copyright 2024 文苑堂 くっきおーれ
タイトル | ご厚情を賜り御礼(以下略) |
作者 | くっきおーれ |
掲載誌 | COMIC BAVEL 2025.06 |
ページ数 | 24 |
ヒロイン | 美郁 |
竿役 | 健太 |
発射数 | 2 |
公式タグ | フェラ / パイパン / JD / 中出し / カップル・夫婦 / 巨乳 / 恋愛 / 手コキ / 金髪・茶髪 |
修正 | 白抜き修正 |
本日はBAVELから、「大人気もだキュンぴゅあ恋」くっきおーれ先生の作品をご紹介したい。
甘々BAVELの糖
まず本作に限らず、今号のBAVELは軒並みエロシーンが長めなように感じる。青春イチャラブ目白押しでもはや快楽天より糖度が上がっているBAVELだが、ヒロインがフライング気味に押し倒す展開が多い。冒頭から蛸田こぬ先生「あまねさんといっしょ」、蟻吉げん先生「キョリカノ」、香山リム先生「かわいいキミがすき」と続きまくる。本作はその中では珍しく竿役の方から仕掛けている。
本作は既に慣れた感じの大学生カップル、美郁と健太のイチャ話である。舞台がどちらの部屋か最後までよく判らないのだが、同棲長めで二人暮らしに染まったリビングというところか。本作は漂う生活感もさることながら、会話がかなり砕けている。とりとめのない会話過ぎて、やや部外者が入りにくい導入になっている。特に2ページ、「Fランなんて美女の意思継ぐ方が有意義だよ」という美郁のセリフが飲み込めない。全体を意訳すると、「美郁は大学生ながらコネも収入もあるのだが母の意向で止むなくFラン大学に在学している。しかし大学に意義を見いだせず自主休講しては家でゲームしている」というのがヒロイン美郁背景だと思われる。健太より稼ぎがあるそうだが、何をして稼いでいるのかは不明だ。
マケタラクチウツシ
作中での明言はないが、健太はご無沙汰であるらしい。ゲームプレイする彼女を肩越しに視姦する。勝手に出来上がった健太はそのままプレイ中で手が離せない美郁の胸を揉みパンツの中に手を入れる。攻めつつ責められ息を荒げる美郁。6ページ、冒頭コマで湯沸かししていたケトルのホイッスルが割って入る。反射的に火を止めに行く健太。ソファに戻ると死に戻りした画面のまま固まっている美郁が机をバンと叩いていた。ゲームに造詣のある健太は「やらかした」事を把握し沙汰を待つ。美郁はゲーム機を渡し、ハイライトのない目で一言「マケタラコロス」と告げた。急遽始まったデスゲーム。絶対に負けられない戦いが始まる、と指を走らせた瞬間、美郁がパンツの中から勃起チンコを抜き出した。手コキを受けながらも「これなら何とかクリアできそう」という雰囲気を出したのが気に入らないのか、そのままフェラに移行。ケンカ腰のプレイが続き健太が1発。12ページ、出したモノをローションの様に手に垂らした美郁から「不健康の味がする…」という超レアな感想が飛び出す。そしてゲーム機を伏せて置いた、つまりマケタ健太に美郁が下した審判は「不健康な精液口移し」という実刑だった。怒っても可愛いくっきおーれガールズなので微笑ましい光景ではあるのだが、ここまで一切「ご厚情を賜り御礼」という雰囲気ではない。ここからだ。
ご厚情、御礼、そして以下略
「自分の精液を飲ませたのに勃ってる」という高度なイチャトークから2戦目。流れで上になった美郁を健太が下から突き上げる。18ページ、ここまで攻勢をとっていた美郁が喘ぎ始める。健太は悪気無く「美郁ってこんなに…っ軽かったっけ」「ちゃんと食べてる?」と不健康精液に対する反撃を試みる。美郁も「…別にっ変わって…ない」「乙女の…体重とかデリカシーに…欠ける」と反撃するも力が出ない。体勢を変えてほしいと健太に伝えると、意趣返しのように繋がったまま美郁の身体を軽々持ち上げて別途に横たわる。「やっぱ軽いって」ホントにケンカ腰な二人。しかし健太が上になった21ページから突如としてデレる。「大好き」「めっちゃかわいい」「ずっと抱いてたい」健太は続ける「自信に満ちてるところも、エッチなところも、美郁の…全部が好き」「…俺なんかと一緒にいてくれてホントありがとう」。突然のご厚情の乱打。そして22ページ、少しはにかんだ美郁が賜ったご厚情に対し「私も…♡健太といれて幸せ…だから」「大好き♡健太-」甘々な御礼を返す。普段賜っていない不意打ちの御礼に健太は「あっ」「え…?」と目を丸くしてイってしまう。22ページ下から本作のタイトル回収、「(以下略)」のシーンがここである。
出不精は世界を救う(仮)
くっきおーれ先生は「純情少女の凛とした一途さ」と「馴れたカップルの普段着H」を交互に繰り出されている印象がある。本作はもちろん後者だ。冒頭からパジャマ姿にヘアバンドという無防備かつ遠慮のないヒロインが大変美味しい。不健康精液の口移しプレイは賛否あるところだと思うがレアなことは間違いないし、オチではなく真ん中に挟んでくる(=そのままの流れで本番に進む)のは面白い。背景にこだわるくっきおーれ先生らしい、二人から目を離さず部屋いっぱいを使ったプレイも流石である。少々セリフのクセが強い二人なのだが、ラストのタイトル回収に向けた照れ隠しの前払いというところだろう。脳が回復する、まったりとした一作だ。
さて美郁がプレイしていた「例の激ムズ2Dアクション」が何を指しているか、プレイ画面から判別がつかない。しかし一つだけ心当たりを述べるなら、同人ゲーム「出不精は世界を救う(仮)」かもしれない。水泳部のような身なりのヒロインが、レイピアを片手に世界を救いに行く?行かない?ストーリーだと推測される。衝撃の動画も公開されているので詳細はこちらをご覧いただきたい。Xポストをうまく埋め込めないので画像を貼らせていただく。

<該当のツイート(動画リンクあり)>
さらなる詳細はこちら!
あらすじ
大学生の同棲カップル、美郁は健太を待たずゲームに熱中していた。風呂上がりのラフな装いにムラムラきた健太は隣に座ってちょっかいをかける。あちこち身体をイジられゲームオーバーになった美郁は、ゲーム機を健太に渡して「マケタラコロス」とゲームクリアを強要しつつ彼のズボンに手をかけた。
くっきおーれ先生の作品はこちら!!

1,430円
コメント