copyright 2022 文苑堂 朝峰テル
komifloでは定期的に、特定のワードにちなむ漫画をピックアップする企画がある。本作はねこみみコレクションからのご紹介である。実を言うと単なる誤タップで開いたのだが、勢いが面白かったので読んでしまった。
本作を通読した人に「Hしてたのはどこ?」と聞いて正解者はいないであろう。舞台は将棋部の部室らしいのだか、作中に将棋のとの字も出てこない。開幕首を吊るに至った経緯も最後まで謎である(もし他作品からの伏線があるならば申し訳ない)。謎のままヒロインはアナルプラグを挿入され、興奮した彼氏がブチ込むという無茶苦茶な流れである。とはいえ、「彼女にネコミミエロメイドコスを強要した上でアナルプラグを挿してHする」に至る合理的な解など存在すると思えない。エロ漫画AIがあったとして、予想最善手が先手首吊りだったとしても文句はない。
さらに言うと、本作ヒロインの凜香さんにツン要素は微塵もない。従順デレかつポンコツデレからのムッツリエロといったところ。メイド要素も全く無い。ネコ要素はあるが、耳よりは尻尾というかアナルが9割である。内容的にタイトルを正しくすると、「ネコミミ彼女と二穴H」だろうか。とにかく設定が食い散らかされるのだが、読者の意識は関係なく凜香さんのアナルに釘付けなので何の問題もない。
本作はヒロイン受けで始まるのだが、一発出してからは突如ヒロイン攻めに切り替わる(デレツン?)。
竿役に擁護できる要素が無いため、ヒロイン攻めにある種のカタルシスさえ感じる。最後までエロメイド服は脱がないのだが、全部見せてくれるから何の問題もない。チョロいのだがやることヤッてくれる、畳の上でハイヒールで二穴騎乗位も難なくこなす、凜香さんはエロ漫画の女神である。
あらすじ
凜香は彼氏である幸也が部室で首を吊ろうとしている場面を目撃する。止めるために何でもする、と凜香が口にしたのを盾に、幸也は猫耳エロメイドのコスプレを要求する。尻尾パーツをアナルに挿すことに抵抗する凛香だったが、幸也の命がけのパフォーマンスに屈してしまう。
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