陽キャ同士のセックスはド変態?　[Hamao] 決行は日曜日!! (快楽天 2023.05)

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そうです、階段室です!!

普通に嬉しいコメントなんだけど家帰るのは陰キャでなんか笑ってしまった https://t.co/WwlVjPHTKS

— どじろー🔞3/29快楽天 (@doji_ro) March 29, 2023

本作はまさにこの文言を逆説的に体現しているとしか言いようがない。もみじと春貴は誰はばかること無いカレカノらしく、女子サッカー部の友達も普通に流している。そう、天野結華には申し訳ないが女友達が居るのだ。向こうは処女こじらせて捨てたのだが、こちらは学校で真顔で次のセックスの話をしている。学生時代にこんな彼女が居たやつは絶対にエロ漫画の愛読者にならないと断言しても良い。もはや異世界、なろう主人公のようなものである。

決行は安全日?

仮に自分がこの立場だとしても、頭が海綿体になっているような状態で「安全確保のために前もって」パスケースを置いておく発想がまずまず出てこない。ここまで準備万端にもかかわらず何の躊躇もなく生中というのも納得がいかない。いや、カレンダーにわざわざ仕込むあたり、二人でナチュラルに生理周期の話をしている可能性さえある。エロ漫画読者の8割、登場人物の6割くらいは安全日の定義すら知らないと思われるのにである。ちなみに生理周期を28日、前回月経から14日後を排卵日(=月経予定日の14日前)と仮定するのをオギノ式と呼ぶ。オギノ式はもちろん妊娠したい人向けの「危険日予測」が目的だが、排卵日前後7日間を外した(期間のうち月経時を除く)時期を安全日と呼ぶらしい。

陽キャ同士のセックスもエロいよね!

本作のヒロインは名字の設定が見当たらないのだが、竿役はライン画面に「追倉春貴」と書いてある。長野県松本市の地名らしいが特に関連が見当たらない。二人の通う学校は私立ソラリス学園という。Solaris は「太陽の」という意味で、おそらく日曜日とかかっているのだろう。エロ漫画における(そして恐らく現実の)学校でのHは、両者の家を含め安全な場所を確保する方法が見当たらない(知らない)ために止むを得ず、というパターンが大半で、残るは「リスク度外視で今ヤルしかない!!」という本能に任せた結果だと思われる。本作の二人は純粋に「学校でHすることの背徳感からくる快楽」を求めているド変態である。何と何と、本作はオチでもみじさんが「今日家族が居ないんで家来ますか?」と誘っており、春貴くんも乗っかっている。つまり、朝の時点で安全にヤろうと思えばヤれたのだ。にもかかわらず、場所はともかく友達にバレるリスクを負ってまで学校でヤりたがる二人。「リア充暴露されろ!」と思わず言いたくなる。

あらすじ

私立ソラリス学園陸上部のもみじと春貴はヤりたい盛りで、なんとか学校でHできないかと画策する。決行は3月5日の日曜日、3年生の卒業した4階から屋上に上がる階段室に狙いを定める。春貴は「陸上部の壮行会」というウソの名目で家を出る。もみじは友達に「図書室でテストのおさらいをしたい」とこちらもウソをつく。念のため階段室に置き去りにしたパスケースもそのまま置いてある。準備は整った。二人の興奮はもう止まらない。

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