copyright コアマガジン 鈍色家電
タイトル | 好きって言って |
作者 | 鈍色家電 |
掲載誌 | HOTMILK 2023.03 |
ページ数 | 34 |
ヒロイン | 三原ゆい |
竿役 | 先輩 |
エロページ位置(割合) | 13 – 32 (58.8%) |
発射数 | 2 |
公式タグ | おもらし / JK / 制服 / 巨乳 / 恋愛 / 羞恥 |
修正 | モザイク修正 |
komifloタグの話
本作は2月末時点でのランキング1位の作品で私もぜひ紹介したいと思っていた。のだが、本作で振られたメタネタの裏とりのために時間が開いてしまい一月遅れでの紹介となってしまった。
メタネタとはもちろん、komiflo人気タグの件である。詳細は前項で全タグのランキングを取ったのでそちらを参照して頂きたい。「制服」「学園」「女子校生」「巨乳」これが本作で提示された人気タグなのだが、概ね当たっている。なお「女子校生」というタグは存在しない。また本作はバイト先での物語であるため、「学園」タグは付与されていない。羞恥なのかはよく分からないが、とにかく「おもらし」と「巨乳」は当たり前のように付くのがkomifloである。
あなたは何先輩?
本作の魅力は「会話のピッチングマシーン」ことヒロイン三原ゆいのセリフ回しにある。作中で竿役のことを「先輩」「大人の先輩」「鬼畜先輩」「節穴先輩」「奥手先輩」「非道い先輩」「正直者の先輩」「絶倫先輩」「サディズム先輩」とTPOに応じて呼ぶのだが、真名は呼ばれなかった。R-18である雑誌掲載なのでJKからすれば読者はすべて先輩であり、あたかも自分の色々な側面を刺してこられる気分になってくる。竿役の煮えきらなさはともかく、女子に構われて嬉しくない事はないのだ。加えてゆいちゃんは竿役ごと読者を貫通するセリフを連打する。タグの話などその極致といえる。
私の信念として、良識のない大人はエロ雑誌など読まないと思っている。そして令和において良識ある成人男子なら誰でも、「本能がイケと言っても手を出せない女性」という存在があるに決まっている。それは年齢だけでなく、職務上の立場や血縁関係(兄嫁とかね)なども含まれる。相手が押してきても手を取れないケースもあるだろう。そういう風に現代社会はできている。誰しもが抱えるそのような苦悩を本作は可視化して提示していると感じる。
わたしは膝ガン見先輩!
本作のもう一つの魅力は、三原ゆいちゃんの存在感であろう。サムネイル画の太ももから膝下にかけての生足は、おもわず背筋が引き締まる健全なエロさを感じさせる。まず膝を見せてから、上記のピッチングトークが始まる。好き好きアピールからの唐突な上乳見せ、からのセルフ巨乳揉み。攻め手を切らさない巧みさがある。そして気がつけば見知らぬ天井からのエロシーン。ここでは一転して恥じらいを見せるのは賛否あろうが、悪い感じはしない。エロシーンとしても決め手を欠く感があるのだが、それもまた初々しくて良しとしよう。完成度の高い作品と言える。
あらすじ
女子高生の三原ゆいは、バイト先の先輩のことをしきりに挑発していた。「あたしのような女子高生のことが好きなのに、強がって大人ぶっているために手を出してこないのがムカつく」とゆいは思っており、その考えは当たっていた。煮えきらない態度に意を決したゆいは、先輩に一服盛ってベッドに誘い込む。
ご紹介した作品はこちら!膝!
好きって言って(単話)
220円