いじめと制裁と [おそまつ] 絶対に!妹は負けない! (ゼロス #131)

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copyright 2025 ワニマガジン おそまつ

タイトルお姉ちゃんはおじさんに屈しない!
作者おそまつ
掲載誌ゼロス #124
ページ数30
ヒロイン瑞井早紀
竿役佐崎先生
発射数2
公式タグしつけ / アナル / フェラ / おもちゃ / 中出し / 学生 / 巨乳 / 淫乱 / 潮吹き / ハード系 / 陰毛
修正白抜き修正
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copyright 2025 ワニマガジン おそまつ

タイトル絶対に!妹は負けない!
作者おそまつ
掲載誌ゼロス #131
ページ数29
ヒロイン瑞井優花
竿役佐崎信二
発射数2
公式タグしつけ / おもちゃ / SM / 中出し / 処女 / 同級生・同僚 / 学生 / 巨乳 / 潮吹き / 童貞 / ダーク系 / ハード系 / 陰毛
修正白抜き修正

本日はゼロスから、おそまつ先生の作品をご紹介したい。本作はゼロス#124で掲載された「お姉ちゃんはおじさんに屈しない!」の続編、というか本編と言うべき作品である。

相関図

本作は悲しむべきことに時宜を得てしまった。「いじめと報復」という重いテーマを持つ作品である。まず物語の構図を追っていこう。全体を通して胸糞描写が続くのでご注意を。

物語前段

本作登場人物は4人。ヒロインは姉・早紀と妹・優花の瑞井姉妹だ。優秀な姉に対して妹は見た目可愛いものの性根が悪いらしい。そして同じ学校の生物教師である佐崎先生(下の名前不明)が、自らの息子・信二をその学校に入学させたところから話が始まる。なお信二の母親は浮気が原因で父と離婚し、佐崎父が親権を確保したそうだ(姉15ページ)。学校推薦が欲しかったらしい優花は、生物教師から付けられた内申点(=評定?)が低かったことに腹を立てた。その逆恨みを同級生(タグより)であった信二に向ける。いじめの詳細は明かされないが、佐崎父は信二が濡れ雑巾か何かをぶちまけられているシーンの隠し撮りに成功する(姉10ページ)。優花によるいじめの結果、信二は精神的なダメージを受け部屋に引き籠もってしまう。

「お姉ちゃんはおじさんに屈しない!」

優花のいじめが単独犯だったかどうかは定かで無い。動機を持つのが優花であっても、女子単独で男子相手に凄惨ないじめを完遂させるのは難しいように思う。しかし佐崎父は自ら証拠を集めそのように断定した。そしてこれを明るみに出し糾弾するのでは無く、妹を溺愛する姉・早紀にぶつけることにしたのだ。瑞井家の事情は一切描かれないが、結果として姉妹ともに不祥事を明るみにすることは避けたいらしい。特に早紀は3年だ。姉は妹の不始末を公言しないことを条件に、佐崎父の性奴隷として好き勝手扱われる道を選んだ。早紀からすれば完全なとばっちりである。しかし早紀は最後まで優花に悪感情を持つことは無く、結果的には佐崎父の陵辱さえ受け入れるようになるというストーリーだ。

「絶対に!妹は負けない!」

前編「お姉ちゃん」は上記の通り完全な流れ弾である。姉は全く悪くなく、原因である妹自身が何の断罪も受けない胸糞話であった。そして信二もまた救済されていなかった。後編、優花は姉が佐崎父と生物準備室へシケ込むところを見てしまう。そして前編ラストシーンで姉が休日ラブホに呼び出されることも勘づいていた。そして今日も早紀が帰ってこない。優花は別の男子生徒の伝手で信二にアポを取り佐崎家に押しかけ、「佐崎父も家に帰っていない」という確信の裏を取った。信二は姉と接点が無い。父は既に離婚しており仮に二人が密会していたとしても止める権利は無いと信二は言った。そこで優花は激高する。「教師と生徒が付き合うなんて犯罪」「キモい」「そもそも可愛い自分が童貞陰キャの信二の言うことを聞く(=父に内申を上げるよう伝える?)のは当然」「ちょっとしたおフザけをいじめと言うのは大袈裟すぎる」とまくし立てた。しかし信二は全てを知っていた。優花をワンパンKOし反撃が始まる。

屈する姉

いったん倫理のことは忘れエロシーンに触れたい。本シリーズは容赦の無い陵辱である。しかし2作並べることで非常にバランスが取れている。「姉」は物語が始まった時点で既に佐崎父にヤられていた。姉は不本意ながらも同意の上であり、佐崎父もまた約束を守っていた。つまりこうなってしまった以上、姉は何が何でも表面を取り繕わないといけない。この哀れな共犯関係を察したからこそ佐崎父は「公開羞恥プレイ」「言葉責め」にこだわった。休らぐヒマを与えず、妹の目のある校内で放置プレイしては、生物準備室に呼びつけ罵倒を浴びせる。後編で明かされるが動画を何本も撮られてもいた。自責と性感にさいなまされた早紀にとって、もはやどこにも逃げ場所は無く、遂に生物準備室こそ自分が最も安らげる空間になってしまう。姉22ページ、それを見計らった佐崎父は突然掌を返した。今更「悪いのは妹であり姉は悪くない」と正論を突きつける。いじめの現場を撮った写真も消した。しかし佐崎父が妹を攻撃しない保証は無い。そして自分の痴態をバラされることも止められない。最大限執着していた目的を目の前で破り捨てられた下半身裸の早紀は激しく混乱し、焦った。そして理性を捨て「現状維持」を懇願する。現状維持のために今度こそ自らの意志で佐崎父に陵辱されることを願った。絶好の機会を自らフイにした早紀に佐崎父は心からの罵倒を与え、早紀はそれに安心を覚えたところで前編オチとなる。

負けない妹

早紀の哀れさが強調される前編に対して、後編はわかりやすい「制裁」である。信二だけで無く最愛の姉さえ犠牲にした優花の右頬への殴打。因果応報性とそれをあろうことか信二にぶつける優花の暴力的な理不尽性がこの殴打とそれに続く陵辱を激しく正当化している。実際には失神するまで暴行し、M字開脚の形でベッドの上に緊縛してからエロシーンが始まる。もっと正確には早紀と佐崎父のエロシーンの秘蔵動画を見ながら自らシコって優花にぶっかけるという贅沢な入りだ。当人は身動き出来ないので、かけた精液は信二自らが拭いてあげたと思われる。13ページ、信二の目に思いっきり生気が宿る。親父に似ず可愛い。しかし徹底して優花をモノ扱いする。パンツをハサミで切り、顔では無くまんこに話しかけ、勝手にチンコを突っ込む。処女だとの作中明言は無いが、無残にもタグが物語っている。童貞タグも付いているのだが、いじめていた相手に対して彼のメンタルは意外にも頑丈だった。「苛められた分肉便器として使ってあげる♪ あはは 今の…エロ漫画のセリフみたいだね」こいつ余裕綽々である。対する優花さんは声を荒げるでも無く号泣するでも無い。悪態はつくものの敵地で縛り上げられているという状況に屈してしまっていた。ノーダメアピールをしてみる優花に、信二は父譲りの大量のおもちゃというオーバーキルで応じる。妹は最後まで負けを認めないのだが、信二もまた許しを与えない。両者平行線のまま果てしない夜に堕ちてゆくというエンドである。

いじめと制裁と

本当に少しだけ語りたい。私はお察しの通りいじめられる側の人間ではあったが、いじめて楽しいタイプでは無かったことが幸いしたと思っている。いじめというのは自由に逃げ出させない人間関係が固定される環境であれば老若男女関わらずいつでもどこでも起こりうる。唯一絶対の処方箋は予測不可能な形で人間関係をシャッフルすることしかない。いじめに対する「制裁」というのも、本作のように対象が逃げ出させないことが大前提にある点でいじめと構図は変わらない。最近物議を醸している「SNS晒し上げ」というのは、いじめグループの人間関係を無尽蔵に広げるという意味で画期的であり、効果を上げている。しかしこれも「対象が逃げられないように追い込む」という点でいじめと何ら変わらない上に、範囲が広すぎて事態を収拾させる方法が無い(当事者でさえ止められない)という厄介な問題を孕んでいる。「やられっぱなしは良くない」という意味で私はいじめを全否定するつもりは無い。いじめを完全に無くすには人間関係をリセットして「全てを忘れる」つまり「許す」しかないのだから。本作の持つ苦味、瑞井姉妹と佐崎父子の怒りと哀しみを折に触れて噛みしめたい。

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