Komifloのシステムが一部更新され、利用規約も変更されている。気にしなければほとんど変わりはないのだが、大きな変更が2つ入っている。
Komifloストア本格オープン
こちらはベータ版の時にすでにご報告している。Komiflo plusと別に、単行本単位での買い切りサービスを提供することになった。バナーに書いてあるとおり、現時点ではkomiflo読み放題ユーザーのみ利用可能とのことなので、ユーザーからすればkomiflo plusとあまり変わらないようにも思える。komifloの決済手段をそのまま使えるので、komifloを継続利用する限りにおいて便利ではある。ポイント還元サービスなど継続利用者ならではのサービスが今後展開されればと期待したい。
英語化
これは本当に今回の変更で追加されたものか確信は無いのだが、komifloシステムに「言語」の概念が追加され、日本語と英語を選択できるようになった。komifloには姉妹版として“FAKKU”という海外向けサービスがあり、komiflo作品の海外翻訳版を提供している。FAKKUはいわゆる「おま国」(日本IPから利用できない)であり、日本国内のユーザーはkomifloへ誘導される。逆に海外からkomifloへのアクセスはあるらしく、2022の人気タグ調査では「香港: 貧乳」「台湾: ハーレム」という結果が出ている。もちろん作品自体は日本語なのだが、漫画画像以外のシステムがアルファベット化されることで恩恵を受けるユーザーは少なくないのだろう。具体的に見ていこう。
設定変更は「設定」の下部に「ENGLISH」と薄字で書いてある部分をタップすると全体が英語化し、「日本語」とオプション表示が切り替わる。これでメニュー項目に関してはすべて英語化される。雑誌名・作家名・タグが英語化され、細かいところでは会社概要が英語になる。利用規約やサポートは日本語のままだ。また漫画画像そのものやバナーは全て日本語表示のままである。ちょうど星井情先生の単行本の告知が出ているが、komifloの作品は「comics」、単行本は「tankoubons」と表示される。
雑誌一覧も英語化されている。快楽天は「kairakuten」であり、ホットミルク濃いめは「Hotmilk-koime」とほぼ全てローマ字表記そのものだ。恥ずかしながら「外楽」を私はガイラクと読んでいたが、英語表記は「Gaira」であり、ロゴにもそう書いてある。
タグに関しても直訳といえば直訳なのだが、いろいろ勉強になる。タグに関しては前回まとめてから日が開いているので再度調査して報告したい。