1発3億Exp [Croriin] S♡EXpチャンス! (異世快楽天 Vol.23)

copyright 2023 ワニマガジン Croriin

タイトル	S♡EXpチャンス!
作者	Croriin
掲載誌	異世快楽天 Vol.23
ページ数	20
ヒロイン	クレア
竿役	葉暮養一
エロページ位置(割合)	6 – 19 (70.%)
発射数	6
公式タグ	フェラ / パイズリ / パイパン / コスチューム / ファンタジー・SF / 中出し / 尻フェチ / 巨乳 / 恋愛 / 淫乱 / 野外・露出 / ぶっかけ・顔射
修正	白抜き修正

1発3億Exp

セックスの本来の目的は言うまでもなく生殖、生物種としての再生産である。その副次的な効果としてホルモンによる男女間の結びつきの強化と、皆さんご存知の快楽がある。強者のみ命がけでセックスできていた時代ならいざ知らず。衣食足りた令和男子としては、なんとかこのオナニーという生産性のない行為が何かの役に立てばと思うのは仕方ないところだ。本作はこの悩みに一つの解を与えている。

本作では1精子ごとに1経験値が入るという計算になっている。なので一発3億Expという事になっているが、精子の総数にはかなりのバラツキがあるそうだ。エロ漫画において精液は異常な分泌量を魅せるが、日本人の平均値は3ml程度らしい。小さじ半分強といったところ。1mlあたりの精子数のことを精子濃度というらしいが、これが平均1億匹/ml。なので実際に一発平均3億は妥当な数字である。ただ、これはあくまで平均値である。量で言うと上位5%は6.9mlと倍以上出している。精子濃度も上位は2億5千万匹/mlもあるらしい(多い人が濃いというものではないので注意)。精子濃度という用語自体は濃い方にはあまり深い意味はなく、基本的には不妊治療の分野で問題になる。1600万匹/mlが一つの分岐らしく、ここより少ないと自然妊娠は難しいとなるらしい。実際には精子の運動性能なども考慮された上で、体外受精や顕微鏡下での受精が選択されるとのこと。本作の葉暮くんは平均的な能力をお持ちなのだが、平均値イコール30代くらいの実績値なのでもう少し頑張ってもらってもよいかもしれない。ちなみに精子は利用可能になるまでに3ヶ月程度の日数が必要なため、精子数に最も効いてくるファクターは「インターバル」である。本作はどれくらいの期間の話をしているか分からないが、毎日何発も連射していれば毎回3億Expというのは厳しいようにも思う。クレアさんは実際に「薄さ」を体感していたのか、どこかで性力回復魔法を覚えたとのこと。とりあえず作中で披露されたのはレベル71のパイズリヒールとのこと。効果は抜群のようだ。

ゲームデザイナー出てこい!

本作は「精子を体内に入れた数によって経験値が入る」という画期的なシステムを採用している。セックスすることでセックスが上手くなる系の育成型エロゲはあれど、単純に経験値換算されるというところがミソだ。本作のように「経験の種類や質にかかわらず、累積値によって段階的にパラメータが上がる」というレベルシステムをとるゲームは多い。つまり最弱の雑魚を狩り続けていても原理的には最強レベルまで到達できるということだ。現実世界では頭や体を鍛えるのに幼稚園児のお遊戯を何十年繰り返しても世界一の頭脳や肉体は得られないのだが、ある種の救済措置とでも言うべきだろうか。勿論単純作業では面白くないので、「ザコ敵の数が有限」「Lv上げに必要な経験値が累進的に増えるので、ザコ狩りのタイパが急落する」のどちらかでプレイヤーに次の冒険を促すことが多い。この後者の感覚、近所の敵は旨味がないのだが次のエリアの敵にはまだ分が悪いので雑魚狩りを強いられる、という経験をお持ちであれば本作の状況をご理解できるだろう。要するにゲームデザインが極端に悪い世界に転生したという事になる。エリアの相場に対して不相応に高い経験値を放出するモンスターはプレイヤーから珍重され愛玩される。その典型が竿役の命名につながる「はぐれメタル」だ。方法はともかく、葉暮くんから経験値を絞れることを理解したクレアさんはレベル上げにハマる。クレアさんは聖職者であるらしいのだが、特に治療や秘跡などを起こすでもなく、先の尖ったロッドでの物理攻撃力に才能があったようだ。最近のゲームはレベルキャップを設定して、展開ごとの上限Lvを順次開放していくものも少なくない。本作のような99でのレベルカンスト(設定上限というよりはシステム変数の上限に達してこれ以上加算できない)は若干の古さを感じるが、実際そうなのだから仕方ない。これまたゲームの話だが、レベルカンストしたキャラは愛着もあり主力なので使いたい反面、獲得経験値をそれ以上積めずただ捨てざるを得ない仕様が多い。念のため葉暮が確認するが、クレアさんの回答は「無駄打ち上等バッチコイ」だった。

経験値ドリンクバールート回避

レベルカンストしたクレアさんは全てを凌駕する力を得てしまった。本作は特に冒険者としてのゴール設定はないらしいのだが、とりあえず目立って仕方ない。聖職者としての方法論として当初は秘匿しようとしたクレアさんは満を持して「結婚」をチラつかせる。葉暮くんもまんざらでもないのだが、物理攻撃力もチラつかせるクレアさんが押し切って本作はオチる。実は本作の葉暮くんの経験値チートは「膣内射精」という条件がない。何なら口でもアナルでも箇所が増えるほど良いと語られている。つまり極論すればお相
手が女性である必要もないと言える。葉暮くんの魅了の能力はあくまできっかけ作りであり、相手が初めからその気であれば特に問題はない。葉暮くんが勃つかどうかの問題はあるのだが、3億Expのためなら女房質に入れてでも何とかするだろう。それを見越した上でのクレアさんの「囲い込み」なのだが、彼女の秘めたる野望やいかに。続きが気になるとともに、創造主によるアップデートでこのチートは早々に対策されるようにも思われる。

あらすじ

異世界に転生された葉暮養一は、聖職者のクレアと出逢う。葉暮の能力「欲情の魔眼」によりクレアは魅了され葉暮を押し倒しHする。この世界はレベル上げに必要な経験値が膨大なのだが、葉暮とのセックスでクレアはそれを上回る経験値を得られると分かった。

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