copyright 2023 コアマガジン いとうえい
タイトル | お嫁さんまであと何年? |
作者 | いとうえい |
掲載誌 | コミックメガストア Vol.4 |
ページ数 | 20 |
ヒロイン | 長谷川玲那 |
竿役 | 晴彦 |
エロページ位置(割合) | 2 – 18 (85.%) |
発射数 | 2 |
公式タグ | めがね / パイパン / ミニ系・小柄 |
修正 | 黒棒による修正 |
「初等部」という回避ワード
いとうえい先生はロリから熟女まであらゆるフェチシズムを幅広く描き出す大御所である。前回は人妻催眠モノだったのだが、本作は年齢層かーなーり低めのヒロインが登場だ。本作のヒロインはしっかりした子で、絵的にはもう少し上と思われても良さそうなものだが、字で書く当ブログでは逃げようのない部分がある。伏せ字は使わないと誓っているので多少表現が遠回りなのはご容赦いただきたい。商業エロ漫画雑誌もアダルトブログも同じだと思うが、義務教育年限の女子(も男子も)が交じるのは非常によろしくない。「見た目は幼いが実際は1万歳超え」のような逃げ方も一部活用されているが、「学校に通っている」という事自体がエロのトリガーになっている事が多い(ランドセルなど)ため、年齢にかかわる要素はなんやかんや有耶無耶にボカされる。JKという隠語も人口に膾炙されすぎて(何なら当事者が自称するほどに)、komifloタグから抹消されるほどだ。本作はそれどころかJSがヒロインだ。日本の学制を利用することで、「4-6年」と書くことで示唆することが出来る(大学4年と混同しかねない作品は見たことがない)。それに加えて本作では「初等部」というワードを直接使っている。あからさまなワードなのだがNGリストには載っていないらしい。流石いとうえい先生である。なお竿役の年齢は明らかではないが、普通に一人暮らしをしており有職者であると思われる。いわゆるロリコンであり、作中でもそう呼ばれている。
メスガキによるダメロリコンわからせ
下着にこだわりのあるいとうえい先生だが、本作は冒頭からケツ丸出しで勝負する。玲那さんはメガネ美少女なのだが、吊りスカートといい乱れた黒髪といいミステリアスな妖艶さを感じる。晴彦も彼女の無表情さを不思議に思っているらしい。しかし9ページを見ることで、晴彦の行状が明らかとなる。このへんの描写はいとうえい先生の十八番なのだが、「早い段階から手を出していた」「エロ写真を取っていた」「目隠しフェラ」「アナルパール」完璧にアウトである。ここまで仕込んで無表情になったのなら多少責任を感じても良さそうなものだ。しかし玲那はそれを否定、いや全肯定し、いついつまでも晴彦とともに人生を歩みたいとまで真顔で告白される。実社会でも極稀に聞く、「アウトな年齢から付き合っていたけど結果ゴールインしたらセーフ」というロリコンのパラドックスだ。愛が重い。晴彦くんはロリコンであることは認めても永遠の愛は誓っていないところにモヤっとするのだが、以降はラブラブエッチで中出しエンドとなる。晴彦のセリフがなかなかキモいのでぜひ味わって頂きたい。
JS1と民法731条
ラスコマ、玲那の「5年と142日」というセリフで締められる。本作のタイトル「お嫁さんまであと何年?」という疑問の答えなのだろう。ラストシーンは3月なので、142日後は8月か9月頃だろうか。上記の経緯から玲那さんは12歳なので、18歳になる日を心待ちにしているという女の人生RTAに挑んでいるということらしい。読者にはおおよそ縁遠い話ではあろうが、民法731条が改正され女性の婚姻可能年齢が16歳から18歳に引き上げられたのが2022年だ。つまり玲那さんの人生RTAが一瞬にして2年遠のいたことになる。民法改正が成立したのは2018年6月のことなので、玲那さんはJS1の時なのでさすがに婚姻年齢を意識していたとは思い難いが、記憶力の良い彼女のことなので油断できない。「婚期が2年遅れる!!」という情報が無意識のうちに玲那を早熟に、愛する晴彦のいたずらを進んで受け入れる心と身体にした可能性はあるかもしれない。
あらすじ
進学校の初等部に通う玲那は、学校に近い晴彦のアパートで週に一度時間を潰していく。晴彦はロリコンであり、玲那が無表情で何を考えているかわからないのを良いことに、幼いうちから性的ないたずらを続けていた。いよいよ初等部を卒業する玲那は、全てを理解した上で中等部になっても晴彦と共に居たいと告げる。
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コミックメガストア Vol.004
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純少女
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