未熟なAくんは正直 [しらないひとし] 食べちゃうぞ (BEAST 2024.05)

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copyright 2024 ワニマガジン しらないひとし

タイトル 食べちゃうぞ
作者 しらないひとし
掲載誌 BEAST 2024.05
ページ数 24
ヒロイン 竹原武美
竿役 花城夏
発射数 1
公式タグ ギャル / フェラ / オナニー / 中出し / 同級生・同僚 / 女性上位 / 学園 / 学生 / 巨乳 / 淫乱 / 痴女 / 逆転なし / 金髪・茶髪 / 陰毛
修正 白抜き修正
今月号のBEASTは比較的純愛に寄っていて大人しめの作品が多いように感じた。そんな中で群を抜いて野獣み溢れているしらないひとし先生の作品をご紹介する。

告げる子宮

本作はしっとりとしたお嬢様風味の竹原武美さんと、栃木から転校してきた花城夏くんの出逢いから始まる。1ページ2コマ目、いきなり「あーーエロいことしてえ~!!」というモノローグから入るのだが、まあお嬢様でもこれくらいのことは思うだろう。そして竿役との邂逅。3ページ、いきなりギアがトップに入る。当ブログでは竿役の射精数を記録しており、本作は1としている。対してヒロインの絶頂数は見ても分からない(おそらく当人にも)のでカウントしていないのだが、竹原さんは自家発電能力が凄い。しかも一切遠慮がない。美人系だろうが巨乳だろうが可愛い系だろうが地味系だろうが、いきなり席が隣になった見ず知らずの女子を当日中に夜のオカズにするのは少し躊躇われるのではないだろうか。表紙アオリに「運命的出会い….子宮がそう告げた」とある。子宮がそう告げたのなら仕方ない。しかも彼女のオナニーは基本全裸スタイルで、左手で乳首をいじり、右手の指2本で穴をほじるというダンディズム溢れるスタイルだ。3ページ、仰向けでのけ反りを見せたかと思うと、枕に顔を押し付けてのフーッフーッを挟んでまた仰向けの全力イジりと体位変更も欠かさない。コスト高めである。

また告げる子宮

女性はオナニーのやりすぎで別段賢者になったりはしないようだ。お楽しみだった竹原さんは昨晩の熱戦を癒すように教室の机に突っ伏す。そこに「きゃあ」と絹を裂くような悲鳴。思わず目を向けると、まさかの転校生夏くんが女の子座りでメソメソしていた。コケたはずみでメガネを強打したらしく心配していた。もちろん我らが武美が見逃すはずもなく、次のページではもうトイレの個室で股をかっ開いていた。トイレ全体に響き渡る武美のグルーヴ。クラスメートに聞かれても動じない、クラスメート側も何となく察しているような扱いだ。

女の子座り

一般的に女性の肘・膝は男性に比べて外側へ向けて広がるような形に付いている。理由は諸説あるが、これが男女の仕草の違いの大きなウェイトを占めている。例えば女性がシャツを脱ぐときに手をクロスするのは、上腕を上に挙げたときに手を真上に上げる角度に限界があるからだ。男は右腕でシャツの右肩部分を持ったまま真上に挙げられるのだが、女性がこうすると肘が曲がってしまう。反対に男性が右腕でシャツの左肩を持ったまま上に挙げる(クロスしている状態)と、同じく肘が引っかかって脱ぎにくいはずだ。個人差や柔軟性によるのだが、特徴としては大きい。同様に男性の膝は内側に曲がるため、あぐらをかく姿勢が自然になる。これに対応するのが女性の「アヒル座り」で、男性の膝には難しい。とはいえこれも個人差があり、夏くんは身体が柔らかいものとみえる。ちなみにアヒル座り(ぺたんこ座り)は骨盤が開く方向に負荷がかかるため体にはよくないらしい。

未熟なAくん

本作のテーマとして取り上げたい、私が最も考えさせられたシーンが、「未熟なAくん」である。8ページ、悶々とする彼女が嫌がる夏くんの股間を妄想して購入に至ったディルドである。そう。彼女は「小さめ」を敢えて選択したのだ。実際にディルド販売コーナーを見ると、形状や機能のほかに「太さ」「長さ」で商品を選べるのだ。こちらのお店では、太さと長さを以下のように定義している。物差しをどうぞ。

・細め ~3cm
・標準 3~3.4cm
・太め 3.5~3.9cm
・極太 4cm~

・短め ~13cm
・普通 13~15cm
・長め 16cm~

正直男性側は「ゆるすぎ」なければあとは好みと言える。なので男性向け商品はキツさに関してある程度の保証がある。対して女性向けは「硬い」ことが第一条件だろうが、まず口径が気になるところだ。最終的には胎児の頭が通るとはいえ、ネジと同じで、ネジ穴に対して細いと引っ掛かりがなくなり、太いとそもそも入らない。男性は自分の勃起長ばかり気にするのだが太さをあまりご存じない。コンドーム選びも長さより太さの問題なので一度確認しておいた方が良い。エロ漫画ではあまり登場しないのだが、女性向けラインナップ的には太くて長いものより、細くて短いものの方に一定の需要があるようだ。その場でお試しするわけにもいかないだろうから、実際に少し不満足でも小さめのものからトライしてみる感覚は理解できる。かたや本作の武美さんは小さめサイズの「未熟なAくん」に惹かれ、購入即使用する。余談も余談だが、男性向けと違い小さめのディルド=ショタというネーミングセンスは存在しないようだ。若干不本意だが「アジアンボーイ」という名称がついていたりする。
 

食べちゃうぞ

そんなこんなで10ページ、何も知らない夏くんが竹原武美を階段室へ連れてゆく。九星気学でいうところの暗剣殺、あるいは鴨葱と言うべきか。夏くんはいつも睨んでくる武美と関係改善したい、そのために「どんなことでもします」と宣言した。この一言に(多分胸でなく子宮が)キュンとくる武美さん。彼女も本音を吐露する。「そうよ顔も仕草もあんたの全てが可愛すぎてムラつくの!!」男子が可愛い女の子に言っていい言葉ワースト5には入るが、お嬢様が言う分にはOKだ。そして当然のように「チンチン見せな」と要求する。13ページ、男性向け商業エロ漫画の文法としてはここで「顔に似合わない巨根」が当然出てくるべきシーンなのだが、本作には逆転なしである。予習通りの「未熟なAくん」の登場である。勃起もしていないAくんに対して、武美さんがかぶりつく。「食べちゃうぞ」タイトル回収の瞬間である。前回ご紹介したショタの樹くんはズボンの上から触った瞬間に暴発したのだが、本作の夏くんは意外に耐える「竹原さんと仲良くしたいだけなのに なんでこんな…とベソかきながらもAくんは耐える。その殊勝な姿にまたキュンと来た武美さんの下のお口がご登場する。komifloには逆レというタグが存在しないのだが、まさにそれである。騎乗位で一方的に絞られまくるのだが、Aくんだけでなく夏のメガネもズリながら最後まで外れない。また夏くんのトレードマークであっていいのかわからない「萌え袖」も最後まで忘れない。でもしらないひとし先生的に夏くんの乳首責めは絶対であり、カーディガン・ブレザー・シャツを全部着たまま胸だけはだけられるというテクニカルな騎乗位が続く。対する武美さんは校舎内と思えない脱ぎっぷりで、胸のリボン以外全裸で絶頂を迎える。
ここで武美さんが賢者モードを迎え、ムチャクチャしたけど本心で好きだからと場を取り繕う。そして「アタシの彼女になってください!!」と夏に告白する。おっぱいまるだしかつ集中線入りという珍しい告白を、涙目の夏くんが振るというオチも素晴らしい。武美さんは野獣の眼光が鋭くメリハリのあるキャラで私は好きだ。この夏くんに心の子宮が運命を感じたあなたは、めくるめくしらないひとし先生ボーイズの世界への片道切符を得たことになる。本稿一番下の同人作品をご確認いただければ幸いだ。
 
 

あらすじ

竹原武美は、転校生の花城夏のなよなよした男の娘らしさに劣情が止まらなくなってしまう。妄想がエスカレートする武美の目線に敵意を感じた夏は、武美と関係改善したい、そのためには何でもすると告げてしまう。

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