敵うはずもない。体勢的にはルカくんに譲るのだが徹頭徹尾セナさんのターンのまま果てる。19ページ、なにげに「前立腺の断面図」も私は初見な気がする。可愛い絵柄ながらドエロい、weeklyという戦場で「大切に攻めたい」どころか「大胆に攻め切った」良作だ。

あらすじ

白竜のセナさんとポメラニアンのルカくんは初デートを迎える。気負うルカくんはことごとく空回りしてしまったが、セナさんはそんなルカを温かく受け入れた。申し訳なさげに「その先」を懇願したかったルカだったが、セナさんの尻尾は確実にルカのウィークポイントを狙っていた。

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