copyright 2023 文苑堂 fu-ta
タイトル | 抜けてる2人 |
作者 | fu-ta |
掲載誌 | COMIC BAVEL 2024.03 |
ページ数 | 26 |
ヒロイン | 由多加 |
竿役 | 大吾 |
発射数 | 2 |
公式タグ | おもちゃ / パイパン / ツインテール / ニーハイ・ニーソ / 中出し / 制服 / 学生 / 幼なじみ / 恋愛 / 潮吹き / 貧乳・微乳 |
修正 | 白抜き修正 |
どんくさい
本作は明確に同級生と言っているわけではないのでタグがついていないが、保育園からの幼馴染で状況証拠的に同級生だと思っている。竿役が大吾という名前だが、シンプルにクセが強いのはヒロインの由多加(ゆたか)の方だ。一定の支持層が居るコテコテの関西弁である。関西弁ヒロインには「好きにしてしもてもかまへんよ?」というはんなりキャラか、「好きにとったらええやん」というコテコテキャラに大別できどちらも滋味深いのだが、本作は後者だ。しかもナチュラルに口が悪い。大吾君はチャキチャキの標準語なので耳キーンなるほどギャップも大きい。冒頭の「鈍臭い」は特にフリガナも無いが「どんくさい」と読む関西のマイルドな侮蔑語だ。大阪の人間は基本「イラチ」、標準語でいう「せっかち」であり、当意即妙な言動を好む。それに付いていけない人に対して汎用的に使う言葉が「鈍臭い」だ。かつて大阪駅と阪急梅田を結ぶ横断歩道に残り時間を表示しており、在京マスコミがこの「イラチ」の象徴として散々あげつらっていたのをご存じだろうか。今では関東のあちこちの歩行者信号にもLEDで待ち時間が表示されているのだが普通に便利機能として受け入れられている。厚顔無恥ではないか。知らんけど。
何してん?
私は口の悪い関西弁女子が大好きなので、どういう徳を積めばこういうヒロインに家のカギを管理してもらえるか知りたい。「鍵を開けてあげる」のではなく大吾に渡しているので、朝は朝で鍵を預けていると思われる。仲がいいにも程がある。さすがにこれで好き同士じゃなかったら悲しすぎるのだが、ボンクラ竿役はともかくヒロインは割と読者に向けて好きアピールしてくれている。4ページから7ページにかけての由多加さんからのお誘いが大変甘酸っぱい。そこからの8ページ、「何してん?」と思わず声が出る唐突な緊縛。そこからのピンクローター。ツッコミどころをわざと作るのが大吾君のスタイルなのか、ホンマのアホなのか。fu-ta先生ヒロインはわざわざ後ろ手に縛らなくても盛大にヨガってくれるのだが、ちょっと勝気なヒロインを描くにあたってのサービスなのだろう。しかし凄いのが、このあとローターでいじめてバックから指入れて挿入して果てるまで、何ならラスコマまでずーっと縛られっぱなしなのだ。前と違って後ろ手に縛られるとほぼ何もできない上に体勢的にもツラい。それでいて言葉責めまでこなしているのは流石と言いたい。
抜かない2人
この竿役は終始アホなのだが、家族が居ないとはいえ隣に住んでる幼馴染をここまで責め上げるのはある種の怖さがある。25ページで当然のように中に出すのだが、26ページで勝手に由多加のスカートをまさぐって由多加家のカギをほじくり出す。「鍵が無いと言ったのは天然かワザとか?」というのが本作のオチなのだが、26ページ右下で突然射精を宣言する。この鍵を探すくだりで縛った手をほどくどころか、まさかのサイレント抜かずの2発目だったのだ。怖いぞ。
なお本作コメント欄には作者からコメントが付いている。全文を引用する。
僕はX型です
おそらくコレのことだと思われる。作中でもXだった。
あらすじ
由多加は隣に住む大吾の世話を頼まれており、頼りない大吾の代わりに家のカギを持たされている。帰宅時、大吾の家を開けてやる由多加だったが、自分の家のカギが見当たらない。仕方なく久しぶりに大吾の家に上がる。普段から大吾にツンケン当たる由多加だったが、今日は自分から誘いをかけてしまう。
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