copyright 2023 ワニマガジン ねこまたなおみ
タイトル | シークレット×クローゼット |
作者 | ねこまたなおみ |
掲載誌 | BEAST 2023.07 |
ページ数 | 24 |
ヒロイン | お前 |
竿役 | 俺 |
エロページ位置(割合) | 5 – 23 (79.2%) |
発射数 | 1 |
公式タグ | おもちゃ / ムチムチ / 中出し / 巨乳 / 幼なじみ / 淫乱 / 陰毛 |
修正 | 白抜き修正 |
ふたりの関係
「引きこもりの女ヒロイン」というのは最近よく見かける。内閣府の調査によると、引きこもりの男女比は7:3で男の方が多いのだが、40歳以下に限定すると6:4に近づく。モラトリアムから抜け出せないタイプの引きニートは男女に差がないが、一旦社会に出てからドロップアウトした引きこもりは男性が多いと解釈できる。本作のヒロインはあくまで母親から見て「引きこもりがち」であり、単なるインドア趣味なのかもしれない。特にそれに悩んでいる素振りはないが、社交的とも言い難い。対して幼馴染の竿役は「家族旅行の温泉まんじゅうを親に渡しに来る」という間柄で、親同士が仲がいいのか定かでないが歳の割に随分こなれている。なお本作は登場人物全員に名前が振られていない。以降「俺くん」「ヒロイン」と呼称する。
吸うやつの話その1
本作で登場する女性用のおもちゃ。「吸引バイブ」と呼ばれるもので、丸く穴が空いていてるところが掃除機のように吸引する。ここをクリトリスにあてがうことで快感が得られるというものである。女性のクリトリスは包皮に覆われており、慣らしていないと直接の刺激は痛い。従来はバイブレータやピンクローラーというものが定番だったが、棒を差し込む以外の所は改善の余地があった。「バキューム」というのはオナホ業界でも人気の機能であり、そういう意味ではオナホの延長線上の器具といえる。2014年にウーマナイザー(womanizer)というブランドで発売され、世界で急速に受け入れられたという逸品である。Womanizerとは「女たらし」という意味の英単語らしい。あけすけなネーミングといえる。本作で使われていたのは下のような構造で、手に持ってクリトリスに当てる仕組みだ。バイブと同じく誰かに持ってもらうのもアリだろう。
4,840円
吸うやつの話その2
あまりにも急速に浸透したために、ウーマナイザーという名前や吸引バイブという名前ではなく「吸うやつ」というワードで検索されることが多いらしく、通販サイトでも「吸うやつ」と表記していることが多い。吸引バイブはさらに進化し、下のようなU字型(L字型)の商品が売れ線である。上の商品で持つところがこちらでは曲がっており、想像通り挿入して振動を楽しむ構造である。吸引部分で固定されるため、ちょうどいい感触が味わえる。吸引、振動、そして最新の吸うやつにはもう一つ機能がある。本作10ページに「ふつうのオモチャだと体温ないから…」とあるが、そう、発熱するのだ。ハイエンドのオナホにもある機能ではあるが、中に挿れるモノが人肌なのはたしかに格別だろう。持つところが不要なので造りがコンパクトなのか、実によく考えられている。下の商品に至ってはリモコン付きである。これもカップルでの野外羞恥プレイというよりは、本体が完全にフィットするためスイッチ部分が付けにくいからと思われる。本当に竿要らずである。理由は不明だが携帯に優れたコンパクトなイヤホンスタイルの商品もあるので、ぜひお試しいただきたい。
4,655円
押入れから愛を込めて
本作は親がいる幼馴染の実家で、押し入れの中でイチャコラするというちょっぴり羞恥な要素も入っている。何なら親公認感はとてもあるのだが、実際に見られたくはないだろう。押し入れの中で防音して配信するというのは「ぼっち・ざ・ろっく」でも描写されている。配信はしていないが「リコリス・リコイル」でも押入れ秘密基地が描かれていた。個室・密室にはある種のあこがれがあり、実家ぐらしでプライベート領域が少ないなら一度はやってみたい秘密基地づくり
だ。
押し入れで宅録中のぼっちちゃん🟦🟨🎸#ぼっち・ざ・ろっく pic.twitter.com/7kErikzqmq
— らせん (@rasen_manga) February 4, 2023
理解の有る俺
あらすじ
幼馴染の家にお土産を渡しに来た俺(竿役)は、引きこもりがちのヒロインの部屋にお茶を持って上がらされた。ヒロインは押し入れで防音部屋を作っている最中だった。傍らには吸引バイブ。聞くと、オナニーの防音のために配信仕様の部屋を作っており、ついでにエロ配信をすると言い出した。自重するよう促す俺は、バイブを手にとって脅すようにアソコにあてがった。
本作の単話配信はこちら
330円
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