雪夜に冴えわたるゲッコー [Jun] 雪降る夜のレプタイル (COMIC 外楽 Vol.17)

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copyright 2024 文苑堂 Jun

タイトル 雪降る夜のレプタイル
作者 Jun
掲載誌 COMIC 外楽 Vol.17
ページ数 30
ヒロイン リザ
竿役 斑目先輩
発射数 3
公式タグ ギャル / フェラ / パイパン / ショートカット / JD / ファンタジー・SF / 中出し / 処女 / 巨乳 / 後輩・部下 / 恋愛 / 淫乱 / 異種間 / 金髪・茶髪
修正 黒棒による修正
本日は「異種和姦専門誌」外楽の巻頭作品、Jun先生の作品をご紹介したい。

はちゅ

外楽は異世快楽天と違いヒロインは原則人型をしていない。竿役が人外でもいいのかもしれないが見たことは無く、両方とも人外だが同種だと雑誌違いとなる。タイトルにある「レプタイル(reptile)」は日本語で「爬虫類」を指す。恐竜が生きていた中生代はもっと多様だったのだが、現生する爬虫類は大きくカメ目、有鱗目、ワニ目に大別される。有鱗目には大きくトカゲとヘビに分かれる。つまり爬虫類は「カメ、トカゲ、ヘビ、ワニ」の大きく4種と思ってよい。どれも我々哺乳類から見て個性的な種族だ。両生類から完全陸上に適応した生物種だが、クジラと同じくカメとヘビは海に還った種がいる。カメは防御力特化、ヘビは機動力特化、ワニは攻撃力特化と戦闘力も高い。一方カメは比較的アンチが少ないが、ヘビ・トカゲは致命的な毒をもつ種も知られ生理的嫌悪を持つ人も少なくない。なので擬人化と言う観点で爬虫類はあまりお呼びがかからない、あっても特に蛇姫は悪者扱いされがちである。本作のヒロイン「リザ」は見るからにトカゲ(Lizard)ベースだ。

雪夜に冴えわたるゲッコー

爬虫類好きからして扉絵のカットは衝撃的である。トカゲにとって最大の弱点は「寒冷」だ。冬がある日本で飼育するならヒーターは欠かせない。モコモコの服を着ているから問題なさそうだと思うのは恒温動物の発想で、彼らは一度冷えてしまったら外部から熱を与えないと最悪死んでしまう。この世界では「変温属性」と呼ばれ、寒さに屈すると冬眠に移行するらしい。作中でも竿役の班目先輩にその認識はあり、すぐ家に上げた。夕食のお鍋もご相伴にあずかる。トカゲは基本肉食だが植物食もあり、コオロギ食べたいとか言い出さなければお鍋はちょうど良いのかもしれない。リザはある程度斑目先輩に好意を持っていたようだが、彼の反応で彼女の捕食心に火が付く。一部のトカゲには背中にトゲトゲのひだがあり「クレスト」と呼ぶ。彼女の顔と髪型の造形にもこのようなシャギー感があり、9ページの意を決した表情が私は好きだ。エロシーンは生物的にいろいろ思うところはあるのだが、人魚の時と同じくあまり気にしても仕方ない。断面図もあれば子宮らしき器官もあるのでソコは全く問題なさそうだ。なんと処女膜まであるらしい。総排泄口に処女膜があったら日々かなり厄介だと思うが、既に生殖機能が分かれているのだろう。ちなみに原則として爬虫類はメスが発情していれば大体交尾までは上手くいく。腹の中で徐々に成長させていく胎生動物と違い、産卵時点で出生に必要なすべての栄養を用意する必要があるためメス側の負担は大きい。本作は大晦日から姫初めにもっていくストーリーで、時季外れではあるものの使いやすいネタである。年越しカウントダウンに合わせてイクというのもお約束だが、カウントダウンで何かを合わせる(クラッカー鳴らす等)場合に「ゼロをコールするか」という問題があり、本作ではゼロコールでイッている。「さーん、にー、いちー、ぜろー、おめでとうございます!」は年越しでは珍しいような気はする。そこから2発。外楽はとにかくイチャイチャを念入りに描く。エネルギッシュな彼女がベタ惚れしておせっせする姿がいじらしくて惹かれる。斑目先輩も思いのほかスタミナがあり満足度が高い。良くも悪くもしっぽ以外はそんなにトカゲ度低めなので、コアなレプタイルケモナーでなければむしろ普通に楽しめる作品だ。

あらすじ

吹雪の大晦日、特に用事のない斑目は家でコタツに丸まっていた。そこにトカゲ種族のリザがやって来る。寒さに弱いはずのリザなので家に上げてコタツで温もらせる。吹雪の夜、お互いフリーであることを察したリザは年越しカウントダウンまでに仕掛けようとする。

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