2つの約束 [霞雪誠] ゆびきり 後編 (HOTMILK 2026.08)

この記事は約8分で読めます。
8c3824c5aeb28d55344b832dfbb59413a448c6c9.jpg

copyright 2025 コアマガジン 霞雪誠

タイトルゆびきり 前編
作者霞雪誠
掲載誌HOTMILK 2026.06
ページ数31
ヒロイン道坂叶多
竿役戸伏君彦
発射数2
公式タグにおいフェチ / ショートカット / 処女 / 女性上位 / 学園 / 学生 / 尻フェチ / 後輩・部下 / 恋愛 / 淫乱
修正モザイク修正
853e14f89dc70ffc2e34b8d8f26b7a068950a00a.jpg

copyright 2025 コアマガジン 霞雪誠

タイトルゆびきり 後編
作者霞雪誠
掲載誌HOTMILK 2026.08
ページ数47
ヒロイン道坂叶多
竿役戸伏君彦
発射数3
公式タグショートカット / ニーハイ・ニーソ / 処女 / 制服 / 学園 / 学生 / 尻フェチ / 後輩・部下 / 恋愛 / 手コキ / 淫乱 / 潮吹き / 貧乳・微乳
修正モザイク修正

遅ればせながら本日はホットミルクから、霞雪誠先生の作品をご紹介したい。

『後輩にしたい女子』ランキング圧倒的一位

本作は「学園裏サービス」に続く2年ぶりの連載作品だが、前後編できれいに納まっている。というか78ページの大作を分割配信したと言ってもよい。本作ヒロインは道坂叶多みちさかかなた。志望高校のオープンスクールに参加しようとしたところで嘔吐し、本作竿役の戸伏君彦先輩に介抱されたところから本作は始まる。経緯は後編で明かされるが、道坂さんは戸伏先輩に惚れる。そして彼女は変わる

  • 無事志望校に合格
  • おさげをカット
  • 髪色を明るく
  • メガネをコンタクトに

そして後編15ページ、道坂叶多「2年男子の間で『後輩にしたい女子』ランキング圧倒的一位の存在」にまで認知されるようになった。彼女は人懐っこい性格に反して他の男子には一線を引く慎重さを見せていた、なのに「君彦には違う」と同級生にすら指摘されるほど二人の関係は特別だった。元々文芸部の部室で独り勉強していた戸伏君のところに、叶多さんは入学早々押しかける(前編7ページ)。彼女のことを覚えていない君彦と、ぞっこん憧れていたにもかかわらず踏み込み方が分からない叶多。穏やかな時間が2ヶ月半続いた。

「からかいパンツ系」ラブコメ

ここで道坂叶多さんが参考にしたであろう図書を考察したい。ベースは「からかい系」ラブコメと呼ばれるこの辺だろう。以下順不同だ。

  • 山本崇一郎先生「からかい上手の高木さん」ほか
  • ナナシ先生「イジらないで、長瀞さん」
  • 丈先生「宇崎ちゃんは遊びたい!」
  • 桜井のりお先生「僕の心のヤバイやつ」

そしてここにパンツ要素が入る。

  • 河下水希先生「いちご100%」
  • 柊裕一先生「履いてください、鷹峰さん」
  • 花間燈先生「可愛ければ変態でも好きになってくれますか?」(ノベル)

結果、彼女は憧れの先輩の前で堂々パンモロするキャラになってしまった(前編扉絵3ページ)。このシーンのグッとくるポイントはここではない。前編5ページ、誰彼構わずパンツを見せるもんじゃ無いと諭す朴念仁君彦に叶多は言う。「わたしが安売りする相手は センパイだけです♡」そして「センパイもあんまり自分を安売りしないでください わたしいいものは定価で買う派なんです」。この意図は後ほど語るが、少なくとも求愛されている(そしてからかわている)ことは分かる。さらにグッとくるポイントはこの後、前編7ページ、これでは「ただのエッチな小悪魔キャラでは…!?」という一人反省会シーンである。なお上のリストにあえて矢吹健太朗/長谷見沙貴先生「ToLoveる」を入れなかったのは、これを読んでたら「パンツでなびく」発想にはならなかったと思うからだ。

2つめの約束

本作のキモはまさにこの一人反省会である。叶多は比較的平気な顔をしてドエロいことをおっぱじめるのだが、根底には羞恥がある。強い恋慕の気持ちと底抜けの不器用さが高速で空回っている光景が本作に快い疾走感を与えている。しかしここはホットミルクなので物語は停滞しない。戸伏先輩はパンモロ後輩女子の座面に鼻をこすりつけてチンコを扱く側の人間であった。その光景を目撃してしまった叶多が取った行動は「証拠保全」スマホを取り出しての撮影だった。そして撮った後に反省する。恋愛が上手くいくためにはある程度互いの「返していない恩義=負い目」があった方が良い。しかし自分へのオナニー現場はまさに「ここまでとは言ってない!」である。「この事を黙ってあげる代わりにデートしませんか?」は急カーブ過ぎる。結果的に「先輩の顔にケツを埋める」という玉突き事故が勃発した。前編17ページ、内心は「小悪魔ってこうじゃない気がする!!」である。思わせぶりで少しエッチなことをチラつかせるのが小悪魔であり、トイレの個室でパンツの中を嗅がせるのはド痴女だ。しかし君彦先輩は逃げも諭すもしない。単に弱みを握られているから反抗出来ないのかと思いきや、前編18ページ、しっかり勃っている。羞恥と不器用のサーキットがショートし、がっつり顔騎ポーズで股間を押しつけつつ君彦先輩をノータッチ射精に導いた。前編25ページ、ここで「ゆびきり」つまり約束がなされる。ここでの約束は「わたし(叶多)とエッチなことしていいので、今後わたしが座った椅子にエッチなことはしない」というものだった。ここだけ切り出すと不思議な内容ではある。

小悪魔委員長のパンチラ搾精日誌

その夜。叶多さんは釈然としないながらも前へ進める一心で「小悪魔委員長のパンチラ搾精日誌」で予習する。次の日、ウキウキもオドオドもしていない君彦先輩の姿に動揺するも、ビンビンはしていたところから予習の成果を存分に発揮する。後編7ページ、叶多さんは君彦先輩にのしかかり、「昨日の約束」に触れる。文言通りに考えると、この時点で「叶多さんが座った椅子」=君彦先輩自身である。つまり約束としては君彦先輩自身にエッチなことをしてはダメつまり「オナニー禁止」となる「困りましたねぇ♡」。叶多さんは自らの身体を差し出して尻コキに持ち込んだ。そして後編12ページ、叶多さんはやはり反省する。でも不退転の決意で叶多さんは予習に臨む。翌日はふたたびの顔騎、そして翌々日は昼休みに教室へ乗り込んで体育用具室でのパンコキに持ち込んだ。もはや思い悩むのは叶多さんだけではない。君彦も悩み、不退転の決意で踏み込んだ。

好きだあああああああ

「大事な話がある」そう言われて呼び出された叶多さんは、もう当たり前のようにパンツ尻をぐりぐりしていた。「センパイの毒牙が他の子に向かないように わたしだって頑張ってるんですから」、小悪魔らしく性処理プレイを始めた叶多さんに君彦先輩は「お前だけだ道坂」と抱き寄せる。ドキドキムラムラする叶多さん。しかし君彦先輩は言う、「でもお前は違うだろう」。読者からするとズレてるとしか思えない両片思いの告白だが、君彦先輩目線では「後輩のパンツをオカズにオナったら後輩が壊れた」と映っていた。あくまで叶多を止めるためのケジメのつもりだった。後編21ページ、もちろん叶多さんは盛大にキレる。「バカなんですかセンパイ!! なんでわたしがセンパイの事を好きだって そう考えてくれないんですか!!」そして君彦の肩に手を回してファーストキス、告白する。そしてメガネを取り出し、自分がオープンスクールで吐いた女子だったことを伝えた。君彦先輩はそれで何故自分に惚れたのか納得していなかったが、ずっと自分のことを好いていてくれたことは十分に理解出来た。何よりお互いエロいことをする準備が出来ていた。二人はそのまま文芸部のソファで絡み合う。君彦先輩はかねて用意のコンドームを(4つも)生徒手帳に仕込んでいた。後編38ページ、幸せを噛みしめていた叶多さんを、愛おしさが限界突破した君彦先輩が駅弁の形に抱え上げて「好きだあああああああ」と叫ぶ。叶多さんは思いのままに振り回され、多幸感に溢れたままイった。

1つめの約束

霞雪誠先生の作品は大変実用性が高い。「学園裏サービス」ヒロイン滑砥矢庫さんも最初から最後までハードコアかつフェチ感満載のプレイを連発してくれる。その一方でヒロインの繊細かつ不器用な恋心の描写がヒロインへの親近感と愛おしさを掻き立てる。後者の観点で改めて本作を見てみたい。叶多さんの髪色が未だ黒かったJC時代の回想を時系列に並べる。括弧内はページ。

  1. [前1] 冒頭叶多さんが吐いたシーン
  2. [前28-29] 保健室。色っぽい保健の先生に、君彦先輩が助けてくれたことを聞かされる。
  3. [後1] 叶多さんが自虐。君彦先輩が真剣に励まし、叶多さんが目を開く。
  4. [後44-45] 自信のなさを吐露する叶多さんに、君彦が「君がうちに受かったら俺を訪ねてくれ 君が自分を好きになれる方法を俺も一緒に探して…」と約束の「ゆびきり」を促し、叶多も応じる。

君彦先輩の約束は「叶多が『自分』を好きになれる方法を一緒に探す」というものだ。君彦先輩の一人称は「俺」だが、自分という日本語は「話者」「相手」両方の意味に取れる。彼の発言の意図はもちろん叶多さん自身のことを肯定的に見れるように、であろう。しかし実際は叶多さんは君彦先輩自身を好きになり、近づき、恋をし、可愛くなり、そして自信をつけたのだ。叶多さんは自分を安売りしない。そして彼女の自信は君彦先輩をも変え、自らを「定価で」買わせたと言える。後編43ページ、「いい人は自分の善行を覚えていない」というのは叶多さん自身にもあてはまるのだ。時間を、倫理を超えた約束。心に残る、残したい作品だ。

叶多ちゃんは先輩とシタい

当ブログは基本的に余談で構成されているのだが、本作にも余談がある。実は私はあまり意識してなかったのだが、ホットミルクには音声コンテンツがある。こちらはKomifloの外であり、前編が掲載された2026年6月号のコアマガジン紹介ページから無料で聴くことができる。本誌からの導線としては、同号のピンナップページにあるQRコードから飛べるらしいのだが、何故かkomifloからはリンクが張られていないように見える。そしてピンナップの次のページに本作(前編)のエロシーンにちなんだ1ページの官能小説が掲載されている。本作竿役の名前「戸伏君彦」が明かされるのは後編の回想シーンなのだが、実はこちらの小説では竿役が「伊伏公彦いぶせきみひこ」と紹介されている。しかも漫画の方では前後編共にありそうで無かったフェラシーン、そして中出しシーンが描写されている。さらについでにヒロインの3サイズ(B75W58H82)もご紹介されている。本作を二度三度楽しみたい方はこちらのコンテンツもご確認頂きたい。

本シリーズの作品はこちら!!

霞雪誠先生の作品はこちら!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました