For Experts [かなC] あの祠壊したんか! (ゼロス #137)ほか

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copyright 2026 ワニマガジン かなC

タイトルあの祠壊したんか!
作者かなC
掲載誌ゼロス #137
ページ数26
ヒロイン神様
竿役ボク
発射数4
公式タグしつけ / フェラ / けもみみ / パイズリ / パイパン / ムチムチ / ニーハイ・ニーソ / ファンタジー・SF / 中出し / 淫乱 / 異種間 / 逆転 / 野外・露出 / ぶっかけ・顔射
修正白抜き修正

前稿はBEASTから馴れ初め3作品をご紹介した。今回はゼロスから、かなC先生、あすぜむ先生、warabite先生の3作品をご紹介したい。強いて言えばテーマは「上級者向け」である。

上級者向け

男性向けエロのジャンルは広大である。Komifloタグだけで111、FANZA動画のジャンルタグが260ほどある。当ブログでも毎年チェックしているが、「巨乳」「淫乱」「学生」「人妻」など上位タグは揺るがない。詳細は割愛するが「中出し」を頂点とする生殖本能に根ざす要素はメインストリームから外れようがない。女性は生殖行為をロングスパンで考えるため、経済面や感情面での安定性など価値判断に対する「査定」と「承認」がエロの主眼目となる。対する男性向けエロを考えるうえで重要となる生理的要因に「慣れ」と「刷り込み」がある。家畜動物に対する研究で、同じメスに対してのみ繰り返し交尾をさせると精液量が減る事がわかっている。しかも相手を変えると元に戻るのだ。メス一個体の生殖数は限られるため、確実に遺伝子を残すためには相手を変えた方が良いというのは生物としての合理性はあれども現生人類にとっては厄介な本能である。このためいかに優れたズリネタであってもオスはいつか飽き、新しいオカズを探し求めることになる。エロコンテンツの需要は無限なのだ。つまり定番品と並んで「新機軸」のネタには男性生理のために必ず一定の需要があると言える。いっぽう「刷り込み」というのも研究が進んでおり、思春期の男はエロいものと同時にインプットされたシグナルをエロいものと誤認するバグが有る。男がパンツに執着することを不思議に思う女性は少なくないと思うが、セーラー服やハイヒール、ヘアゴムから自転車のサドルまでフェチシズムにはキリがない。ビキニより(今存在しないタイプの)スクール水着の方がエロいと主張する声が後を絶たないのもこのバグに起因していると思われる。実験ではこのバグを突いて一時的だが小銭の入ったビンを見ただけでチンピクさせることに成功したそうだ。従ってこの観点においても男性向けエロコンテンツの需要は無限にある。エロ漫画は作家先生が能動的に創造するものであるため、一般的ではないエロシーンを描出するのには相当なインスピレーションと画力が要求される。決して多数派ではないであろう渇望を救わんと苦心の末に世に産み出されたエロコンテンツに対して、私は敬意を込めて「上級者向け」という表現を使わせていただく。今回ご紹介させて頂く3作品はまさにこう形容したくなる作品だ。

人は神の心を喰って生きる者

まず最初にご紹介したいのは、かなC先生の作品である。先生のお名前から察せられるようにまず本作は「泣ける」作品である。オチまでストーリーを説明しよう。竿役(以下「ボク」)は人間関係が得意ではなく学校で優しくないギャルにいじめられていた。工事現場の裏手にある祠にボクは「力をください」と願った。特に力がみなぎったりはしなかった。祠を壊したりもしなかった。しかし神は現れた。扉絵の巨大な九尾の女狐が本作ヒロイン(以下「神」)だ。神はボクを弄び、たわむれに搾精する。そして「神は人の心を喰って生きる者」「貴様はただ我に恐怖と快楽を差し出せばよい」と宣うた。事後、ボクは走って逃げた。しかし彼は今更自分に逃げ場など必要ないと悟り、次の日も祠に現れた。凌辱を受けることで、ボクの心は強くなった。いじめていたギャルに殴り返したとき、いじめは無くなった。その日も神に会いに来たボクは、神が小さく、弱くなっていることに気づいた。圧倒的な力で自分を捻じ伏せてくれなくなった神に腹が立ったボクは神を犯す。神は微笑んだ。事後、「元気出して」といなり寿司を供えるボクに神は「その必要はなくなるじゃろう」と笑顔で答えた。翌日ボクは、工事車両によって潰された祠を見て作業員に激昂する。しかし祠のこと、神のことを何も思い出せなくなったボクはその先の言葉を失い、涙を流したというオチである。

硬いチンコもスッパスパ

近年のホラーネタとしては「祠を壊した人間に災いが降りかかる」というのが定番だ。つまり怪異の存在は祠が壊れてから登場する。しかし本作は永遠の別れとしてオチにそれを持ってくるところが心憎い。それどころかボクの心からも消えてしまうというところが切ない。ぜひ読んでほしい感動作である。ではなぜ本作は上級者向けなのか。エロシーンを見ていこう。本作ヒロインはケモミミかつ非常に巨体であり、体格差を存分に使った埋没プレイを魅せてくれる。これはとても良い。本作7ページ、神は力を見せつけるようにボクの衣服を指一本で両断する。そのとき勢い余ってチンコまでスッパスパされてしまった。神の力により傷は一瞬で癒えるのだが記憶は消えていない。いわゆるタマヒュン案件の中でも一刀両断は最大級のダメージである。しかもその後10ページ、今度は彼の右中指をアマガミしたかと思いきや根本からブッツリ噛み切ってしまう。これもまた瞬時に治るのだが、不同意の人体欠損体験ツアーは普通にトラウマもんである。断っておくがかなC先生はスプラッタをしたいわけではなく、描写はあくまでコミカルである。だが冗談でも手品でもない。「男リョナ」「逆リョナ」という言葉があるように少なくともエロにおいて男性側が欠損するのはレアである。竿が欠損するとメンタル以前に物理的にエロ進行できなくなるからだろう。「ボクに無力感を与える」というストーリー上の意義は分かるとはいえ、エロ漫画としては上級者向けと呼ばせていただきたい。

鰐禍わにまが村の嫁子落とし

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copyright 2026 ワニマガジン あすぜむ

タイトル水神様の嫁子
作者あすぜむ
掲載誌ゼロス #137
ページ数22
ヒロイン
竿役清五郎/水神様
発射数2
公式タグフェラ / ポニーテール / 中出し / 乱交 / 処女 / 双子 / 巨乳 / ダーク系 / ハード系 / 複数 / 陰毛
修正白抜き修正

続いてあすぜむ先生の作品。こちらは哀しいというよりは胸糞な物語である。ヒロインは双子の菊と桜だ。双子比較表はこちら。

属性
続柄
扉絵
立ち位置
男勝りで
しっかり者
性格引っ込み思案
右目下ホクロ口元左
清五郎想い人清五郎
晴れた時犠牲の
取り決め
雨の時
陵辱その後不明

本作の舞台はコメント欄でも話題の悪名高い鰐禍わにまが村。双子の待ち受ける村の因習「嫁子落とし」は3ページに説明がある。

鰐禍わにまが村では双子の姉妹が成人すると片方が鰐禍ヶ淵わにまがぶちに飛び込み

「水神様」と結婚しなければならないという風習があった

そして水神様と結婚した者は 人間の男と結婚することは禁じられていた

農家にとって今でも渇水は命取りであり、人工降雨は現代技術でも実用は難しい。験担ぎを通り越した生け贄をしてでも渇水対策のためにこういう儀式はかつてあった。しかし本作の胸糞要因の一つとして「嫁子落とし」には明確な目的が無い。このため、後述の通り「村の男達の性欲解消」という名目と捉えられても仕方が無いのだ。そして本作最大の胸糞要素は、「双子のうちどちらが落ちるかは明確なルールが無く当人の話し合いで決める」という点である。おおよそ因習というものはやたら煩雑かつ強制的(選択権がない)であるからこそ機能する。「先に生理が来た方」とか理不尽でも客観的な要素で機械的に進められるようになっている。しかし少なくとも本作の二人は自分たちで犠牲者を決めるルールを決めた。「当日晴れたら菊が、雨なら桜が」飛び込むと。東京の平年の降雨日数は年間113日であり、この時点で菊が落ちる確率は桜の2倍以上ある。菊が自ら高リスクを引き受けたのだった。当日、晴天の鰐禍ヶ淵の前に立つ二人。覚悟を決めた菊に対し桜が泣いていた。しかし運命の悪戯、いよいよというところで雨が二人を濡らす。取り決めはあくまで二人の中だけである。この場合にどうするかは決めていない。菊は桜のほうに振り向く。その刹那、桜が何も言わず菊の背中を押した。

桜の季節に菊が満開

私は鰐禍ヶ淵に落とす=水神様と結婚する=死ぬ」という意味に取っていたのでこの後のエロシーンと時系列が違う、もしくは桜なのかと思っていた。実際は「淵に落ちる」というのは儀式的な意味合いで、桜に落とされた菊は男どもに攫われていた。あとはいわゆる生娘生贄モノと同じく、薬でトロかされ村のオッサンどもにマワされるという展開である。前段でこの姉妹は二人して庄屋の跡取りである清五郎さんという男と結婚したい、なので嫁子おとしは嫌だと言っていた。偶然なのか、今年だけなのか、「水神役」として現れた本作メイン竿役こそが清五郎その人だった、らしい。読者はここまで清五郎さんを見ておらず、仮面で登場した男を菊が清五郎さんと呼んだ以上のことは分からない。彼は菊に詫びたので、御本人ではあるのだろう。彼女は諦めたように股を差し出す。そして清五郎が菊に中出しして本作はオチとなる。救いがない、のかどうかもよく分からない。ホラー作品は「物語の主要な要素が未解決」である必要があると私は考えている。どんな作品でも中盤モヤモヤした要素があるが、事件の背景など解決を見ることで結末を心置きなく受け入れられる。たとえ主人公が生還したとしても何か未解決要素が残っているモヤモヤこそがホラーを完成させていると言える。本作も姉妹二人ともこの後どうなったのか分からない。桜は清五郎と結ばれるのか、互いの境遇を二人は知るのか、それとも菊に未来はないのか。何も描かれてはいない。ヒロインは文句なく美形であり、少し訛っているのも良い。「かわいそうなのは抜ける」という方にはうってつけの作品である。

Jakucho

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copyright 2026 ワニマガジン warabite

タイトル蓮、至りて雌。
作者warabite
掲載誌ゼロス #137
ページ数30
ヒロイン久夛良木妙蓮
竿役大楽
発射数6
公式タグフェラ / パイパン / ムチムチ / においフェチ / 中出し / お姉さん / 尻フェチ / 巨乳 / 手コキ / 淫乱 / 潮吹き / 熟女 / 童貞
修正白抜き修正

掲載順ではこちらが前なのだが、最後にwarabite先生の作品をご紹介する。上2作と違い欠損描写も胸糞描写も特にない。しかし本稿を書く原動力とさせて頂いた超上級者向け作品である。本作ヒロインは尼寺の住持、久夛良木妙蓮くたらぎみょうれん様。以前何度も「修道女シスター」の話はご紹介してきた、古代エジプトやら神道の巫女やらというのはあったが、比丘尼というのは令和初ではなかろうか。例によって尼僧について調べてみたが、意外にも記述は少ない。奈良時代に国分寺・国分尼寺が各地に建立されたというのは日本史で聞かれた方も多いと思うが、実は女性に対する授戒は当時禁じられており尼僧そして国分尼寺は激減する。これではいけないと鎌倉期に女性に対する授戒を行う寺院が増えるものの、明治維新後に男権中心の風潮が進み今以て尼僧は少ない。近年の尼界隈のトップランナーは満場一致で瀬戸内寂聴大僧正ということになろう。大正生まれの彼女は小説家として、タレントとして、そして数々のスキャンダルを愉しんだ事で非常に高名な存在だったが、2021年に99歳で遷化されてしまった。彼女はエロ方面にも臆せず物を言われるタイプであり、僧侶という立場も踏まえセックスシンボルとして崇められるに足る存在だと思う反面、大変罰当たりな偏見であるが若い頃の写真を踏まえても性欲をそそられる感じでは無かったのはやるせないところだ。なお尼僧は「髪削ぎ」といって肩ぐらいまで髪を切ればよいらしく、妙蓮様も丸坊主というわけでは無い。

五蘊盛苦♡

本作竿役の大楽は妙蓮様の同山の弟弟子にあたる僧侶らしく、妙蓮様のことを「姐様」と呼んでいる。仏僧は施しを受けるなどの特権がある一方で肉食や女犯を戒律で禁じられている。明治5年までは取り締まりの対象であり、セックスしたことがバレれば日本橋などの晒し場で晒された上で本寺から破門などの処罰を受けることもあった。本作は時代がかった設定ではあるが、コメント欄にも書かれているように妙蓮様はせくしぃならんじぇりぃを召しておられるので現代劇である。開幕いきなり大楽に押し倒される妙蓮様だが、これは本当に出会っていきなりの事だったらしい。我に返った大楽の申すには、座禅しても「常に蠢く女体に拙僧は覆われ煩悩の深みから抜け出す事叶わず」という体たらくで、読経中に勃起するというなかなかの末期症状であることを5・6ページ見開きで訴えた。大楽は敢えて尼寺に身を置き、妙蓮様の近くにて忍耐力を涵養できればエロ妄想から解脱出来るのでは無いかと願い出る。尼寺にとってハイリスク極まりない申し出に対し、妙蓮様は男気もとい篤い慈悲心でこれを受諾した。泣いて感謝する大楽。妙蓮様がまず指摘したのはこの時点で勃起しているのをまず何とかしろ、という尤もな惨状だった。大楽は立ち上がって何故か袈裟を脱ぎ払い、瞑目合掌して煩悩退散を図る。しかし「目を閉じると妙蓮様の香りが鼻腔を抜けて頭蓋に染みわたる」「あああ…ッ 姐様が…那由他に溢れゆく!!」彼は性に関しては見かけ倒しのポンコツだった。一方で妙蓮様は宣わく「久しく男日照りの中にいる尼僧に こんなビンッビンに膨らませたデカ魔羅天幕突きつけて… 本当は最初から手籠めにするつもりだったのでしょう?」そして手コキを始めだした。いわゆる「男の人ってこうなったら精子出さないと鎮まらないんでしょう?」というやつである。11ページからは、基本的に妙蓮様のターンである。「この仏罰チンポで– 喜んで 妙蓮は 地獄に征きます♡」そう念じて愚息に顔をこすりつける妙蓮様。14ページから16ページへ、ド迫力の口内発射の2連撃。座り位置の関係でこれが仏壇にまで飛んでしまう。壇射した子種を拭き取ろうと妙蓮様がムチプリの尻を大楽に向けた刹那、大楽が法衣の裾をまくってケツメドに顔を埋めた。そして後背位でのロストチェリー。とにかく言葉責めがやたら大層なのだが、22ページ、3こすりどころか1コマで中出しである。そう、さすがに御本尊の前で避妊具など持っているはずが無い。と思いきや、「喝っ!!」なんと妙蓮様は巨乳の谷間にコンドームを6個も挟んでいた。「貴方にまだ涅槃を想う初志が一欠片でも残っているならば… この久夛良木妙蓮に– 避妊具しれんを超えて今ひと度!! 心行くまで種付けてみせませいッ!!」どちらかというとバトルギャグ漫画のような様相でこのまま壮絶なエロシーンに突入してオチとなる。最後のセリフ「五蘊盛苦ままならぬ♡」については、石見やそや先生「無理すんなババア (X-EROS #103)」にて詳説させて頂いたのでこちらを参照頂きたい。とにかくハイテンションで圧倒される本作。エロは盛りだくさんであり、言葉責めがお好きな向きには刺さる文言も随所に光っている。とはいえ如何せんキャラの圧が強く途中で折れた方もいるかもしれない。komifloに加入して日が浅い方は他にもっとマイルドな作品が山とあるので思う存分ヌいて頂きたい。その先で、いつか本稿のことを思い出して頂ければ幸いである。

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