メスガキ万年発情期 [Croriin] 幻角兎の飼い主 前編 (異世快楽天 Vol.29)

copyright 2023 ワニマガジン Croriin

タイトル 幻角兎の飼い主 前編
作者 Croriin
掲載誌 異世快楽天 Vol.29
ページ数 18
ヒロイン カルミナ
竿役 シドー(師藤優作)
発射数 2
公式タグ けもみみ / オナニー / パイパン / ニーハイ・ニーソ / ファンタジー・SF / 中出し / 淫乱 / 異種間 / 逆転
修正 白抜き修正
本日は異世快楽天の看板作家、Croriin先生の作品をご紹介する。こちらは前編とのことで連作が確定している。異世快楽天とweekly快楽天はkomiflo専用配信のため、読み放題に加入していただく他は単話で買っていただくしかない。最近は当ブログで紹介するころには単話販売が始まっていることが多いのだが、本作はおそらく後編まで揃ってから併せての販売になりそうだ。
 

本年もよろしくね!

「松の内」というのは関東では1月の7日まで、関西では15日までだそうだ。この頃までが正月気分でいても良い時期らしい。今年は年初の地震もあり祝賀ムードから遠かった点もあり、もう共通テストも終わって正月感は薄い。なぜこんなことを言っているかというと、干支の話がしたいからだ。本作は幻角兎と書いてアルミラージと読む、ウサギの話である。正月に干支の話はおめでたいと思うのだが、ご承知の通り兔年は去年2023年である。今年は干支の中で唯一異世界限定種である辰年なのだ。よもや勘違いされたというわけではないだろうが、アルミラージとはエロ漫画で初めて見る題材だ。ウサギは可愛いだけでなくネズミと並んで繁殖が速いことから、雑誌プレイボーイのロゴに使われるというある意味不名誉な扱いを受けている。以前もご紹介したバニーガールもまたある意味でケモミミ擬人化のはしりであり、本作ヒロインのカルミナ様のファッションもその系譜である。ウマ娘と同様に、本当の(という言い方が適切かはともかく)ケモミミ娘は「人間型の耳を持たない」という点にこだわりを持つ人が多いと聞く。ウサギは耳がチャームポイントでもあるため、本作もこの流儀に則っているホンモノである。
 

アル・ミラージ

アルミラージ(Almiraj)はアラブ語で、ルとミの間で切る(アル・ミラージ)。アレクサンドロス大王の東方遠征の際にインド洋に浮かぶ島で竜退治をした際の謝礼として受け取ったというツノのあるウサギとして伝説に残っているとか。ドラクエと遊戯王に登場しているので名前はよく知られている。本作では冒頭に魔物を退治するのだが、伝承と違いアルミラージ自ら雷撃で黒焦げにしている。彼女はカルミナと名乗っており、敬意を表して以下カルミナ様と表記する。ちなみにカルミナとはラテン語で歌(Carmina)を意味するらしい(プリコネの記事から引用)。ウサギ耳がかなり大きいため目立たないが眉間の上に黄色いツノがある。巻末の設定資料によると、スピアのような大剣の刀身に稲妻マークが入っており、電撃はここから出ているらしい。彼女は猛獣使いにテイムされており、国家幻獣士のシドーと名乗っている。こちらも設定資料には「師藤優作」という和名が入っているのだが前編では詳細は明かされていない。オグリキャップや空母赤城など擬人化系の男性向けキャラには大食い設定がつきものだが、本作のカルミナ様もINN&BAR「のびるネコ亭」でハンバーガーやらピザやらをドカ食いしている。冒険者との会話で、シドーは異世界出身ながら名の知れた凄腕幻獣士と分かる。カルミナ様をテイムしているのが手段か目的かは分からないのだが、人馴れするまで極力人の少ないところを旅しているとのこと。アルミラージは国家の管理下にある貴重な存在との事で、手かせ足かせが付けられておりカルミナ様も渋々ながら受け入れている。
 

みだりに触らないでください

冒頭の圧倒的な攻撃力を見せつけられた冒険者は萎縮していると思いきや、意外にも皆その貴重な幻獣とフランクに接してくる。当のカルミナ様は若干メスガキの気があり、褒めると図に乗るタイプなのも相まっている。アルミラージに限らず、ウサギ全般にとって耳は周囲の状況を察知するほか様々な機能があり、敏感かつ急所なので不用意に触ってはいけない。野ウサギの耳を触っても嫌がられるか悪くて噛まれる程度だろうが、好奇心から耳を触られたカルミナ様は思わず相手を蹴っ飛ばしてしまう。謝るカルミナ様だったが、すかさずシドーが指を鳴らすとブレスレットのようだった両手の手錠が鎖で繋がれ、足も同様に拘束されてしまう。そのまま服の背中部分をつかみ上げられ、カルミナ様を人だかりから遠ざけ部屋に連れ帰る。国家幻獣士にどれほどの権威があるのか分からないが、宿の主人は一番いい部屋を二人にあてがい、その代金は耳を触った不届きものにツケると即決される。
 

みだらに触ってください

Croriin先生の作品は普通に異世界モノとして楽しく読めてしまうのだが、ここは異世界であり快楽天である。カルミナ様にはもう一つ、「万年発情期」というウサギとしての属性が乗っていると明かされる。酒と人の混じった匂いが苦手で、二人きりのベッドで弱ったカルミナ様はシドーにおねだりを始める。幻獣使いとしては、人馴れしてもらう段階の一つとして「発情期は自分で解消する」という課題があり、要するに目の前でオナニーしろと命ずる。紳士のたしなみとして目をそらすシドーだが、カルミナ様は指だけでは満足できなかった。そりゃそうなのだが「国家から付託された希少生物とえっちなことするのはNG」というルールがあるとシドーは断りを入れる。が、そこは密室でバレなきゃいいらしい。むしろ幻獣とのHは命懸けらしく、「電気耐性」「肉体硬化」のバフをかけないと開幕からカルミア様に爪を立てられた時点で致命傷を負いかねない。エロ井ロエ先生「借金地獄は終わらない」では、無敵の竿役タナカに対しヒロイン側が「欲情防止」「不感」「射精禁止」の装備で挑むのだが無惨にも速攻で破壊されてゆく。ここらが凄腕幻獣使いならではのスキルなのだろう。本作は前編でページ数が少ないのだがエロシーンは大変濃厚で、発情期の本気を魅せてくれる。女性側の快感の描写として、主に頭らへんに静電気のようなパチパチを描く様式があるが、本作は設定に則りラムちゃんばりの雷撃の嵐の中で高まってゆく。もう十分にエロいのだが、最後の最後で「あまりしたくないけど 調教(テイム)スキル… 使うしかないか…」と次回に向けてのド派手な振りを見せつけてくれた。国家幻獣士と幻角兎による本気のわからせから目が離せない。

あらすじ

とある冒険者が魔物に襲われていたところ、カルミナと名乗る幻角兎(アルミラージ)が一撃で魔物を粉砕した。彼女とその飼い主である国家幻獣士のシドーは街の酒場宿で歓迎を受ける。しかし客にツノを触られたカルミナはその人間を襲ってしまう。シドーはカルミアを素早く拘束し、宿の一室で「発情」を鎮めるように促す。

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