copyright 2024 ワニマガジン Fataaa
タイトル | おとぎ話じゃなくていい |
作者 | Fataaa |
掲載誌 | ゼロス #117 |
ページ数 | 29 |
ヒロイン | 唯依 |
竿役 | 馬町大為(ヒロ) |
発射数 | 3 |
公式タグ | ショートカット / 処女 / 学生 / 巨乳 / 幼なじみ / 恋愛 / 手コキ / 童貞 / 陰毛 |
修正 | 白抜き修正 |
度々書いているが、レビューが長くなるにつれて書いている本数が減っていることを痛感している。ここ1ヶ月でも結果ボツってしまった記事が増えている。これでは本末転倒なのでメリハリを付けて量産していきたいと思う。こうなる理由の一つは、いきなり短いレビューになることに申し訳なく思ってしまうからなのだが。改めて本日はfataaa先生のデビュー作品を紹介していきたい。
らららゆるゆり大事件
本作冒頭はまさかの百合展開を思わせる導入だ。komifloには百合タグがあるのだがヒット数はわずか15と希少である。残念ながら本作に百合タグはない。対してエロ漫画において「女にモテるボーイッシュヒロイン」というのはバリエーションとして少なくない。現実でも共学に通われた方なら(クオリティはともかく)運動部でこういうモテ方をする女子は居たのではないだろうか。私の経験上こういうタイプの女子は「女子に囲まれており男子とつるまない」イメージなのだが。エロ漫画においては「男性の価値観を共有できそう」「性的なことに関して詳しくなさそう」という2点がフックとなる。本作ヒロインの唯依さんはふとももが健康的だが顔は確かに整っている。後半はしっかりじっくり恋する女の顔を見せてくれるので私は好きだ。ちなみに少々古典の域だが、自分の中で女子にモテる百合展開のユイといえばこの方で、漢字が違うのだが頭の中ではそのまま再生されている。
ほいじゃ隠せよ乙女でどうじゃろ
本作竿役はヒロ君と呼ばれている。PCのユーザー名から「馬町大為」と読めるので一応記載している。彼は迂闊にも昨晩のオカズを開きっぱなしで今日の日を迎えてしまったらしい。AVタイトルは「放課後の教室でボーイッシュの幼馴染と濃密中出しえっちした俺」というどストレートなものだった。ちなみに3次動画にはボーイッシュというカテゴリは存在しない。検索すると引っ掛かるし、実際それっぽい作品はたんとある。しかしカテゴリしては「スレンダー」などであり、実在の女性にショートカットをキャラとして強要するのは色々不都合に決まっている。それでも実際に「ボーイッシュ」と「ショートカット」は強い相関関係にある。対して不思議なことに、2次3次問わずバストサイズとは相関がないように見える。「ボーイッシュ巨乳」はアリなのだ。本作もヒロから「パーカーばっか着てるから気付かなかったけど…でかいな」という感想があり、タグ上は「巨乳」である。3次女優は配られたカードで勝負するしか無いわけだが、好きなように描ける2次でもおっぱいが生えてくる展開は多い。「着痩せ」という言い方はあるが、あまりに薄着でない限り本作含めて「バストサイズがわかりにくい服」そして「脱げば巨乳」というのは意外とあり得るものだ。
君が好き 君がいい 明日もいたいと思うよ
9ページ、オーバーサイズ気味のパーカーと当世流行のスポーティーなパンツがそそる。手探りながら唯依の手コキで一発。賢者に戻りかけたヒロに「待って 今度はヒロがあたしにする番」と真っ直ぐなおねだりを受けすぐさまボルテージが上がる。「誕生日の時コータから貰った」コンドームをつけた上で卒業。「友達からもらったコンドーム」の展開も、「前もって仕込んでないよ感」の流れ的によくある。お守り的に渡されたものと思いきや、22ページ、コータはちゃんと箱入りで渡していたのだった。パッケージ形状およびブリスターパック(カップ型の個包装)からサガミオリジナル001Lサイズ10個入で間違いないだろう。メーカー希望小売価格2904円である。コンドームの中では高い部類だが、コータは良い仕事をした。3回戦までヤリつくして、二人は晴れて「おとぎ話の中ではない」恋人同士になったという爽やかなオチである。まだまだ引き出しがありそうな画風にこれからも期待したい。
あらすじ
ヒロインの唯依は、スポーツ万能・頭脳明晰かつボーイッシュなイケメンということで並み居る女子にモテモテであった。しかし当の本人は男との恋愛を夢見ていると幼馴染の馬町大為(ヒロ)に愚痴っていた。ヒロの家でパソコンを借りたところ、自分に似たボーイッシュ女優のAVの閲覧履歴が目に飛び込んできた。慌てる唯依に、ヒロは唯依が好きだと告白した。
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