copyright 2023 文苑堂 fu-ta
タイトル | かわっちゃった!! |
作者 | fu-ta |
掲載誌 | COMIC BAVEL 2023.06 |
ページ数 | 26 |
ヒロイン | 保志之悠真 |
竿役 | 津田 |
エロページ位置(割合) | 16 – 25 (38.5%) |
発射数 | 1 |
公式タグ | ニーハイ・ニーソ / 中出し / 処女 / 学生 / 幼なじみ / 性転換・女体化 / 潮吹き / 童貞 / 貧乳・微乳 |
修正 | 白抜き修正 |
いかがお過ごしですか?
5月に入った。誰に言われること無く好きでヤッてる当ブログなのだが、BAVEL以降読むのが全然追いついていない。BAVELとメガストアが同時配信な上に、外楽、快楽天まで配信され、まもなくホットミルクとX-erosが出る。大型連休を迎え公私共に色々あるのだが外楽にいたってはまだ手を付けられていない(ナマケモノ凄い気になるのに)。本稿をリアタイで読んで頂けている皆様もお忙しい時期だと拝察するが、手を止めずシゴいていこうではないか。本日は私のオキニ作家のfu-ta先生の作品をご紹介する。
連休進行でも作品を提供していただけるkomiflo様々だが、既報の通り作品検索用のタグの追加、というか刷新を大々的に行っている。これも多すぎて全然ついていけてない上に、どうやら既存のタグ・既存の作品も更新されていっているようでレビュアーとしてはパニック寸前である。そんな中でも目玉と言えるタグが本作の「性転換・女体化」だ。TSについては以前ねっとりご説明したのでそちらも読んでいただければ幸い。「君の名は」などエロに限らず、性別が変わる瞬間は知覚できないというお約束がある。TSは21世紀の現在ではもはや夢物語ではなく、手を伸ばせば届く医療の範疇に入っている。とはいえ実際の性転換は容易ではなく、ホルモン投与によって外性器以外の身体を1年以上かけて自ら作り変えていく工程がある。投与時期にも依るが、いわゆる第二次性徴をやり直すような反応が起きる。女性化であれば、身体が丸みを帯びて、乳が張ってくる。子宮が後から自然発生することはないが、睾丸はメスであることをわからせられて機能が縮退していく。そして最も重要なのだが、多くの場合で性指向が変わるらしい。つまり女体を見ても勃たなくなるのだ。ホルモンバランスは性ホルモン以外を含めて絶妙なさじ加減で成り立っているため、急激な変化は危険を伴う。よって臨床現場では様子を見ながら徐々に投与量を増やしていき、性指向も徐々に変わっていくそうだ。過渡期にやはり壁があるらしく、アイデンティティが崩壊し治療を中断するケースも有るとか。つまり非常にデリケートな部分はフィクションとしてすっ飛ばし、朝起きたら改造が全て終わっている状況が望ましいということだ。
これも度々書いているが、昨今のエロ漫画のヒロインにはある種の「男友達」感が求められる。エロい格好をしてエロいことをしてくれるのなら、感性は男に近いほうが読みやすいというわけだ。考えれば当たり前なのだが、上記のように「女体化した男」が思考回路まで女性になってしまったら、初見のエロ漫画読者からすればそれはただの女性である。従って女体化ヒロインの中身は男性のまま残っている必要がある。なので本作の悠真も自分の体に「異性」を感じられるのだ。ちなみに昨今退潮気味だが「女性にチンコが生える」という逆パターンでは、「性的興奮」イコール「勃起」という形で描写できるので、女体化より「心では嫌がっていても身体は正直」というテンプレートがハマりやすい(詳細は位置原光Z先生「性懲りショートステイ」収録の「生え」という作品をチェックいただけると佳い)。
「楽園」冬のweb増刊・32日目は位置原光Z「生え」。今増刊12月9日に続く2度目のお話はどこからナニが!?な3ページ。
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同じく朝起きて女体化作品の「お兄ちゃんはおしまい」(おにまい)でも、まず着る服の心配から入るらしい。スカートしか持ってない女子が男化したなら分からないでもないが、女体が一時的に男の服を着ても特段差し支えないと私は思う。これも作劇上の都合(男の服着て男の口調で中身は女として描くのは難しい)はともかく、女装は女体化モノのファーストステップである。親友の津田くんは急遽調達したらしい下着一式をドア越しに渡す。服を着て姿を現した悠真は明らかにバストがあるのだがノーブラである。悠真・津田・読者ともにブラの買い方など分からないので妥当だろう。サイズも測らず適当に買って良いものではないという認識はあるということだ。ただ女体化した男子にとってこそノーブラで街を歩く度胸はないはず。もし貴男の親友が女体化した場合は、「ノンワイヤーブラ」を買うと覚えておこう。サイズ展開がS・M・Lなので、これなら大体のサイズ感で選べるぞ。
津田くんは買ってきたモノに自分のロマンを詰めたと自供している。明言していないのだが、シャツが男物の自前なので、「縞パンツ」か「黒ニーソ」のどちらか、ないし両方であると考えられる。これはエロ漫画なので当然女体を「見せろ」となる。男友達に男性器をまじまじ見られるのも嫌なので当然拒否するのだが、ここから悠真がメスの顔を見せ始める。そしてすぐfu-ta女子の顔をも魅せてくれる。女体化という事をfu-ta先生が意識されたのか、本作はパンツ越しの愛撫がやたら長い。そしてそもそも上下とも服を脱がないまま終わる。二人共童貞らしいので確かなことは分からないが、悠真いわく「完全に女体」との事で、ふたなりなど特に隠すほどの特殊事情も無かった。例によってヒロインは常に敏感汁ダクなので、開幕早々潮を吹く。「潮を吹く感覚は排尿と一緒なのか?」という男子の永遠の問いに答えておらず、そもそも事前に用を足した経験があるのかも明言がないが、とにかく「気持ちよくて出ちゃう」ものらしい。結局リビドーは止まること無く中出しされてしまうのだが、事後のシーンでもベッドの上で縞パンツと黒ニーソを履いたままである。ビッチャビチャだと思うし、何なら津田くんが床拭きをしている。3ページで付け足したように「予備も買っといた」と挟んであるのは、事後に同じものに履き替えたということなのだろう。それでもやはりシーツがビシャビシャだと思うのだが、fu-ta先生の竿役は手回しがいいので、きっと津田くんがこちらの予備も用意していたのだろう。
あらすじ
父母と姉がいる四人家族の保志之悠真は、朝起きたら突然男から女の身体に変わっていた。家族は全員ショックで病院に運ばれ、親友の津田に助けを求めた。津田は女体化した悠真のために服と下着を用意してやったが、その見返りとして女になったトコロを見せてくれと要求する。
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1,320円