copyright 2023 ワニマガジン えーすけ
タイトル | よりみち |
作者 | えーすけ |
掲載誌 | 快楽天 2023.11 |
ページ数 | 28 |
ヒロイン | 佐橋涼香 |
竿役 | 杉浦真琴 |
エロページ位置(割合) | 2 – 27 (92.9%) |
発射数 | 2 |
公式タグ | 中出し / 人妻 / 先輩・上司 / 女性上位 / お姉さん / 巨乳 / 手コキ / 淫乱 / 童貞 / 背徳・インモラル / 逆転なし |
修正 | 白抜き修正 |
M性感という沼
以前、女性向けSMの話をさせていただいたのだが、風俗業として展開している店では女性顧客は基本M(つまり男性側にS)を求めているのが大半だと分かった。男性向けはそもそも裾野が広いので、さまざまなニッチな欲求に関しても探せば店があったりするものだ。そんな中で「M性感」という小さくないカテゴリが存在する。男性客に対して責めを施したうえで勃てて抜くという業種である。人間誰しも褒められるのは嬉しいものだが、初対面や関係の浅い人間に直接対面で褒めるのは誰しも出来ることではない。嘘なり適当な事を並べて見え透いたべんちゃらは時として人を傷つけるものだ。それに対して、「愛ある罵倒」というのはおそらく訓練次第でできる部分がある。エロ、まして風俗に来ている時点でツッコミどころはいくらでもある。叱ってもらう、なじってもらうことに欲情することは感情のコスパという意味で悪くない趣味といえる。もちろん巧拙はあるのだが、初対面の客を上手に褒めるよりは上手にイジるほうが難易度は低いように感じる。
お姉さんリード逆転なし
本作はM性感の話ではない。あくまで涼香という人妻バイトに真琴という大学生が勝手に惚れて自爆するというストーリーである。えーすけ先生は年齢と性経験を比例させる傾向があり、年下は旺盛だけど未経験、年上は旺盛かつテク持ちという形式が多い。必然的に年上お姉さん側がリードする展開がメインとなる。この真骨頂は「陶酔~gravity~」(ひみつのつぼみ収録)で、黒田先輩(女)が求愛してくる後輩の村上(男)をベッドでリードする「はずだった」と言わしめる。本作は「逆転なし」とタグ打ちされている通り、涼香さんが最後までリードし続ける。
真琴君はたまたま入った喫茶店の涼香さんにべた惚れしてバイトとして就職しまう。当然入職その日に顔見知りになり、次の日に涼香が既婚者だと知ってしまう。理性的に身を引く真琴だが、眼光は涼香さんの巨乳を追い続けた。結果、涼香に後日呼び出される。「そういうのってストーカーっていうんだよ。迷惑なんだけど」とトドメを刺された真琴。「どうせ童貞でしょ」「彼女もいたことない」という死体蹴りをノーガードで受ける。薄れゆく意識の中で真琴はバイトを辞めようと考える。そして涼香さんに「すべてを謝りたい」と目を上げたとき、自分を刺していたはずの涼香さんは微笑んでいたのだ。
「インポだったりして」
気が付けば真琴は自分の家のベッドに押し倒されていた。念のため「真琴」が竿役である。散々なじられながら、涼香さんは自ら真琴のチンコを舐める。シゴかれる。そして精子を空に散らす。これも前例があり、「鎖の園」(ひみつのつぼみ収録)という作品で、篠崎さんが担任の田中先生を射精管理した挙句に、篠崎さんがチンコに息を吹きかけただけで射精するというM極まっているシーンがある。こちらは当然ヒロインが年下であり、リードするというよりは加減を知らない責めで田中先生をぶっ壊す話である。本作がハマる人にはオススメしたい。
対して涼香さんはだいぶ優しく、チンコを導いてくれる。しかし何とここであろうことか真琴君が折れてしまうのだ。いわゆる「中折れ」である。中折れといえばまたしてもえーすけ先生だ。「となりのひと」(初恋より気持ちいい収録)の雅也君は中折れのトラウマ持ちなのだが、隣人で彼女の裕美先輩が優しく跨って中イキまで持っていってくれたのだ。本作も涼香さんが再び手綱を握り、立て直した状態で上から乗っかる。「イクまで耐えろ」に対して暴発するところも「となりのひと」と同じである。
本作は出会いから不倫セックスまで一直線すぎて、逆に不倫童貞の読者がついていけないスピード感がある。真琴君をイジメながら、実はまんざらでもない涼香さん。そしてイジメていたことも忘れて快楽を追い求める涼香さんに優しく手綱をシゴかれる快感が押し寄せてくる。えーすけ先生らしさの詰まったM向け初級編という作品だ。
あらすじ
大学生の杉浦真琴は、喫茶店でウェイトレスをしている佐橋涼香にクールな立ち振る舞いと裏腹の巨乳に惚れてしまい、同じ店のバイトに申し込み採用される。同僚としてお互いを知り、涼香が既婚者であると知ってしまう。それでも諦めきれず目で追ってしまっているのを酒の席で指摘され、ストーカー呼ばわりされてしまう。彼女いたことない、童貞とボコボコに言葉を浴びせられ凹む真琴に対して、今まで見せたことのない微笑みを涼香が見せた。気が付けば真琴の家のベットに押し倒されていた。
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