個展行ってみた!! [楝蛙] あさがえり (space caiman 2024.3.30)

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本日は特別企画として楝蛙先生の初個展「あさがえり」について早速ご紹介したい。何気に初space caimanである。念の為でもなんでもないが、当ブログはステマでもなんでもないファンサイトなので、最新の正式なご案内はspace caiman公式サイトをご参照頂くようお願いしたい。
 
(本文以下の画像も公式サイトより引用)
 

スペースカイマンご紹介

space caimanワニマガジン社の運営するギャラリーである。場所は神田と書かれているが、総武快速線の新日本橋駅2番出口が一番近い。三越前からも徒歩圏内だ。日銀通りという側道からさらに奥まった路地の中にある。ファミリーマート日本橋日銀通り店が最寄り施設と言える。自動車はおろか自転車でも置き場に困るので無理せずに。space caimanのロゴを探そう。入口は西側(山手線寄り)で、少々重たいドアを押して入る。会場は地下1階なので直進突き当り右の階段を降りよう。少なくとも今日は1階にスタッフは居なかったのだが臆せず入ろう(このへん写真を取っておけばよかった)。階段の下にチケット窓口があるので入場料はここでお支払いだ。
本個展のチケットは2種類あるのだが、要するに入場料は500円でチケット代わりに縦長のステッカーが下記4種からランダムで1枚つく。こちらは既刊の単行本の表紙絵だ。プラス300円でチェキ風カード4種類から1枚選べる。現物はチケット売り場で確認できるが、こちらはランダムではないので希望者は事前に吟味しておこう。
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「お散歩は季節をまとって」コラボ全キャラ大紹介!!

会場は写真撮影可で何枚か撮らせていただいたが公開は控える。快楽天の表紙絵や漫画作品の原画が所狭しと展示されている。特に表紙絵のカラー原稿の色校は臨場感があって良かった。奥のカウンターで各種物販を実施している。私はアクキーをグループ1つずつとイラストカードブックを購入させて頂いた。アクキーは冬野カモメ先生「お散歩は季節をまとって」シリーズを楝蛙先生作品のヒロインでモデリングしたというスーパーハイブリットな逸品となっている。「エロ漫画キャラクターとお散歩して写真撮影する」という爽やかかつどこか背徳的な愉しみ方ができるのだ。とはいえ楝蛙先生はそれこそ単行本4作品分の個展を2部入れ替え制で開くほど多数のヒロインを生み出しておられる。原画を見ると思い出せるのだが、アクキーとして出されると恥ずかしながら少しうろ覚えな娘も少なくない。改めて対象16作品をダイジェストでご紹介したい。本家ガチャと同様にランダム封入なのでぜひ購入の参考にしていただきたい。
 (画像はワニマガジン社HPもしくはkomifloに公開されているものを引用)

グループA

ほのかさん

ほのか

作品名: 上京娘ほのかさん
初出: 快楽天2019.10
収録: おもちかえり
竿役: 先輩
舞台: 終電過ぎの先輩の部屋の布団
あらすじ: 田舎から上京してきたばかりのほのかさんが、付き合っていて先に上京していた先輩を飲みに誘う。終電について詳しくないほのかさんを自分の家に上げたところほのかさんから押し倒される。計算ずくだったと開き直る彼女に、先輩も「やり残していたこと」を思い出し荒縄を取り出す。
備考: 「おもちかえり」のカバーガール。今回紹介作品の中では一番プレイが濃厚。最後は先輩を縛りだすのだがメガネは外さない。

美月ちゃん

みつき

作品名: 似た者どうし
初出: 快楽天2022.1
収録: 恋のち交尾
竿役: 孝也さん
舞台: ちゃんとしたホテル
あらすじ: 親父の再婚したら孝也にJKの連れ子ができることを悪友と通話してるところ、美月本人に聞かれてしまう。最悪の第一印象が挽回できないなか、たまたま振った趣味の映画の話に美月が食いつく。やっと仲良くなれたと思ったら親同士が大喧嘩。もう破談かというところで美月から孝也に連絡が入る。お互い逢ったことは親に言えない。レイトショーを二人で見た後、孝也はビジネスホテルに美月を連れ込んだ。
備考: 「親同士がワケあり」シリーズその1。ちなみに孝也の父親は「直樹」、美月の母親は「美幸」。オチで結局親同士は再婚にこぎ着けるのだが、子世代ほど長続きしなさそうな予感。

茉白ちゃん(チェキ右下、菜の花畑)

ましろ

作品名: ふたり夜歩き
初出: 快楽天2023.2
収録: 恋のむきだし
竿役: 修一さん
舞台: 夜の公園
あらすじ: ある雪の日、帰宅する修一を駅まで傘を持って迎えに来る茉白。しかし家に着いてもコートを脱がないことに気づいた修一が服の中を見ると、いやらしい下着姿だった。多忙な夫を気遣うあまり、茉白はアブない趣味に手を染めかけていた。「一人では危ない」と諭したうえで、そのまま夜のお散歩が始まる。
備考: 既婚バカップルシリーズその1。冒頭の印象が強いが、実は作中で傘はさしていない。修一さんは私的に楝蛙ボーイズ最強のハイスペダーリン

由萌ちゃん

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作品名: おあずけ
初出: 快楽天2023.8
収録: 恋のむきだし
竿役: タッくん
舞台: 新宿カイマンホテル805号室
あらすじ: タッくんは、幼馴染でギャルの由萌に勉強を教えている。由萌は大学進学を希望していたが親に拒まれ、奨学生となることを条件として受験に臨んでいた。そんな幼馴染を意識するタッくんだったが、受験までは勉強に専念する。由萌は無事合格を果たし、タッくんも受験のため上京し前泊していた。そこに由萌から「家出した」「今から会いたい」というメッセージが届く。
備考: 当ブログでレビュー済。楝蛙先生ガールズ特有の「ギャル設定なのに育ちの良さが出過ぎる」由萌ちゃん。キャラとしてはこの中で一番好き。

センパイ

せんぱい

 作品名: 先輩は139.9cm
初出: 快楽天XTC vol.7 (2016.9)
収録: 春と青
竿役: 隼君
舞台:同棲してるアパート
あらすじ: タイトルの通り身長が低いセンパイはあらゆる局面で子供に間違えられがち。彼氏の隼はそれを愛らしく思っているが、「大人に見られたい」というセンパイのワガママ強い思いに応えるべく、マイクロビキニを着せての甘えっこプレイを始める。
備考: このシリーズで恐らくもっとも初出が早い作品。当初のネタに振った作風が垣間見える。意外と尻が大きい。そして隼くんもそんなに大きくない
 

グループB

エマちゃん

エマ

作品名: 湯気のゆくえ
初出: 快楽天2021.4
収録: 恋のち交尾
竿役: 黒沢
舞台: 銭湯「快楽湯」
あらすじ: 昔ながらの銭湯を手伝う黒沢のクラスにモデル級の帰国子女ハーフ、エマさんが転校してきた。接点などないと思っていた黒沢だが、エマが番台に座る自分に声をかけてきた。銭湯の客として、徐々に距離が近づいてゆく二人。ある冬の日の釜場でエマは黒沢にまた転校すること、その前に黒沢と思い出を残したいことを告げる。
備考: 「恋のち交尾」カバーガールを務める。楝蛙先生を代表するキャラと言って良いのではないか。後に作中で映画化されたらしく、劇場主題歌は「湯上がりサンセット」(「夏のいたずら」参照)

のぞみちゃん

のぞみ

作品名: ちかくてとおい
初出: X-eros #62
収録: 春と青
竿役: カズ兄
舞台: カズ兄の部屋
あらすじ: のぞみは勉強を教えてもらう名目でイトコのカズ兄の部屋にちょくちょく泊まりに来ている。二人は内緒で付き合っており、今夜こそ一線を超えるつもりだったのぞみだったが、カズ兄がバイトに行ってしまう。取り残されたのぞみは一人自らを慰める。そこにバイトの予定を間違えたと気づいたカズ兄が帰って来た。
備考: 今の楝蛙ガールズの始祖といっても良い甘酸っぱさがある。「春と青」は学生ヒロインが少なくカバーガール候補ではあるが、おそらく髪の分け目からカバーガールは「潮騒」の帆波さんだと思う。

茜ちゃん

あかね

作品名: 夏のいたずら
初出: 快楽天2021.10
収録: 恋のち交尾
竿役: 裕二君
舞台: 知らない田舎の高校生活
あらすじ: 新妻の茜は、自身が青春らしいことをあまりしてこなかったことに寂しさを感じていた。夫の裕二は妻に「理想の青春」をプレゼントするべく旅行を用意、誰も知らない田舎道を制服姿で自転車を二人乗りしていた。買い食い、花火、浴衣デート、大満足の茜は最後に「もし私たちが学生だったら、どんなえっちしてた?」と裕二に問いかける。
備考: 既婚バカップルシリーズその2。年齢は不詳だが可愛さ満載でティーンにしか見えない。何なら珍しいセーラー服要素。夫が妻の結婚指輪を外すシーンが最高にバカップル(誉め言葉)。

なおちゃん

なお

作品名: 運命のひと??
初出: 快楽天2022.5
収録: 恋のむきだし
竿役: 草野(ユッキー)
舞台: 居酒屋「始発でかえる」から草野の部屋
あらすじ: 草野となおは学生時代からの腐れ縁で、今でも居酒屋で愚痴を聞く間柄だ。彼氏の切れないなおに対して、草野はずっとなおへの慕情を心にしまっていた。6年目の浮気でついにフリーとなったなおだったが、草野は別の女との結婚を決めたところだった。「今ならまだ独身」なおは草野の袖をつまみながら悪魔の囁きを続ける。
備考: 彼女だけ作中で明確にヒロインの名前が出ておらず憶測の域を出ないが、風貌とビールジョッキの似合いぶりで間違いないと信じる。NTRでもBSSでもない、とてもほろ苦いすれ違い。二人がどうなったかはぜひ皆さんの目で確かめて。

理沙さん

りさ

 作品名: フリーライド
初出: 快楽天2022.7
収録: 恋のむきだし
竿役: 聖夜君
舞台: ヒッチハイクがてらホテル愛ランド
あらすじ: ドライブが趣味の理沙さんは、「道の駅わにさわ」で元カレ似のヒッチハイカーを乗せてしまう。彼の仕事を聞くと、いわゆる「女性向け風俗」で全国に出張しているとのこと。興味が止まらない理沙さんは「試してみますか?」という誘いに乗ってしまう。
備考: 愛車は「理沙さんと同い年くらいの年式」で、車体色はホワイト、幌はボルドーとのこと。こんなイメージだろうか。詳細不明だが楝蛙ガールズ最強スペックだと思われる。
 

グループC

小雪ちゃん(チェキ右上、波止場)こゆき

作品名: たべかけ
初出: 快楽天2022.10
収録: 恋のむきだし
竿役: 和也くん
舞台: 花火大会、クロの飼い主の部屋
あらすじ: 幼少期の小雪が野良猫のクロにエサをあげているのを和也が見かけ、「餌付けすると一人で生きていけなくなる」と注意する。「クロを助けて」という小雪の涙に、和也は大家と交渉してペットとして飼うことにした。それから幾年、大きくなった小雪は今でも和也の部屋に上がり、ふわっとした関係のまま身体を重ねていた。
備考: 「恋のむきだし」カバーガールはこの娘だと思われる(他に黒髪ロングが居ない)。浴衣姿が似合う。和也が何歳から手を出していたかによっては事案チックな設定。小雪はずっと和也を彼氏だと思っていた。

河原さん(チェキ左上、森林)かわはら

作品名: つづきから
初出: 快楽天2021.8
収録: 恋のち交尾
竿役: 和田くん
舞台: コンビニエンスかわはら
あらすじ: 河原さんが実家の駄菓子屋を改装したコンビニに、帰省してきた幼馴染の和田くんが顔を出す。学生時代に二人は付き合っていたのだが、和田の引っ越しで自然消滅してしまった。「私たち、まだ付き合ってるんじゃね?」。それ以来恋人のいなかった二人は、勝手知ったるコンビニの2階で夜を明かす。
備考: 珍しい苗字呼び。おまけ漫画「はじめから」も単行本に収録。本編の「キスくらいはしたっけ?」に対するアンサーがここに。

灯ちゃん (チェキ左下、船)ともり

作品名: よるまづめ
初出: 快楽天2022.12
収録: 恋のむきだし
竿役: 航
舞台: 釣船民宿
あらすじ: 航は父親とたびたび釣りのためにとある民宿に逗留していた。夜、いつものように父親が部屋を出ていくの付けていくと、民宿の娘、灯ちゃんと目が合った。二人は親同士が夜な夜な逢引していることを知っていたが、構わず夜空を見上げるなどしていた。この関係が数年続いたある日、航は灯に民宿を閉めることを聞かされる。もう会う機会がなくなると思った航は灯に告白し、灯も航を部屋に引き入れた。
備考: 「親同士がワケあり」シリーズその2。両親はエロシーンどころか顔も出てこないのに娘から性癖もろもろバラされる点も「似たものどうし」。作中屈指のスレンダーボディ。

千尋ちゃん

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作品名: 夏が終わる
初出: 快楽天2023.11
収録: 恋のむきだし
竿役: 春樹くん
舞台: 田舎の家
あらすじ:千尋は子供たちのプールの監視員を務めた帰り道、ある子供の兄である春樹が帰省している事を知り、会いに行く。3年ぶりの春樹と二人きりになり、成長した千尋を口説きにかかる。「最後かもよ?」という一言で千尋は身体を春樹に預け処女も捧げてしまう。実は春樹は既に婚約者がおり、数カ月後に連れてくるつもりと明かす。その事を千尋に聞かれ気まずい顔をするが、千尋は全て知っていた。
備考: 当ブログで紹介済み「あまやどり」(おもちかえり収録)のヒロインも千尋さんという。水着を着ているので「夏が終わる」の千尋で間違いないと思う。胸糞展開で少しコメント欄が荒れた衝撃作。

猫宮さん

ねこみや

作品名: 猫宮さん
初出: 快楽天2022.3
収録: 恋のむきだし
竿役: 先輩
舞台: 就職でまもなく引き払う下宿
あらすじ: 猫宮さんは不器用だが友達想いで困ったことがあれば助けに行く。就職で引っ越し間近の先輩の家に手伝いに行き宅飲みする。翌朝、きれいに下着まで畳んだ状態で布団の中で丸まっている猫宮さん。ここまでずっと先輩に手を出してもらいたかったのに伝わらなかった。最後の身体を張った不器用な訴えがようやく実った。
備考: こちらも苗字呼びだがあまり苗字ぽくない。いじらし可愛い、胃に優しい作品。猫は出てこない。黒猫のクロが出てくるのは「たべかけ」

嶺花ちゃん

れいか

作品名: そこに尻があるから
初出: 快楽天2023.4
収録: 恋のむきだし
竿役: 高峰
舞台:山の麓のホテル「蛙の巣穴」
あらすじ: 山登りサークルでの登山中、嶺花は高峰に「尻ばっかり見てんじゃない」と猥談に花を咲かせていたところ、足を滑らせて高峰に尻餅をついてしまう。足を怪我した高峰に肩を貸して下山する二人。周囲公認の仲なのに最後の踏ん切りがつかないまま、触れ合う身体に意識が向いてしまう。登山を台無しにしたお詫びに「どこへでも付き添う」と申し出た嶺花。それならばと高峰がタクシーに行先を告げた先には古いラブホテルがあった。
備考: 当ブログにて紹介済み。快楽天掲載号のカバーガール。もちろん尻を突き出して、ついたアオリは「かつてないでんぶ!!!」。胸も大きい。最終的に高峰が胸派なのか尻派なのかは不明
 

グッズ

詳細は公式サイトを見ていただくとして、個人的に購入させて頂いたグッズをご披露したい。
二人連れで行ったので、ステッカーとチェキは2枚ずつ。ステッカーは「春と青」「恋のむきだし」が当たった。書いての通りステッカー仕様なのだが、どれも18禁仕様なので貼って愛でるのは少々難しい。チェキは非常に健全な作品なのでぜひ愛でていただきたい。
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アクキーなのだが、美月ちゃん、なおちゃん、猫宮さんが当たった。先ほどのチェキで色合わせができるのでお勧めしたい。あとスペースカイマンの紙袋にロゴが入っていたので一緒に入れてみた。やはり菜の花が一番映えるが、均一な柄でなくても楽しめる。
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こちらの個展はGWの5月6日まで開催予定だ。サイン会もぜひ参加したいがまだ詳細が出ていない。私は初スペースカイマンだったのだが、女性の方も多数見に来られていたのには少し驚いた。外からは見えず入ってしまえば大人の社交場だ。別に無理やり絵を買わされる事もないので(一部買うことはできる!)、これを機に思い切って足を運んでいただければ幸いだ。
 

公開されている楝蛙先生作品はこちら!!

 

 
恋のち交尾

1,210円

春と青

1,100円

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