聖水たっぷりの蜜壺 [肉棒魔羅ノ進] シスターザーメン (快楽天 2023.10)

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copyright 2023 ワニマガジン 肉棒魔羅ノ進

タイトル シスターザーメン
作者 肉棒魔羅ノ進
掲載誌 快楽天 2023.10
ページ数 24
ヒロイン 十文字
竿役 黒鵜
エロページ位置(割合) 8 – 23 (66.7%)
発射数 2
公式タグ しつけ / アナル / フェラ / コスチューム / ショートカット / ギャグ・コメディ / 巨乳 / 淫乱 / 痴女
修正 白抜き修正
 
快楽天から箸休めのギャグ漫画枠が無くなって久しい。かるま先生もめっきり4コマってみなくなった。それでもギャグ・コメディタグは不滅である。本日は肉棒魔羅ノ進先生のドタバタエロコメディをご紹介する。

一度でいいから見てみたいザーメンシスター

以前シスターについて書かせていただいたが、隆盛を誇った巫女がまた退潮気味でシスター作品が増えている。年に一度くらいは本職(バイトだとしても)を見かける巫女服に対して、シスターとの遭遇確率は日本では限りなく低い。具体的な聖職者としてのイメージが薄まっているところが逆に使いやすくなっているのだろうか。少なくとも本作は敬虔値ゼロである。オナニー禁止のカソリック(要出典)に気を遣う必要もないのかもしれない。コミフロ英語版(FAKKU)に展開されるかは甚だ疑問ではあるが。
 

目隠しから始まる物語

感覚遮断というのは金縛りと同等、あるいはそれ以上に恐怖心と無力感を伴う。する側からすれば攻められない安心感と嗜虐心をそそられる。目隠しというのは最もリーズナブルかつ効果的な性具といえる。花嫁衣装もベールや角隠しなど形態はさまざまながら、女性側の視線を隠してプレミア感を出しているといえる。ただ日常生活上は視覚無しはハードすぎるので顔出しNGのイスラム文化でも目だけは出している。目隠しシスターというのは、かつて視覚障害者が寄る辺として修道院を選んだ結果というパターンはあるらしいが、視覚を放棄することの宗教的な意義は特に無いようだ。フィクションの世界ではゴブリンスレイヤー」剣の乙女さんがいらっしゃるが詳細は差し控える。「NieR:Automata」2Bさんも目隠し美少女としての第一人者だが、シスター服というわけではない。本作のザーメンシスターさんは顔を隠しているだけで自分からは見えているように見受けられる。サングラスのような意味合いなのだろう。それでもエキセントリックなエロさがあって非常に良い。
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「キャラ豹変」というのもエロ一般問わずよく使われる。何らかのきっかけで人格が入れ替わる、別人格が乗っ取るといったオカルティックなものと、本人の中でスイッチが切り替わるタイプに大別できる。本作は後者であり、「純情貞潔な娼婦」という相矛盾する要素を求めるエロ漫画でよく使われるトリックと言える。彼女には「エロくなると同時にはっちやける」という困ったデバフも標準装備しており、真面目な人格者が宴会で無茶ぶりを求められた時に加減がわからずやらかすパターンである。
 

十文字さん

本作のヒロインは十文字さんと名字だけ名乗っている。東北地方に多い名字で山間地の谷間などの地形環境から取られたとかで、古いものだと鎌倉時代には人名が残っておりキリスト教の伝来より古いとされる。かたや島津家の家紋であり、島津製作所のマークでもある「丸に十文字」はキリスト教との関係性が指摘されているとか。彼女がどちらかは分からないが、名字イジりでどこかでシスター趣味をこじらせたと思われる。エロコスを着ればはっちゃけてるレイヤーさんの大多数にとって「身元バレ」ほど嫌なものは無いんだろうが、近所の人に顔が割れて追い込まれた思考の中でなお「着る」というのは実にメンタルが強い。
 

聖水たっぷりの蜜壺

8ページ、「女泣かせの悪魔チンポ♡聖水たっぷりの蜜壺で祓ってさしあげます…わ♡♡♡」というザーメンシスターさんの決めゼリフがある。コミュ障をこじらせた十文字さんだが淫語に関してのみ立て板に水が如くスラスラと出てくるあたり、相当努力研鑽を積んでいると察せられる。しかしだ、この時点で誰がこの蜜壺をアナルだと思えるだろうか。前々回ご紹介した翁賀馬之助先生「ホットスパイス・チョコレート」のルゥルゥさんと全く同じ貞操観念、アソコにさえ挿れなければ何でもOKという常識の持ち主がここにもいた(念のため掲載順はこちらが前である)。明確な描写はないのだが、従って「聖水たっぷり」濡れっぷりの比喩ではなく、アナルの仕込みはOKという意味でしかない。アナル用のエローションのことを聖水と呼ぶのは最高に罰当たりなのだが、普段から女性の尿のこともそう呼んでいる子羊に石を投げる資格はないのだろう。二人とも有言実行で最後まで前には挿れさせなかったのだが、ルゥルゥさんにも十文字さんにもkomifloは「処女」タグを与え給わなかったことは記しておきたい。ザーメン。

あらすじ

15連勤に苦しむサラリーマン黒鵜、会社に向かう道すがらに謎のシスターが現れる。彼女はシスターザーメンと名乗りハイテンションでこちらに擦り寄ってくる。何とか振り切って出社したところ、上司が憐れんで翌日休日を貰えた。その休日にゴミ出しに出たところで、私服姿の昨日のシスターに遭遇する。彼女は隣部屋の十文字という女性で、キョドっていたかと思うと突然脱走し、またシスター姿で帰ってくるなりズボンを下ろしにかかる。

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